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東京ダービーとは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程

この記事の要点

  • 東京ダービーは、大井競馬場のダート2000m(外回り・右)で行われる3歳のJpnⅠ。3歳のダート三冠の二冠目で、2026年は6月10日(水)に第72回が行われた
  • 2023年までは南関東4場(大井・船橋・川崎・浦和)の馬だけが出る南関東の重賞で、2024年にJRAの馬も出られるJpnⅠになり、1着賞金も5,000万円から1億円に上がった
  • JpnⅠになった2024〜2026年の3回は、JRA所属の馬が3勝。それより前の1996〜2023年の28回は、船橋13勝、大井7勝、川崎6勝、浦和2勝だった
  • 2027年は6月9日(水)に第73回が行われる予定。1986〜2026年の41回で最も多く勝った騎手は戸崎圭太騎手(5勝)、調教師は川島正行調教師(5勝)
東京ダービーとは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程
目次
  1. 東京ダービーとは?大井・ダート2000mの3歳JpnⅠ
  2. 東京ダービーのレースの条件(2026年)
  3. 東京ダービーの日程(2027年の予定と2026年の結果)
  4. 東京ダービーの歴代優勝馬(1996〜2026年)
  5. 表から数えられること(JRA所属と地方所属、騎手・調教師、人気)
  6. 東京ダービーの歴史(1955年の第1回から)
  7. 東京ダービーの馬券の買い方
  8. 東京ダービーのまとめ

東京ダービーとは、大井競馬場のダート2000mで毎年6月に行われる3歳のJpnⅠで、3歳のダート三冠の二冠目だ。2023年までは南関東の馬だけのダービーだったが、2024年にJRAの馬も出られるJpnⅠになった。本記事では、レースの条件と賞金、2027年の日程、1986〜2026年の歴代優勝馬、表から数えたJRA所属と地方所属の勝ち数、騎手・調教師の勝ち数、1955年からの歴史をまとめる。

東京ダービーとは?大井・ダート2000mの3歳JpnⅠ

東京ダービーは、地方競馬の大井競馬場で行われる3歳馬のダートの重賞で、格付けはJpnⅠだ。2024年に3歳のダート三冠(羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシック)ができたときに、その二冠目になった。JRAの日本ダービー(東京優駿)とは別のレースだ。

2023年までは、南関東4場(大井・船橋・川崎・浦和)の3歳馬が争う「南関東のダービー」で、2023年の格付けは南関東のSⅠだった。2024年からは、JRA所属の馬と、南関東以外を含む地方所属の馬が同じレースに出られる。

回数は1955年の第1回から通して数えていて、2026年が第72回になる。

三冠の3競走の時期と前哨戦、JpnⅠとGⅠの表記の違いは「ダートグレード競走とは」で整理している。

東京ダービーのレースの条件(2026年)

2026年の条件は次のとおり。

項目 内容
格 JpnⅠ
競馬場 大井競馬場
コース ダート2000m(外回り・右回り)
出走できる馬 サラブレッド系3歳の牡馬・牝馬
負担重量 定量(57kg、牝馬は2kg減)
1着賞金 1億円(2026年)

大井の2000mは外回りを使い、4コーナーからスタートして、最初のコーナーまで約500mある。

優先出走権と、JRA所属の馬の頭数

2026年は、前のレースの上位馬に優先出走権が与えられた。地方所属の馬は、羽田盃の上位3頭、ユニコーンステークス(JRA・GⅢ)の2着以内の上位1頭、クラウンカップと東京湾カップの1着馬。JRA所属の馬は、羽田盃で5着以内の上位3頭と、ユニコーンステークスの2着以内の上位1頭だ。

JpnⅠになった2024〜2026年は、3回とも16頭が走り、そのうちJRA所属の馬は4頭だった(編集部が数えた)。地方所属の馬は南関東の馬が中心で、2024年は高知、2025年は北海道、2026年は兵庫と岩手の馬も出ている。

1着賞金の移り変わり

1着賞金は、年によって次のように変わってきた。

年 1着賞金
1986・1987年 3,400万円
1988年 4,000万円
1989年 4,500万円
1990年 5,200万円
1991年 6,000万円
1992・1993年 6,800万円
1994〜1996年 6,500万円
1997・1998年 6,600万円
1999・2000年 6,500万円
2001・2002年 5,500万円
2003・2004年 5,000万円
2005〜2010年 4,500万円
2011〜2020年 4,200万円
2021〜2023年 5,000万円
2024〜2026年 1億円

