川崎競馬場ガイド|アクセス・コースの特徴・川崎記念・指定席

この記事の要点
- 川崎競馬場は神奈川県川崎市川崎区富士見にある、神奈川県川崎競馬組合が主催する地方競馬の競馬場。京急大師線の港町駅から徒歩3分で、京急川崎駅・JR川崎駅からも歩ける
- コースは左回りのダートで1周1,200m、直線400m(ゴールまで300m)、幅員25m、高低差なし
- 2026年は川崎記念(JpnⅠ、4月8日)と全日本2歳優駿(JpnⅠ、12月16日)を含む5つのダートグレード競走を行う。ナイターの愛称は「スパーキングナイター」
- 入場料は100円で、川崎競馬の開催中は観覧席がすべて指定席になる。2026年度の残りの開催は11月9〜13日、12月14〜18日など(2026年10月時点)
川崎競馬場は、神奈川県川崎市川崎区にある地方競馬の競馬場だ。最寄り駅は京急大師線の港町駅で、コースは左回り1周1,200mのダート。JpnⅠの川崎記念と全日本2歳優駿の舞台になっている。本記事では、基本データ、電車と車でのアクセス、コースの数字、主な重賞、開催日とナイター、入場と指定席、場内の施設をまとめる。
川崎競馬場はどんなところ?基本データ
川崎競馬場の基本的なデータは次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1 |
| 主催者 | 神奈川県川崎競馬組合 |
| 最寄り駅 | 京急大師線 港町駅(南口から徒歩3分) |
| ほかに使える駅 | 京急川崎駅、JR川崎駅 |
| 回り | 左回り |
| コース | ダート 1周1,200m |
| 直線 | 400m(ゴールまで300m) |
| ダートグレード競走 | 川崎記念・全日本2歳優駿(JpnⅠ)など5競走(2026年) |
| ナイター | スパーキングナイター |
| 入場料 | 100円(2026年10月時点) |
川崎は、浦和・船橋・大井とともに南関東4場の1つで、4場のいずれか1〜2場が平日に開催している。全国15場の場所とナイターの時期は「地方競馬場一覧」の表にまとめた。
川崎競馬場へのアクセス
電車で行く
川崎競馬場には、京急とJRの3つの駅から歩いて行ける。
| 駅 | 路線 | 徒歩 |
|---|---|---|
| 港町駅(南口) | 京急大師線 | 約3分 |
| 京急川崎駅(中央口) | 京急 | 約12分 |
| 川崎駅(東口) | JR | 約15分 |
競馬場の第1入場門には、港町駅からが近い。無料の送迎バスは走っていない(2026年10月時点)。
車で行く・駐車場
車なら、首都高速神奈川1号横羽線・6号川崎線の大師出入口から約10分。羽田空港からは約20分、東海道新幹線の品川駅からは約35分かかる。
競馬場の駐車場は700台分あり、料金は日によって変わる(2026年10月時点)。
| 日 | 駐車料金 |
|---|---|
| 川崎競馬の開催日 | 1回1,000円 |
| 川崎競馬の正月開催 | 1回2,000円 |
| J-PLACE川崎(JRAの場外発売)の営業日 | 1回1,000円 |
| 南関東の地方競馬の場外発売日 | 無料 |
駐車場は開門の1時間前から使え、車高3.8mまでの車が入れる。駐輪場は自転車・原付・自動二輪とも無料で、1,000台分ある。入口までの道順は川崎競馬の公式サイトの「アクセス」に載っている。
川崎競馬場のコースの特徴
川崎のコースは、左回り1周1,200mのダートコースだけだ。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 回り | 左回り |
| 1周 | 1,200m |
| 直線 | 400m(ゴールまで300m) |
| 幅員 | 25m |
| 高低差 | 平坦 |
| フルゲート | 14頭 |
直線の長さは400mで、ゴールまでの距離は300m。坂はなく、幅員は25mだ。
南関東4場で並べると、1周の長さは浦和と同じ1,200mで、大井(外回り1,600m)や船橋(外回り1,400m)より短い。直線の長さは浦和300m、船橋362m、川崎400m、大井(外回り)486mだ。同じ1周1,200mの浦和との違いは「浦和競馬場ガイド」で紹介している。
主なダートグレード競走の距離
ダートグレード競走は1600mと2100mで行われる。
- 1600m(全日本2歳優駿、スパーキングレディーカップ): 4コーナー奥のポケットからスタートし、コースを1周して400m走る。最初のコーナーまでは約500m
- 2100m(川崎記念、エンプレス杯、関東オークス): 2コーナー付近からスタートし、最初のコーナーまで約400m。1周半以上走り、コーナーを6回通る
