大井競馬場ガイド|アクセス・コースの特徴・帝王賞や東京大賞典・指定席

この記事の要点
- 大井競馬場は東京都品川区勝島にある地方競馬の競馬場で、主催は特別区競馬組合。東京モノレールの大井競馬場前駅から徒歩約2分
- コースは右回りの外回り(1周1,600m)・内回り(1周1,400m)と、左回りの外回り。外回りの直線486m(右回りのゴールまで386m)は地方競馬の競馬場で最も長い
- 2026年は東京大賞典(GⅠ、12月29日)、帝王賞(JpnⅠ)など10のダートグレード競走を行う
- ナイター「トゥインクルレース」は3〜12月。駐車場は1,471台で2,000円(2026年10月時点)
大井競馬場は、東京都品川区にある地方競馬の競馬場だ。主催者は特別区競馬組合で、「東京シティ競馬(TCK)」の名前で公式サイトやSNSを運営している。右回りと左回りの両方のコースを持ち、年末の東京大賞典(GⅠ)や帝王賞(JpnⅠ)の舞台になる。本記事では、基本データ、電車・バス・車でのアクセス、コースの数字、主な重賞、開催日とナイター、指定席と場内の施設をまとめる。
大井競馬場はどんなところ?基本データ
大井競馬場の基本的なデータは次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区勝島2-1-2 |
| 最寄り駅 | 東京モノレール 大井競馬場前駅(出口から徒歩約2分) |
| ほかに使える駅 | 京急 立会川駅(徒歩約12分) |
| 主催者 | 特別区競馬組合 |
| コース | ダート。右回り(外回り1周1,600m・内回り1周1,400m)、左回り(外回り) |
| 外回りの直線 | 486m |
| ナイターの愛称 | トゥインクルレース(3〜12月) |
| ダートグレード競走 | 東京大賞典(GⅠ)、帝王賞(JpnⅠ)など10競走(2026年) |
※2026年10月時点
大井競馬場は都心に近い品川区にあり、ハイセイコーやイナリワンもこの競馬場から出た。地方競馬の主催者のしくみや中央競馬との違いは「地方競馬とは」で解説している。
大井競馬場へのアクセス
電車・バスで行く
大井競馬場は、東京モノレールと京急の駅から歩いて行けるほか、JRの駅から都営バスも出ている。
| 駅 | 路線 | 行き方 |
|---|---|---|
| 大井競馬場前駅 | 東京モノレール | 出口から徒歩約2分 |
| 立会川駅 | 京急 | 出口から徒歩約12分 |
| 品川駅 | JR | 高輪口2番のりばから都営バスで「大井競馬場前」下車 |
| 目黒駅 | JR | 東口1番のりばから都営バスで「大井競馬場前」下車 |
いちばん近いのは東京モノレールの大井競馬場前駅だ。
車で行く・駐車場
車やタクシーの場合、羽田空港から約10分、品川駅から約20分かかる。首都高速を使うときは、千葉方面からは湾岸線の大井南I.C.、横浜方面からは1号羽田線の平和島I.C.で降りると、どちらも競馬場まで約5分だ。
駐車場は次のとおり(2026年10月時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 台数 | 1,471台(お盆や年末の開催など、特定の日は2,123台) |
| 料金 | 2,000円(オートバイは200円) |
大井競馬場のコースの特徴
大井のコースはダートだけで、外回りと内回りがある。外回りは右回りと左回りの両方で使え、内回りは右回りだけだ。地方競馬全国協会は、大井を「現在において世界で唯一の左右両回りコースの競馬場」としている。
| 外回り(右回り) | 外回り(左回り) | 内回り(右回り) | |
|---|---|---|---|
| 1周 | 1,600m | 1,600m | 1,400m |
| 直線 | 486m | 486m | 386m |
| ゴールまで | 386m | 300m | 286m |
| 幅員 | 25m | 25m | 25m |
| フルゲート | 16頭 | 14頭 | 16頭 |
| 高低差 | 平坦 | 平坦 | 平坦 |
外回りの直線486mは、地方競馬全国協会の案内で地方競馬最長とされている。15場の数字を並べても、直線が400mを超えるのは大井の外回りだけで、門別の外回り・盛岡・川崎が400mで続く。ゴールまでの距離で見ても、右回りの外回りの386mは15場でいちばん長い。
同じ外回りでも、ゴールまでの距離は右回りが386m、左回りが300mと86m違う。
大きなレースの距離