JpnⅠになった2024年に、前の年の2倍の1億円になった。

東京ダービーの日程(2027年の予定と2026年の結果)

2027年の東京ダービーは、6月9日(水)に大井競馬場で第73回が行われる予定だ(南関東の公式が発表した現段階の予定)。

2026年の東京ダービーは、6月10日(水)に行われた。

項目 内容
日付 2026年6月10日(水)
競馬場 大井競馬場(東京都品川区)
コース ダート2000m(外回り・右回り)
回 第72回
頭数 16頭
1着 フィンガー(JRA、戸崎圭太騎手、2番人気)
勝ちタイム 2分04秒4(重)

2着は1番人気のシルバーレシオ(JRA)で、3着もリアライズグリント(JRA)と、JRA所属の馬が1〜3着を占めた。

東京ダービーの歴代優勝馬(1996〜2026年)

1996年から2026年までの31回の優勝馬は次のとおり。所属は勝ったときの馬の所属(JRAか、地方競馬の所属の競馬場)。2023年までは南関東4場の馬だけのレースだった。

年 回 優勝馬 性齢 所属 騎手 調教師 人気 タイム 馬場
2026 第72回 フィンガー 牡3 JRA 戸崎圭太 田中博康 2番人気 2:04.4 重
2025 第71回 ナチュラルライズ 牡3 JRA 横山武史 伊藤圭三 1番人気 2:03.8 不良
2024 第70回 ラムジェット 牡3 JRA 三浦皇成 佐々木晶三 1番人気 2:06.1 稍重
2023 第69回 ミックファイア 牡3 大井 御神本訓史 渡邉和雄 1番人気 2:04.8 重
2022 第68回 カイル 牡3 浦和 本橋孝太 小久保智 6番人気 2:07.1 重
2021 第67回 アランバローズ 牡3 船橋 左海誠二 林正人 1番人気 2:06.6 良
2020 第66回 エメリミット 牡3 船橋 山口達弥 林正人 9番人気 2:06.9 良
2019 第65回 ヒカリオーソ 牡3 川崎 山崎誠士 岩本洋 3番人気 2:09.4 良
2018 第64回 ハセノパイロ 牡3 船橋 矢野貴之 佐藤賢二 2番人気 2:06.7 重
2017 第63回 ヒガシウィルウィン 牡3 船橋 森泰斗 佐藤賢二 2番人気 2:06.9 重
2016 第62回 バルダッサーレ 牡3 大井 吉原寛人 中道啓二 3番人気 2:06.9 良
2015 第61回 ラッキープリンス 牡3 浦和 今野忠成 小久保智 9番人気 2:07.5 稍重
2014 第60回 ハッピースプリント 牡3 大井 吉原寛人 森下淳平 1番人気 2:05.9 良
2013 第59回 インサイドザパーク 牡3 船橋 左海誠二 林正人 4番人気 2:07.2 良
2012 第58回 プレティオラス 牡3 大井 本橋孝太 森下淳平 6番人気 2:06.8 良
2011 第57回 クラーベセクレタ 牝3 船橋 戸崎圭太 川島正行 1番人気 2:06.5 良
2010 第56回 マカニビスティー 牡3 大井 戸崎圭太 松浦備 1番人気 2:06.7 良
2009 第55回 サイレントスタメン 牡3 川崎 金子正彦 足立勝久 8番人気 2:06.7 稍重
2008 第54回 ドリームスカイ 牡3 川崎 戸崎圭太 内田勝義 10番人気 2:06.5 不良
2007 第53回 アンパサンド 牡3 川崎 戸崎圭太 池田孝 3番人気 2:05.0 良
2006 第52回 ビービートルネード 牡3 川崎 町田直希 武井榮一 12番人気 2:07.5 良
2005 第51回 シーチャリオット 牡3 船橋 内田博幸 川島正行 1番人気 2:05.3 良
2004 第50回 アジュディミツオー 牡3 船橋 佐藤隆 川島正行 2番人気 2:05.2 良
2003 第49回 ナイキアディライト 牡3 船橋 石崎隆之 出川龍一 1番人気 2:08.9 良
2002 第48回 キングセイバー 牡3 川崎 酒井忍 八木仁 7番人気 2:08.0 良
2001 第47回 トーシンブリザード 牡3 船橋 石崎隆之 佐藤賢二 1番人気 2:07.5 不良
2000 第46回 ヒノデラスタ 牡3 船橋 桑島孝春 出川克己 3番人気 2:06.9 良
1999 第45回 オリオンザサンクス 牡3 大井 早田秀治 赤間清松 2番人気 2:07.7 稍重
1998 第44回 アトミックサンダー 牡3 船橋 張田京 川島正行 4番人気 2:34.3 良
1997 第43回 サプライズパワー 牡3 船橋 石崎隆之 川島正行 1番人気 2:35.7 稍重
1996 第42回 セントリック 牡3 大井 宮浦正行 岡部盛雄 4番人気 2:36.3 良

