京都牝馬S2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

2019年2月16日、京都競馬場で京都牝馬ステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはミスパンテール、ワントゥワン、アルーシャ、リバティハイツ、ベルーガらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、今回は距離短縮後の過去3年のデータを対象とした。


目次

京都牝馬Sの配当傾向

三連単の高額配当は2016年の36,210円で、その他の2年も万馬券と波乱の傾向にある。

一方で単勝オッズは300-470円と人気馬の優勝が目立ち、軸馬としては逆らえないだろう。

馬連は最高配当が2016年の3,500円で昨年は860円、比較的固く決着する傾向にある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 関東馬に注目

距離短縮後も関西馬の優勝が続く状況であるが、関東馬も3年連続で2着に入線しており、無視はできない。いずれも高い支持を受けていると言い難い状況での好走と言える。

2018年 デアレガーロ(4人気/2着)
2017年 ワンスインナムーン(7人気/2着)
2016年 マジックタイム(6人気/2着)

予想参考データ② 好走種牡馬に注目

近年は父ロイヤルチャージャー系・ミスタープロスペクター系で上位が占められる。人気馬も穴馬も基本的にはこの系統から狙うのが良いだろう。相性の良い種牡馬を以下に挙げる。

キングカメハメハ ( 13- 16- 11- 80)
勝率 10.8% │ 複勝率 33.3%

ディープインパクト ( 11- 5- 5- 46)
勝率 16.4% │ 複勝率 31.3%

ダイワメジャー  ( 10- 8- 8- 53)
勝率 12.7% │ 複勝率 32.9%

タイキシャトル ( 7- 5- 3- 42)
勝率 12.3% │ 複勝率 26.3%

マンハッタンカフェ ( 5- 7- 3- 32)
勝率 10.6% │ 複勝率 31.9%

今年の出走予定馬の中では上記種牡馬産駒に注目したい。

予想参考データ③ 後方待機組に注目

レース全体の傾向として逃げ馬は苦戦傾向にある。比較的中段から後方待機の馬が最後に突っ込んでくるケースが多く、穴馬もここから選定するのが良いだろう。以下に過去の好走馬の道中の位置取りを記す

2018年 ミスパンテール(1人気/6-6)/ デアレガーロ(4人気/10-10)/ エスティタート(5人気/8-9)
2017年 レッツゴードンキ(1人気/12-7)/ ワンスインナムーン(7人気/5-4)/ スナッチマインド(5人気/13-10)
2016年 クイーンズリング(1人気/5-3)/ マジックタイム(6人気/10-10)/ ウインプリメーラ(3人気/8-7)

人気薄の馬ほどこの傾向が強いと言える。今年も後方待機組を中心に選定して、逆に人気薄の逃げ・先行馬は軽視したい。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはデアレガーロ、ディメンシオン、リナーテだ。

デアレガーロは昨年も2着に好走しているが今年は人気を落としそうだ。関東馬、好走血統のマンハッタンカフェ、中段・後方待機組と今年の出走予定馬では唯一条件を全て満たす。今年も好走に期待がかかる。

ディメンシオンは相性の良いディープインパクト産駒、脚質は比較的自在性があるが中段以降での競馬も可能性はあるだろう。直線での末脚に期待したい。

リナーテも追い込みが期待される一頭。父ステイゴールド産駒の成績は他のサンデー系と比較すると同条件では見劣りするが、同じサンデー系として注目したい。

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