ダートグレード競走は、2026年はすべて右回りで行われる。距離は1,200m、1,700m、1,800m、2,000mの4つだ。
- 2,000m: 外回りを使う。4コーナーからのスタートで、最初のコーナーまで約500mある。帝王賞、東京ダービー、ジャパンダートクラシック、東京大賞典の距離
- 1,800m: ホームストレッチからスタートし、1周1,600mの外回りを1周して200m走る。1コーナーまでは約300m。羽田盃、雲取賞、レディスプレリュードの距離
大井競馬場の主な重賞
ダートグレード競走(2026年)
2026年、大井競馬場では次の10のダートグレード競走を行う。地方競馬の競馬場で行われるGⅠは、大井の東京大賞典だけだ。
| 実施日 | レース | 格 | 距離 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 2月18日(水) | 雲取賞 | JpnⅢ | 1,800m | 3歳 |
| 3月25日(水) | 京浜盃 | JpnⅡ | 1,700m | 3歳 |
| 4月15日(水) | 東京スプリント | JpnⅢ | 1,200m | |
| 4月29日(祝水) | 羽田盃 | JpnⅠ | 1,800m | 3歳。ダート三冠の一冠目。1着賞金6,000万円 |
| 6月10日(水) | 東京ダービー | JpnⅠ | 2,000m | 3歳。ダート三冠の二冠目。1着賞金1億円 |
| 7月1日(水) | 帝王賞 | JpnⅠ | 2,000m | 4歳以上。1着賞金8,000万円 |
| 10月6日(火) | レディスプレリュード | JpnⅡ | 1,800m | 牝馬 |
| 10月7日(水) | ジャパンダートクラシック | JpnⅠ | 2,000m | 3歳。ダート三冠の三冠目。1着賞金8,000万円 |
| 10月8日(木) | 東京盃 | JpnⅡ | 1,200m | |
| 12月29日(火) | 東京大賞典 | GⅠ | 2,000m | 3歳以上。1着賞金1億円 |
※すべて右回り。2026年10月時点で残っているのは東京大賞典
JpnⅠ以上は5競走で、3歳のダート三冠(羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシック)はすべて大井で行う。羽田盃と東京ダービーは、2024年にJRAの馬も出られるJpnⅠになった。ジャパンダートクラシックは、それまでJpnⅠだったジャパンダートダービーが、2024年に名前と時期を変えたレースだ。格付けの仕組みとほかの競馬場のJpnⅠは「ダートグレード競走とは」にまとめている。
東京大賞典は1995年にJRAとの交流競走になり、1997年にGⅠに格付けされた。1998年から今の2,000mで行われ、1999年からは12月29日の開催が続いている。
JBC(JBCクラシックなど)は全国の競馬場の持ち回りで、第1回の2001年や2023年など、大井でも何度も行われている。2026年は11月3日に金沢で行われる。
南関東の重賞
浦和・船橋・大井・川崎の南関東4場には、ダートグレード競走のほかに、SⅠ・SⅡ・SⅢの独自の格付けの重賞がある。年間の日程は、地方競馬全国協会の地方競馬重賞競走の日程で確かめられる。
開催日とナイター(トゥインクルレース)
大井は、浦和・船橋・川崎と日をずらして開催している。南関東4場の主な開催曜日は月〜金で、いずれか1〜2場が開催する(2026年10月時点)。全国15場の開催曜日とナイターの時期は「地方競馬場一覧」の表で見比べられる。
大井のナイター開催は「トゥインクルレース」の愛称で、3月から12月まで行われる。たとえば2026年10月26日(月)〜30日(金)の開催は、時刻が次のようになっている。
| 日 | 開門 | 第1競走 | メインレース | 最終競走 |
|---|---|---|---|---|
| 10月26・28・29・30日 | 13時50分 | 14時30分 | 20時10分 | 20時50分 |
| 10月27日 | 13時40分 | 14時20分 | 20時10分 | 20時50分 |
1〜2月はナイター開催の時期に入っていない。2026年2月18日の雲取賞は、16時35分の発走だった。
大井のレースの馬券は、競馬場のほか、SPAT4などのネット投票サービスでも買える。サービスごとの違いは「地方競馬のネット投票の方法」で比べている。
入場・指定席・場内の施設
指定席の種類と料金
