スマートノエル&武豊騎手が2.6秒差で圧勝!生粋のダート血統も過信は禁物…?


(C)musou

6月20日に行われた函館1レースの未勝利戦(ダート1700m)でヴァーミリアン産駒のスマートノエル(牝3)が初勝利を挙げた。

武豊騎手を鞍上に迎えたスマートノエルはスタートから先頭に経つと、直線でみるみるうちに後続を突き放してゴールイン。掲示板に挙がった2着との差は「大差」。2着に2.6秒差をつける圧勝劇に会場からは歓声が上がった。


スマートノエルは父ヴァーミリアン、母スマートパルス、母父クロフネという血統。ヴァーミリアンは言わずと知れたダート王。また、クロフネはジャパンカップダートで7馬身差の圧勝劇を演じた実績を持つ。

ダート王×ダート王という生粋のダート馬というわけだ。

勝ち時計1分44秒9は同日の未勝利より2秒以上早く、500万条件より0.1秒だけ遅い好タイム。上のクラスに行っても勝負できるレベルといえる。

メンバーレベルに疑問も

ただし、過信は禁物だ。

レースのメンバーを見ると、2番人気2着のルノンキュールは昨年10月以来の休み明けで、ダートは初めてだった。3番人気のエヴリホープは7戦連続馬券圏外で5走連続1秒以上の差をつけられている。また、3着のアサバスカはデビュー戦(ダート1800m)で2.9秒差の10着、2戦目(ダート1800m)で2.4秒差の13着と大敗続きの馬だった。

つまり、メンバーレベルが極めて低かったのだ。

時計こそ同日の500万条件と遜色ないレベルではあったが「次も確実に勝てる」と断言できるほどのパフォーマンスだったかというと、疑問符がつく。


近親を見てみても、大舞台で活躍した馬はほとんどいない。馬体重も460キロ程度と、ダート馬としては小柄な方に分類される。

スマートの勝負服に武豊騎手、そしてダートで圧勝とくればスマートファルコンを彷彿とさせるわけだが、こういう派手な勝ち方+エピソードを持っている馬は次走人気になりやすいという意味でも、過度な期待をするのは禁物と言えそうだ。

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清水佑樹

投稿者プロフィール

2007年以降、年間プラス収支を継続。青田買いが趣味で2、3歳戦を得意としています。裏方ではありますが、競馬ライターとしても活動中。ここでは若駒たちの血統や将来性について書いていきます。

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