船橋競馬場ガイド|アクセス・コースの特徴・かしわ記念・入場料と特別観覧席

この記事の要点
- 船橋競馬場は千葉県船橋市若松にある地方競馬の競馬場で、主催は千葉県競馬組合。京成線の船橋競馬場駅から徒歩約5分、JR京葉線の南船橋駅から徒歩約10分
- コースは左回りで、外回り1周1,400m・内回り1周1,250m、直線362m(ゴールまで308m)。南関東4場で唯一、スパイラルカーブを使う
- 2026年はかしわ記念(JpnⅠ、5月5日)など6つのダートグレード競走を行った。ナイター「ハートビートナイター」は通年
- 入場料は船橋競馬の開催中が100円で、場外発売のときは無料。特別観覧席は開催時3,000円から(2026年10月時点)
船橋競馬場は、千葉県船橋市の東京湾沿いにある地方競馬の競馬場だ。千葉県競馬組合が主催し、1950年に開設された。左回り1周1,400mのコースで、毎年ゴールデンウィークにかしわ記念(JpnⅠ)を行い、2015年からは通年のナイター「ハートビートナイター」も開いている。本記事では、基本データ、アクセスと駐車場、コースの数字、主な重賞、開催日とナイター、入場料・特別観覧席・場内の施設をまとめる。
船橋競馬場はどんなところ?基本データ
船橋競馬場の基本的なデータを表にまとめた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県船橋市若松1-2-1 |
| 最寄り駅 | 京成線 船橋競馬場駅(南口から徒歩約5分) |
| ほかに使える駅 | JR京葉線 南船橋駅(北口から徒歩約10分) |
| 主催者 | 千葉県競馬組合 |
| コース | ダート・左回り。外回り1周1,400m、内回り1周1,250m |
| 直線 | 362m(ゴールまで308m) |
| ナイターの愛称 | ハートビートナイター(通年) |
| 入場料 | 船橋競馬の開催中100円、場外発売中は無料 |
| ダートグレード競走 | かしわ記念(JpnⅠ)など6競走(2026年) |
※2026年10月時点
2025年3月31日には、約5年かけた全面リニューアルの工事が終わり、新しい入場門「キャロッタ門」や芝生広場ができた。スタンドは2024年4月29日に開業している。中央競馬と地方競馬の違いや主催者の仕組みは「地方競馬とは」にまとめた。
船橋競馬場へのアクセス
電車で行く
鉄道の駅は2つ使える。
| 駅 | 路線 | 出口 | 徒歩 |
|---|---|---|---|
| 船橋競馬場駅 | 京成線 | 南口 | 約5分 |
| 南船橋駅 | JR京葉線 | 北口 | 約10分 |
近いのは、駅名に「競馬場」が付く京成線の船橋競馬場駅のほうだ。
車で行く・駐車場
車やタクシーで向かうと、JR東京駅から約40分、成田空港から約50分かかる。千葉方面からは京葉道路の花輪I.C.から約5分、東京方面からは東関東自動車道の谷津船橋I.C.から約18分だ。
競馬場の敷地内には、有料の駐車場がある。料金は日によって次のように変わる(2026年10月時点)。
| 日 | 料金 |
|---|---|
| 船橋競馬の開催日 | 1,000円(12時間) |
| ゴールデンウィーク・年末年始、かしわ記念・日本テレビ盃のある開催期間 | 2,000円(12時間) |
| 船橋競馬の開催がない日 | 800円(24時間) |
台数には限りがあり、千葉県競馬組合は公共交通機関で来るよう呼びかけている。時期によって料金が変わることもある。
船橋競馬場のコースの特徴
船橋のコースはダートの左回りで、外回りと内回りの2種類がある。
| 外回り | 内回り | |
|---|---|---|
| 1周 | 1,400m | 1,250m |
| 幅員 | 25m | 20m |
直線は362mで、そのうちゴールまでは308m。高低差はなく平坦で、フルゲートは14頭だ。
スパイラルカーブ