大井競馬場の指定席は、G-FRONT、L-WING、4号スタンドの3つの建物にある。主な席と、ふだんの開催日の料金(通常料金)は次のとおり(2026年10月26日時点)。
| 席 | 場所 | 席数 | 通常料金 |
|---|---|---|---|
| ヴィクトリーシート | G-FRONT2階 | 272席 | 1,000円 |
| プライムシート | G-FRONT3階 | 172席 | 3,000円 |
| プライムボックス | G-FRONT3階 | 6室 | 12,000円 |
| プライムルーム | G-FRONT3階 | 4室 | 30,000円 |
| ウイングシート | L-WING3階 | ー | 2,000円 |
| ウイングボックス | L-WING4階 | 21室 | 6,000〜10,000円 |
| ウイングルーム | L-WING4階 | 20室 | 14,000〜24,000円 |
| ダイアモンドターン | 4号スタンド4階 | 18タイプ | ー |
※席数は地方競馬全国協会の競馬場ガイドによる。ウイングシートの席数と、ダイアモンドターンの料金は表に入れていない
指定席の料金は、日によって3段階に分かれる。東京大賞典の日(12月29日)はスーパープレミアム料金、羽田盃・東京ダービー・帝王賞・ジャパンダートクラシックの日と年末開催(12月30・31日)はプレミアム料金で、それ以外の日は通常料金だ。たとえばヴィクトリーシートは、スーパープレミアム料金が3,000円、プレミアム料金が2,000円になる。
4号スタンドのゴンドラシート(5階)とミリオンシート(3階)は、地方競馬全国協会のガイドでは営業休止となっている。G-FRONT3階と会員制の指定席のエリアは、席にいながら馬券を買うオールキャッシュレスの在席投票になっている。ダイアモンドターンは、ブッフェ形式の料理を食べながらレースを見る観戦型のレストランだ。
指定席は、予約サイト(TCK TICKET)と、場内の正門・G-FRONT1階の発売所で買える。指定席券を買った人は、入場料がかからない。東京大賞典の日(12月29日)の指定席の発売方法は、TCK TICKET の案内で確かめてほしい。入場料は、東京シティ競馬の公式サイトで確かめてほしい。
場内の施設
- ハイセイコー馬像: 大井出身のハイセイコーの像で、2000年に建てられた。夜は背景のイルミネーションと一緒にライトアップされる
- イルミネーション: スタンドのライトアップと場内のイルミネーションがある
- ウマイルスクエア: 広いイベントスペースで、夏休みや年末の開催の時期にはグルメのイベントが開かれる
- スイーツステーブル: ログハウス風の店が並ぶ一角で、TCK限定のスイーツを売っている
同じ南関東の船橋競馬場は、1周1,400mの左回りで、地方競馬全国協会の案内では南関東4場で唯一スパイラルカーブを使うコースだ。アクセスとコースは「船橋競馬場ガイド」で紹介している。
神奈川県の川崎競馬場は「川崎競馬場ガイド」にまとめている。
埼玉県の浦和競馬場のアクセスとコースは「浦和競馬場ガイド」で紹介している。
※馬券の購入は20歳になってから。無理のない範囲で楽しんでください
よくある質問
- 大井競馬場の最寄り駅は?
- 東京モノレールの大井競馬場前駅で、出口から徒歩約2分。京急の立会川駅からは徒歩約12分で、JRの品川駅・目黒駅からは都営バスで「大井競馬場前」まで行ける。
- 大井競馬場の直線の長さは?
- 外回りコースの直線は486mで、右回りではゴールまで386m、左回りではゴールまで300m。内回りコース(右回り)の直線は386mで、ゴールまで286mになる。
- 大井競馬場に駐車場はある?
- ある。台数は1,471台で、料金は2,000円、オートバイは200円。お盆や年末の開催など特定の日は2,123台に広げる(2026年10月時点)。
- 大井競馬場のナイター競馬はいつ?
- 「トゥインクルレース」の名前で、3月から12月まで行われる。2026年10月26〜30日の開催は、第1競走が14時30分(27日は14時20分)、最終競走が20時50分に発走する。
- 大井競馬場の指定席にはどんな席がある?
- G-FRONT2階のヴィクトリーシート(1,000円)、G-FRONT3階のプライムシート(3,000円)、L-WING3階のウイングシート(2,000円)、4号スタンド4階の観戦型レストラン「ダイアモンドターン」などがある(ふだんの開催日の料金、2026年10月26日時点)。東京大賞典の日などは料金が上がる。





