ヒヤシンスステークスを快勝してUAEダービーで3着となり、“世代最強”の呼び声高かったゴールデンバローズ(牡3)。しかし、前走のユニコーンステークスで4着となり、将来に暗雲が立ち込めてきた。
JRAの3歳ダート路線における最後の重賞レパードステークスは彼にとって“試金石”となる。
果たして、ゴールデンバローズは復活を遂げることができるのだろうか?
そもそもなぜ負けたのか?
そもそもヒヤシンスSをぶっちぎって勝ち「世代に敵なし」と言われたのに、なぜユニコーンSで馬券に絡めなかったのか?
大きな理由の一つは「海外帰り」という障害にあった。
ゴールデンバローズがユニコーンSでまさかの惨敗!海外競馬後の厳しい現実とは?
上記の記事より抜粋。
帰国初戦というのはとてもむずかしい。
2010年以降、海外遠征を追えて帰国初戦となった馬たちの成績を見てみよう。
(14−10−8−79)
勝率13%
複勝率29%この数字を見ると決して低くくないし、むしろ勝率は標準以上といえる。
ただし、ここにはブエナビスタやオルフェーヴルといった稀代の名馬が含まれている。例えばここからGI馬をすべて取り除くと、面白い結果が見えてくる。
(1−3−3−15)
勝率4%
複勝率33%ご覧のとおり、20頭以上走って帰国初戦で勝った馬は1頭しかいないのだ。
抜粋、以上。
ゴールデンバローズは圧倒的1番人気ながら4着に終わった。それほど海外帰り初戦というのは難しいのだ。
では、ゴールデンバローズは復活を遂げることができるのだろうか?
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