川崎競馬場の主な重賞
ダートグレード競走(2026年)
2026年に川崎で行うダートグレード競走は5つ。そのうちJpnⅠは2つある。
| レース | 格 | 日程 | 距離 | 出走できる馬 | 1着賞金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川崎記念 | JpnⅠ | 4月8日(水) | ダート2100m | 4歳以上 | 1億円 |
| エンプレス杯 | JpnⅡ | 5月13日(水) | ダート2100m | 牝馬 | ― |
| 関東オークス | JpnⅡ | 6月17日(水) | ダート2100m | 3歳牝馬 | ― |
| スパーキングレディーカップ | JpnⅢ | 7月8日(水) | ダート1600m | 牝馬 | ― |
| 全日本2歳優駿 | JpnⅠ | 12月16日(水) | ダート1600m | 2歳 | 6,000万円 |
※2026年の日程。川崎記念・エンプレス杯・関東オークス・スパーキングレディーカップは20時10分発走だった
川崎記念は4歳以上の定量戦(57kg、牝馬は2kg減)で、2024年から4月上旬に行われている。全日本2歳優駿は2歳のダートのJpnⅠで、2025年は12月17日に行われ、パイロマンサーが勝った。JpnⅠ・JpnⅡ・JpnⅢの格付けの意味と、ほかの競馬場のJpnⅠは「ダートグレード競走とは」で解説している。
南関東の重賞(SⅠなど)
南関東4場の重賞には、SⅠ・SⅡ・SⅢという独自の格付けがある。川崎の2026年度のSⅠは、戸塚記念(9月9日)とロジータ記念(11月11日)。SⅡには鎌倉記念(10月14日)やローレル賞(11月12日)がある。
開催日とナイター
2026年度の開催日程
川崎競馬は1回の開催が4〜5日で、2026年度は13回の開催を予定している(2026年10月時点)。
| 回 | 開催日 | 主な重賞 |
|---|---|---|
| 第1回 | 2026年4月6日〜10日 | 川崎記念(JpnⅠ) |
| 第2回 | 5月11日〜15日 | エンプレス杯(JpnⅡ) |
| 第3回 | 6月15日〜19日 | 関東オークス(JpnⅡ) |
| 第4回 | 7月6日〜10日 | スパーキングレディーカップ(JpnⅢ) |
| 第5回 | 7月27日〜31日 | ― |
| 第6回 | 8月18日〜21日 | スパーキングサマーカップ(SⅡ) |
| 第7回 | 9月7日〜11日 | 戸塚記念(SⅠ) |
| 第8回 | 10月12日〜16日 | 鎌倉記念(SⅡ) |
| 第9回 | 11月9日〜13日 | ロジータ記念(SⅠ) |
| 第10回 | 12月14日〜18日 | 全日本2歳優駿(JpnⅠ) |
| 第11回 | 2027年1月1日〜4日 | 川崎マイラーズ(SⅢ) |
| 第12回 | 2月1日〜5日 | 報知オールスターカップ(SⅢ) |
| 第13回 | 3月1日〜5日 | ネクストスター東日本(SⅢ) |
※2026年10月時点の予定。変わることがある
平日の月〜金曜に開催するのが基本で、第11回の正月開催(1月1日〜4日)は年始の4日間になる。
ナイター「スパーキングナイター」
川崎のナイター開催は「スパーキングナイター」と呼ばれる。地方競馬全国協会の案内では、ナイター開催の時期は4〜12月だ(2026年10月時点)。
ただし、同協会の月別開催日程では、2026年2月と3月の開催もナイター(☆)で表示されていた。一方、2026年1月1日〜4日の正月開催は昼の開催(●)だった。行く日がナイターかどうかは、月別開催日程か川崎競馬の開催カレンダーで確かめておきたい。
川崎競馬の公式サイトの案内では、ナイターの日でも、SPAT4なら昼の12時から馬券を買える(2026年10月時点)。ネットで地方競馬の馬券を買う方法は「地方競馬のネット投票の方法」で比べている。
入場と指定席
入場料と入り方
入場料は1人100円で、入り方は3つある(2026年10月時点)。
- インターネットの予約サイト(チケットペイ)で入場券か指定席券を買い、QRコードを入場門のゲートにかざす
- 当日、入場門のコインゲートに100円硬貨を入れる(入場のみ)
- 当日、券売機で入場券(100円)か指定席券(空席があるときだけ)を買う
指定席の料金に入場料が含まれるかどうかは、川崎競馬の公式の案内でも書き方が分かれている。ネット予約ではシステム利用料(1枚165円)もかかるので、支払う総額は予約サイトで確かめておきたい。券売機は第1入場門の外と馬場内入場門の外にあり、場内にはないので、当日に指定席を買うなら入場する前に買う。
