佐賀競馬場ガイド|アクセス・コースの特徴・佐賀記念とほとめきナイター

この記事の要点
- 佐賀競馬場は佐賀県鳥栖市江島町にある、佐賀県競馬組合の地方競馬場。JR鳥栖駅から西鉄バスで「競馬場前」下車、車なら新鳥栖駅から約10分。駐車場は約2,300台で無料(2026年10月時点)
- コースは右回り1周1,100mのダートで、直線250m(ゴールまで200m)、幅員19.2〜24m、高低差1m、フルゲート14頭
- ダートグレード競走は佐賀記念とサマーチャンピオン(どちらもJpnⅢ)。2026年は2月12日と9月3日に行われた
- 主な開催曜日は土・日で、「ほとめきナイター」として通年でナイター開催。2026年の開催は115日(2026年10月時点の月別開催日程)
佐賀競馬場は、佐賀県鳥栖市にある佐賀県競馬組合の地方競馬場だ。コースは右回り1周1,100mのダートで、土・日曜を中心に「ほとめきナイター」として1年を通して夜にレースを行い、2026年の開催日は、11・12月の予定も含めてすべてナイターだ(2026年10月時点)。本記事では、基本データ、バスと車での行き方、コースの数字、佐賀記念などの重賞、開催曜日とナイター、指定席と場内の施設をまとめる。
佐賀競馬場はどんなところ?基本データ
佐賀競馬場の基本的なデータは次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県鳥栖市江島町字西谷3256-228 |
| 主催者 | 佐賀県競馬組合 |
| 公共交通 | JR鳥栖駅から西鉄バス(「競馬場前」下車) |
| 駐車場 | 約2,300台(無料) |
| 回り | 右回り(ダート) |
| 1周 | 1,100m |
| 直線 | 250m(ゴールまで200m) |
| ダートグレード競走 | 佐賀記念(JpnⅢ)、サマーチャンピオン(JpnⅢ) |
| 主な開催曜日 | 土・日(冬も同じ) |
| ナイターの愛称 | ほとめきナイター(通年) |
※2026年10月時点
スタンドは赤煉瓦造りで、パドックの騎手待機所も赤煉瓦で建てられている。パドックでは、馬が右回りに周回する。きゅう務員の馬の曳き方に、武士の作法を記した「葉隠」の教えが受け継がれているという言い伝えがある。地方競馬の主催者の仕組みと中央競馬(JRA)との違いは「地方競馬とは」で解説している。
佐賀競馬場へのアクセス
鳥栖駅からバスで行く
電車で行くなら、最寄りの駅はJR鳥栖駅だ。鳥栖駅から西鉄バスの「目達原神埼駅通り行」に乗り、「競馬場前」で降りる(2026年10月時点)。バスの時刻と運賃は、運行する西鉄バスの案内で確かめてほしい。
車・タクシーで行く
車・タクシーの所要時間のめやすを、出発地別に並べた。
| 出発地 | 時間 |
|---|---|
| 九州新幹線 新鳥栖駅 | 約10分 |
| JR鳥栖駅 | 約15分 |
| 九州自動車道 鳥栖IC | 約20分 |
| 長崎自動車道 東脊振IC | 約20分 |
| 福岡空港・佐賀空港 | 約50分 |
駐車場は約2,300台分あり、料金はかからない(2026年10月時点)。
佐賀競馬場のコースの特徴
佐賀競馬場はダートだけのコースで、回りは右だ。数字で見ると次のようになる。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 回り | 右回り |
| 1周 | 1,100m |
| 直線 | 250m |
| ゴールまで | 200m |
| 幅員 | 19.2〜24m |
| 高低差 | 1m |
| フルゲート | 14頭 |
※2026年10月時点
最後の直線は250mで、そのうちゴールまでの長さは200mだ。コースの高低差は1mある。
1周1,100mの場との違い
地方競馬全国協会のコース一覧で、1周1,100mの右回りは笠松・高知・佐賀の3場だ。佐賀のフルゲートは14頭で、笠松・高知の12頭より2頭多い。高知とはゴールまでの長さが同じ200mだが、高知は直線230m・高低差1.58mで、数字が少しずつ違う。高知のコースと夜の開催は「高知競馬場ガイド」で紹介している。
佐賀で使われる距離
佐賀の重賞やダートグレード競走は、さまざまな距離で行われている。2026年の重賞競走一覧とダートグレード競走の記録から、主な距離をまとめた。
| 距離 | 主なレース |
|---|---|
| 1,300m | 佐賀がばいスプリント、佐賀城下スプリントなど |
| 1,400m | サマーチャンピオン、九州クラウンなど |
| 1,750m | 佐賀ヴィーナスカップ、カペラ賞など |
| 1,800m | 中島記念、佐賀皐月賞など |
| 1,860m | ロータスクラウン賞、2024年のJBCレディスクラシック |
| 2,000m | 佐賀記念、九州優駿栄城賞など |
| 2,500m | 九州大賞典 |
佐賀競馬場の主な重賞・ダートグレード競走
ダートグレード競走は2つ
2026年の佐賀競馬場のダートグレード競走は、佐賀記念とサマーチャンピオンの2つで、どちらもJpnⅢだ。
| レース | 格 | 距離 | 2026年の日付と発走時刻 |
|---|---|---|---|
| 佐賀記念 | JpnⅢ | 2,000m | 2月12日(木)19時30分 |