1998年までは2400m、1999年からは2000mで行われている。1996〜2000年の性齢は当時の数え年で記録されているが、表では今の数え方に直している。

2000mになってからの28回の勝ちタイムで最も速いのは、2025年のナチュラルライズの2分03秒8(不良)。最も遅いのは2019年のヒカリオーソの2分09秒4(良)だ。

1986〜1995年の優勝馬

1986〜1995年は、所属と人気を確かめられなかったので、別の表にした。距離はすべて2400mで、性齢は今の数え方に直している。

年 回 優勝馬 性齢 騎手 調教師 タイム
1995 第41回 ジョージタイセイ 牡3 藤村和生 武森辰己 2:35.0
1994 第40回 カネショウゴールド 牡3 一ノ瀬亨 照沼一二 2:35.2
1993 第39回 プレザント 牡3 桑島孝春 高松弘之 2:36.0
1992 第38回 グレイドショウリ 牡3 石崎隆之 大山二三夫 2:36.5
1991 第37回 アポロピンク 牝3 鈴木啓之 小筆昌 2:37.2
1990 第36回 アウトランセイコー 牡3 高橋三郎 広瀬龍夫 2:38.3
1989 第35回 ロジータ 牝3 野崎武司 福島幸三郎 2:40.9
1988 第34回 ウインドミル 牡3 石川綱夫 朝倉文四郎 2:38.4
1987 第33回 ジヨージレツクス 牡3 本間茂 赤間清松 2:38.0
1986 第32回 ハナキオー 牡3 堀千亜樹 武森辰己 2:35.6

表から数えられること(JRA所属と地方所属、騎手・調教師、人気)

ここからの数字は、上の表から編集部が数えたものだ。所属と人気は1996〜2026年の31回、騎手と調教師は1986〜2026年の41回を数えた。

JpnⅠになった2024年からのJRA所属と地方所属

年 1着 2着 3着
2026 フィンガー(JRA) シルバーレシオ(JRA) リアライズグリント(JRA)
2025 ナチュラルライズ(JRA) クレーキング(JRA) シーソーゲーム(大井)
2024 ラムジェット(JRA) サトノエピック(JRA) アンモシエラ(JRA)

2024〜2026年の3回は、JRA所属の馬が3勝で、2着も3回ともJRA所属の馬だった。各年4頭のJRA所属の馬に対し、地方所属の馬は12頭ずつ出ているが、最もよい着順は2025年のシーソーゲーム(大井)の3着だ。

2023年までの所属別の勝ち数(南関東4場)

所属 勝ち数(1996〜2023年)
船橋 13勝
大井 7勝
川崎 6勝
浦和 2勝

南関東の馬だけのレースだった1996〜2023年の28回では、船橋所属の馬が13勝で最も多い。地元の大井所属の馬は7勝で、最後の勝ちは2023年のミックファイアだ。川崎所属の馬は2006〜2009年に4年続けて勝っている。

2勝以上した騎手と調教師

騎手で最も多く勝ったのは、戸崎圭太騎手の5勝(2007・2008・2010・2011・2026年)。2007〜2011年の4勝は大井所属の騎手として、2026年はJRA所属の騎手としての勝ちだ。次いで石崎隆之騎手が4勝(1992・1997・2001・2003年)。2勝は、桑島孝春騎手(1993・2000年)、本橋孝太騎手(2012・2022年)、左海誠二騎手(2013・2021年)、吉原寛人騎手(2014・2016年)の4人になる。

調教師では、船橋の川島正行調教師が5勝(1997・1998・2004・2005・2011年)で最も多い。3勝は佐藤賢二調教師(2001・2017・2018年)と林正人調教師(2013・2020・2021年)、2勝は赤間清松調教師(1987・1999年)、森下淳平調教師(2012・2014年)、小久保智調教師(2015・2022年)だ。