船橋のコーナーは、コーナーの内側と外側に高低差を付けた「スパイラルカーブ」だ。入口のカーブは緩やかで、出口に向かってきつくなるように造られている。地方競馬全国協会の案内では、南関東4場(浦和・船橋・大井・川崎)でスパイラルカーブを使うのは船橋だけだ。
大きなレースの距離
2026年のダートグレード競走は、1,600m、1,800m、2,400mで行われた。かしわ記念の1,600mは、ホームストレッチからスタートしてコースを1周する設定で、スタートから1コーナーまでは約250mある。1,800mはブルーバードカップ、クイーン賞、日本テレビ盃、マリーンカップの4競走、2,400mはダイオライト記念の距離だ。
船橋競馬場の主な重賞
ダートグレード競走(2026年)
2026年に船橋競馬場で行われたダートグレード競走は、次の6つ。どれも20時5分に発走するナイターのレースだった。
| 実施日 | レース | 格 | 距離 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 1月21日(水) | ブルーバードカップ | JpnⅢ | 1,800m | 3歳 |
| 2月11日(祝水) | クイーン賞 | JpnⅢ | 1,800m | 牝馬 |
| 3月11日(水) | ダイオライト記念 | JpnⅡ | 2,400m | |
| 5月5日(祝火) | かしわ記念 | JpnⅠ | 1,600m | 4歳以上。1着賞金8,000万円 |
| 9月30日(水) | 日本テレビ盃 | JpnⅡ | 1,800m | |
| 10月1日(木) | マリーンカップ | JpnⅢ | 1,800m | 3歳牝馬 |
※すべて左回り
かしわ記念は、船橋で行う唯一のJpnⅠだ。船橋競馬場の前身で1950年まで開かれていた柏競馬場を記念したレースで、1978年に1,800mの南関東の準重賞として始まった。1996年にJRAとの交流重賞になって1,600mに変わり、2005年から今の最上位の格になっている。
ブルーバードカップは、3歳のダート三冠の一冠目・羽田盃(大井)につながるレースで、地方の馬は1着になると羽田盃の優先出走権を得る。三冠と、ほかの競馬場のJpnⅠの時期は「ダートグレード競走とは」で一覧にしている。
JBC(JBCクラシックなど)は毎年競馬場を替えて行われ、2025年は船橋が舞台だった。このときのJBCクラシックは1,800mで行われた。
南関東の重賞
ダートグレード競走のほかにも、南関東4場の独自の格付け(SⅠ・SⅡ・SⅢ)の重賞がある。各競馬場の重賞の年間日程は、地方競馬全国協会の地方競馬重賞競走の日程にまとまっている。
開催日とナイター(ハートビートナイター)
船橋は南関東4場の1つで、浦和・大井・川崎と日を分けて開催する。主な開催曜日は月〜金だ(2026年10月時点)。ほかの地方の競馬場の開催曜日は「地方競馬場一覧」で見られる。
ナイター開催は、2015年に始まった。愛称の「ハートビートナイター」は公募で決まり、3,194件の応募があった。地方競馬全国協会の案内では、ナイター開催の時期は通年だ(2026年10月時点)。
次の船橋競馬の開催は、2026年11月2日(月)〜6日(金)の5日間で、ハートビートナイターとして行う。昼の開催とナイターでは発走の時刻が変わるため、出かける前に船橋ケイバの公式サイトで開門と発走の時刻を確かめたい。
船橋のレースの馬券は、SPAT4などのネット投票サービスでも買える。サービスの選び方は「地方競馬のネット投票の方法」で解説している。
入場料・特別観覧席・場内の施設
入場料
入場料は、船橋競馬の開催中が100円で、場外発売のときは無料だ(2026年10月時点)。入場門には4通路5台のコインゲートがあり、船橋競馬場の「キャッシュレスメンバーズカード」でも入れる。ただし、開催中の入場無料の日や場外発売の日は、カードの対象から外れる。
特別観覧席の種類と料金