| サマーチャンピオン | JpnⅢ | 1,400m | 9月3日(木)20時 |
※2026年の格付けと日程
2026年は2競走とも木曜に行われ、どちらもナイターの時間帯の発走だった。ダートグレード競走の年間レース一覧では、佐賀記念は「3・4歳以上(1600m以上)」、サマーチャンピオンは「3・4歳以上(1500m以下)」に分類され、どちらも「西日本」の区分に入る(一覧で絞り込むための分け方で、出走条件そのものではない)。JpnⅠからJpnⅢまでの格付けと、JRAの馬が出走できる仕組みは「ダートグレード競走とは」で説明している。
2024年11月4日には、佐賀でJBC競走が行われた。JBCクラシック(2,000m)、JBCスプリント(1,400m)、JBCレディスクラシック(1,860m)の3競走で、JBCクラシックはウィルソンテソーロ、JBCスプリントはタガノビューティー、JBCレディスクラシックはアンモシエラが勝った。
地元の主な重賞
佐賀の重賞には、南関東のSⅠ〜SⅢや園田・姫路の重賞Ⅰ・Ⅱのような独自の格付けは付いていない。2026年の主な重賞は次のとおり。
| レース | 距離 | 2026年の日付 |
|---|---|---|
| 佐賀皐月賞 | 1,800m | 5月3日(日) |
| 九州優駿栄城賞 | 2,000m | 5月31日(日) |
| 佐賀王冠賞 | 2,000m | 6月7日(日) |
| 九州大賞典 | 2,500m | 11月1日(日) |
| 佐賀2歳優駿 | 1,800m | 12月20日(日) |
| 中島記念 | 1,800m | 12月27日(日) |
※2026年の重賞競走一覧(地方競馬全国協会)から抜き出した
2026年10月26日の時点で、九州大賞典・佐賀2歳優駿・中島記念はこれから行われる。12月27日の中島記念は、2026年の佐賀の最終開催日のレースだ。
開催日とナイター
開催は土・日曜が中心
佐賀の主な開催曜日は土・日曜で、冬も変わらない(2026年10月時点)。2026年の月別開催日程で数えると、開催は115日あり、曜日の内訳は次のとおりだった。
| 曜日 | 日数 |
|---|---|
| 土曜 | 48日 |
| 日曜 | 44日 |
| 月曜 | 14日 |
| 木曜 | 6日 |
| 金曜 | 2日 |
| 水曜 | 1日 |
※2026年10月時点の月別開催日程で、11・12月の予定も含めて数えた
土・日曜で全体の8割(115日のうち92日)を占める。木曜の6日には、佐賀記念とサマーチャンピオンの日も含まれる。
1年を通して「ほとめきナイター」
佐賀のナイター開催の愛称は「ほとめきナイター」で、時期を限らず通年で行う。2026年の月別開催日程では、1月から12月までの115日すべてがナイター(ダートグレード競走の2日を含む)になっている。2026年10月は、1日・10〜12日・17〜18日・24〜26日・31日の10日間の開催だ。
ナイターのある全国の競馬場と、その時期・愛称の一覧は「地方競馬場一覧」にある。
入場・指定席・場内の施設
指定席の種類と料金
有料の席は、スタンド3階にある。席の種類と料金を表にした(2026年10月時点)。ロイヤル席とグループ席は、佐賀で開催している日の料金だ。
| 席 | 席数 | 料金 |
|---|---|---|
| ロイヤル席 | 32席 | 2,000円 |
| 有料指定席 | ー | 500円 |
| グループ席(1ブース5人まで) | 12ブース | 3,000円(1ブース) |
入場料と、その日の開門の時刻は、佐賀競馬の公式サイトで確かめてほしい。
場内の施設
- 2階テラス: スタンド2階の中央にあり、走路と大型ビジョン「パッカルビジョン」が正面に見える
- 場内の飲食: あちこちの店で、いわし天・ごぼう天・フランクフルトなどを鉄板や網で焼いて出す。とんこつラーメン、ちゃんぽん、うどんの店もある
- 内馬場: 草や灌木が植えられ、季節によって色が変わる
佐賀のレースは、競馬場や場外発売所のほか、ネットの投票サービスでも買える。登録の流れや買える時間の違いは「地方競馬のネット投票の方法」で解説している。
兵庫県の姫路競馬場は、園田と交代で開催する右回り1周1,200mの競馬場で、2026年は冬の約2か月(1月下旬〜3月上旬)に開催した。開催の時期と無料バスは「姫路競馬場ガイド」にまとめた。
よくある質問
- 佐賀競馬場への行き方は?
- JR鳥栖駅から西鉄バスの「目達原神埼駅通り行」に乗り、「競馬場前」で降りる。車なら九州新幹線の新鳥栖駅から約10分、九州自動車道の鳥栖ICから約20分で、駐車場は無料(2026年10月時点)。
- 佐賀競馬場のナイターは?
- 「ほとめきナイター」の名で通年開催している。2026年は、ダートグレード競走の2日を含む115日の開催日すべてが夜の開催だ(2026年10月時点の月別開催日程)。
- 佐賀競馬場のダートグレード競走は?
- 佐賀記念(JpnⅢ、2,000m)とサマーチャンピオン(JpnⅢ、1,400m)の2つ。2026年は佐賀記念が2月12日、サマーチャンピオンが9月3日に行われた。
- 佐賀競馬場のコースの特徴は?
- 右回り1周1,100mのダートで、直線250m(ゴールまで200m)、幅員19.2〜24m、高低差1m。フルゲートは14頭だ。





