昨年とは比べ物にならないほど順調な今シーズン
走る気持ちを取り戻したトレヴは史上初の「凱旋門賞3連覇」を大目標に、春は国内のレースに専念した。
5月のGIIコリーダ賞を快勝すると、かつてエルコンドルパサーも制したGIサンクルー大賞に出走。昨年の凱旋門賞2着馬で、香港ヴァーズも制したフリントシャーや、3月のドバイシーマクラシックを制したドルニヤなどを寄せ付けずに快勝し、昨年とは比べ物にならないほど順調なスタートを切った。
9月13日に行われたヴェルメイユ賞では2012年の凱旋門賞を彷彿とさせるレース振りで圧勝しての参戦となる。
9月13日ヴェルメイユ賞
大偉業達成へ
9月17日現在、大手ブックメーカーであるウィリアムヒルはトレヴの単勝を1.8倍としている。
凱旋門賞を連覇している馬が前年以上にパフォーマンスを上げ参戦してくるのだから当然だろう。歴史上凱旋門賞を3連覇した馬は存在しない。この大偉業が達成されるのか否かが今年の凱旋門賞最大の注目点であることは間違いない。
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