特別観覧席は、スタンドの3階・4階と屋外にある。船橋競馬の開催時の料金は次のとおり(2026年10月時点)。
| 席 | 場所 | 席数・部屋数 | 料金(船橋開催時) |
|---|---|---|---|
| 4階特別観覧席 | 4階 | 96席(車椅子席4席・介助者席2席を含む) | 3,000円 |
| 4階ワイドシート | 4階 | 12席 | 3,000円 |
| 4階フラットルーム | 4階 | 8部屋(4人部屋) | 1室6,000円 |
| 4階ボックスルーム | 4階 | 8部屋(4人部屋2・6人部屋3・8人部屋3) | 1室6,000円(8人部屋は12,000円) |
| 3階特別観覧席 | 3階 | 54席 | 3,000円 |
| ウィナーズビューシート | 屋外(屋根なし) | 8部屋(5人部屋) | 1室3,000円 |
屋外のウィナーズビューシート以外の席には、コンセントとフリードリンクがある。4階のダービーダイナーは、3階・4階の特別観覧席を買った人だけが使える飲食店だ。
南関東のほかの3場の場外発売のときは、4階特別観覧席が1,000円、4階ボックスルームの4人部屋・6人部屋が1室3,000円で売られる(3階の席、ワイドシート、フラットルーム、一部のボックスルームは発売なし)。
特別観覧席の買い方
- 船橋競馬の開催時は、3階・4階の特別観覧席(車椅子席を除く)を、各開催の初日の1週間前12時から、全日程分ネットで前売りする。決済はクレジットカードかPayPayで、チケットペイの手数料がかかる
- 前売りで残りがあれば、当日も正門の特別観覧席窓口の券売機で、原則開門の30分前から買える。券売機で売っている間もネットの発売は続く
- 1アカウントで買えるのは、3階・4階の席とワイドシートが2席まで、ボックスルーム・フラットルーム・ウィナーズビューシートが1部屋まで
- 入場はメールで届くQRコードを正門の特別観覧席窓口で読み込み、リストバンドを付けてもらう
当日の競走の半分以上を行ったあとに中止になった場合や、天候を理由にした払い戻しはない。JpnⅠの日などは、売り方が変わることがある(2026年10月時点)。
場内の施設
- 両面パドックビジョン: 日本の競馬場で初めて採用された両面のパドックビジョン
- 芝生広場: 築山から本馬場のレースが見える
- 馬かぶり席: パドックを下から見上げる席
- スタンド: ベビールームとバリアフリートイレがあり、各階に飲食店が入っている
- キャロッタ: 船橋ケイバのマスコットで、重賞の日などに出迎えをする
東京都品川区の大井競馬場は、右回りと左回りの両方のコースがあり、外回りの直線は486mある。アクセスとコースは「大井競馬場ガイド」でまとめている。
同じ南関東の川崎競馬場のアクセスとコースは「川崎競馬場ガイド」で紹介している。
浦和競馬場については「浦和競馬場ガイド」にまとめた。
※馬券の購入は20歳になってから。無理のない範囲で楽しんでください
よくある質問
- 船橋競馬場の最寄り駅は?
- 京成線の船橋競馬場駅で、南口から徒歩約5分。JR京葉線の南船橋駅からも、北口から徒歩約10分で行ける。
- 船橋競馬場の入場料は?
- 船橋競馬の開催中は100円で、場外発売のときは無料(2026年10月時点)。入場門のコインゲートで払い、船橋競馬場のキャッシュレスメンバーズカードも使える。
- 船橋競馬場の駐車場の料金は?
- 船橋競馬の開催日は1,000円(12時間)。ゴールデンウィーク、年末年始、かしわ記念・日本テレビ盃のある開催期間は2,000円(12時間)、開催のない日は800円(24時間)だ(2026年10月時点)。
- 船橋競馬場の特別観覧席はどう買う?
- 船橋競馬の開催時は、3階・4階の席を各開催の初日の1週間前12時からネットで前売りする。残りがあれば、当日も正門の特別観覧席窓口の券売機で、原則開門の30分前から買える(2026年10月時点)。