騎手・調教師は名前で数えている。

優勝馬の人気と牝馬

人気 勝ち数(1996〜2026年)
1番人気 11勝
2番人気 5勝
3番人気 4勝
4番人気 3勝
6番人気 2勝
7番人気 1勝
8番人気 1勝
9番人気 2勝
10番人気 1勝
12番人気 1勝

1〜3番人気の馬が31回のうち20勝。最も人気のなかった優勝馬は、2006年のビービートルネード(川崎)の12番人気だ。JpnⅠになってからの3回は、1番人気が2勝、2番人気が1勝になっている。

牝馬の優勝は、1986〜2026年の41回で、1989年のロジータ、1991年のアポロピンク、2011年のクラーベセクレタ(船橋)の3頭だ。

同じ大井の2000mで行われる古馬のJpnⅠの条件と歴代優勝馬は「帝王賞とは」で並べている。

東京ダービーの歴史(1955年の第1回から)

東京ダービーは、1955年に大井の2000mで始まり、南関東の3歳の重賞を経て、2024年にJRAの馬も出られるJpnⅠになったレースだ。

年 できごと
1955年 第1回。2000mで行われる
1967年 距離が2400mになる
1996〜1998年 7月の木曜日に行われる
1999年 6月に戻り、距離が再び2000mになる
2005年 この年から毎年、6月の水曜日に行われる
2023年 南関東の馬だけのレースとして最後の年。ミックファイア(大井)が勝つ
2024年 JpnⅠに格付けされ、JRAの馬も出られる3歳のダート三冠の二冠目になる。1着賞金が1億円になる
2026年 6月10日(水)に第72回が行われ、フィンガー(JRA)が勝つ
2027年 6月9日(水)に第73回が行われる予定

1986〜1995年は6月に行われ、2002年だけは5月30日(木)の開催だった。

東京ダービーの馬券の買い方

東京ダービーは大井競馬場の地方競馬のレースなので、馬券は地方競馬の投票サービスで買う。地方競馬の全レースを発売するSPAT4と楽天競馬なら買える一方、オッズパークは南関東4場を除くため大井のレースは買えず、JRAのネット投票(即PAT・A-PAT)はJRAが発表した発売レースに限られる(2026年10月時点)。

それぞれのサービスの違いと始め方は「地方競馬のネット投票の方法」で比べている。

東京ダービーのまとめ

東京ダービーは、大井競馬場のダート2000mで行われる3歳のJpnⅠで、3歳のダート三冠の二冠目だ。1955年に始まり、2023年までは南関東の馬だけのダービーだったが、2024年にJpnⅠになって1着賞金も1億円に上がった。2024〜2026年の3回はJRA所属の馬が勝ち、2027年は6月9日(水)に第73回が行われる予定だ。

大井競馬場の行き方とコースは「大井競馬場ガイド」で、年末に同じ2000mで行われるGⅠは「東京大賞典とは」でまとめている。

三冠の一冠目と三冠目の歴代優勝馬は「羽田盃とは」と「ジャパンダートクラシックとは」で並べている。

よくある質問

東京ダービーとはどんなレース?
大井競馬場のダート2000mで毎年6月に行われる3歳のJpnⅠだ。羽田盃・ジャパンダートクラシックと並ぶ3歳のダート三冠の二冠目で、2024年からはJRA所属の馬も地方所属の馬も出られる。2023年までは南関東4場の馬だけが出る重賞だった。
2027年の東京ダービーはいつ?
2027年は6月9日(水)に、大井競馬場で第73回が行われる予定だ(南関東の公式が発表した現段階の予定)。
東京ダービーの1着賞金はいくら?
2024〜2026年は1億円。JpnⅠになる前は、2011〜2020年が4,200万円、2021〜2023年が5,000万円だった。
東京ダービーにJRAの馬は出られる?何勝している?
2024年から出られる。JpnⅠになった2024〜2026年の3回は、いずれもJRA所属の馬が勝ち、2着もJRA所属の馬だった。それより前は南関東4場の馬だけのレースだった。
東京ダービーで最も多く勝った騎手は?
編集部が1986〜2026年の41回を数えると、戸崎圭太騎手の5勝が最も多い。大井所属だった2007・2008・2010・2011年に4勝し、JRA所属になってから2026年のフィンガーで5勝目を挙げた。
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