指定席の種類と料金
川崎競馬の開催中は、観覧席はスタンド席も含めてすべて指定席で、無料の席はない(2026年10月時点)。主な席の料金は次のとおり。
| スタンド | 席 | 料金(通常の開催日) |
|---|---|---|
| 2号スタンド3階 | 特別観覧席S | 2,000円 |
| 2号スタンド4階 | 特別観覧席A | 1,500円 |
| 2号スタンド4階 | プレミアムシングル | 2,500円 |
| 2号スタンド4階 | ボックス席(芝生席・お座敷席・椅子ソファ席・ブース席) | 1人1,000円 |
| 2号スタンド2階 | スカイボックス席 | 1人500円 |
| 2号スタンド2階 | 座席 | 300円 |
| 2号スタンド1階 | 座席 | 100円 |
| 1号スタンド4階 | 特別観覧席B(ゴール側) | 1,500円 |
| 1号スタンド4階 | 特別観覧席B(第1コーナー側) | 1,000円 |
| 1号スタンド4階 | ボックス席 | 1人1,000円 |
| 1号スタンド3階 | ケンタッキーラウンジ | 屋内1,000円、屋外1,500円 |
| 1号スタンド2階 | 屋外スタンド席 | ゴール側300円、第1コーナー側100円 |
| 1号スタンド3階 | 貴賓室 | 2人用卓5,000円、1部屋の貸切80,000円〜105,000円 |
※2026年10月時点。大きなレースの日やキャンペーンでは料金が変わることがある
1号スタンドは、スタンドの裏側がパドックになっていて、観覧席のエリアから出ずにパドックを見られる。2号スタンドには、屋外で見るスカイボックス席や、グループで使えるボックス席がある。
川崎競馬の開催がない日(南関東の他場の場外発売日や、J-PLACE川崎の営業日)は、2号スタンド1階と1号スタンド2階の一般観覧席だけが無料の自由席になり、特別観覧席などは使えない。
次の開催の指定席
指定席のネット発売は、開催ごとに決まった日の12時から始まる。第9回(11月9日〜13日)はネットで発売中で、第10回(12月14日〜18日)は11月17日12時から発売の予定だ(2026年10月時点)。最新の案内は、川崎競馬の公式サイトの「開催時の入場方法・座席販売情報」で確かめられる。
場内の施設
場内の主な施設は次のとおり(2026年10月時点)。
- 芝生広場: 内馬場にある広場で、遊具がある。ポニー乗馬やミニチュアホースとのふれあい、フリーマーケットが行われることもある
- 誘導馬: 季節やイベントに合わせて、手作りの衣装を着た誘導馬が登場する
- バーベキュー: 4〜11月は内馬場でバーベキューができる
- 場内の飲食店: 煮込み・コロッケ・焼きそばなどの軽食から、中華料理・和食の店まである
- コインロッカー: 1号スタンドと2号スタンドに有料のコインロッカーがある
- ペット: 連れて入場できない
川崎競馬場は2016年に全面リニューアルを終えている。同じ南関東では、大井競馬場が左右両回りのコースを持ち、東京大賞典や帝王賞を行う。アクセスとコースは「大井競馬場ガイド」にまとめた。
船橋競馬場のコースとナイターは「船橋競馬場ガイド」で紹介している。
主催者や中央競馬との違いなど、地方競馬の仕組みは「地方競馬とは」で解説している。
よくある質問
- 川崎競馬場の最寄り駅は?
- 京急大師線の港町駅で、南口から徒歩3分。京急川崎駅(中央口から徒歩12分)とJR川崎駅(東口から徒歩15分)も使える。無料送迎バスは運行していない(2026年10月時点)。
- 川崎競馬場のコースの特徴は?
- 左回り1周1,200mのダートコースで、直線は400m(ゴールまで300m)、幅員25m、高低差はない平坦なコース。フルゲートは14頭。
- 川崎記念はいつ、何メートル?
- 2026年は4月8日(水)にダート左回り2100mで行われたJpnⅠで、1着賞金は1億円。4歳以上の馬が出走できる。
- 川崎競馬はナイター?
- ナイター開催の愛称は「スパーキングナイター」。地方競馬全国協会の案内ではナイター開催の時期は4〜12月(2026年10月時点)だが、2・3月の開催がナイターになる年もある。2026年の川崎記念は20時10分に発走した。
- 川崎競馬場の入場料と指定席は?
- 入場料は100円。川崎競馬の開催中は観覧席が全席指定で、料金は席によって100円〜2,500円(貴賓室・ボックス席などを除く)。指定席はネット予約か入場門の外の券売機で買う(2026年10月時点)。





