金鯱賞2018の競馬予想分析、結果発表!回収率約260のデータ該当馬とは?

2018年3月11日、中京競馬場で金鯱賞(GⅡ/芝2000m)が行われる。スワーヴリチャード、サトノダイヤモンド、ヤマカツエース、メートルダール、ブレスジャーニー、デニムアンドルビーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

4つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。


目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 人気薄は消し!
ポイント2 父・ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系以外は消し!
ポイント3 ノーザンファーム生産馬は消し!
ポイント4 5~6歳馬以外は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 人気薄は消し!

昨年2017年からGⅠに昇格した大阪杯へ向けての重要なステップレースの一つとして3月に行われるようになった金鯱賞であるが、2012年から2016年まで同じ時期に同じ中京競馬場の芝2000mで行われた中日新聞杯を含めてみても比較的堅い決着となる年が多い。

馬名人気予想オッズ
アクションスター91400.0
サトノダイヤモンド23.5
サトノノブレス855.4
スワーヴリチャード11.8
ダッシングブレイズ735.9
デニムアンドルビー634.2
ブレスジャーニー59.3
メートルダール48.0
ヤマカツエース35.3

人気薄・単勝7番人気以下の出走馬は……

アクションスター
サトノノブレス
ダッシングブレイズ

まずはこの馬たちが消える。

ポイント2 父・ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系以外は消し!

血統からポイントを探すと父・ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系のみが結果を残している。

ロイヤルチャージャー系といえば、ディープインパクトやオルフェーヴルに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言える血統であり、ネイティブダンサー系の代表種牡馬はキングカメハメハで、競馬場・距離問わず比較的成績を残す万能型ということもあるだろう。

馬名父・血統分類
アクションスターロイヤルチャージャー系
サトノダイヤモンドロイヤルチャージャー系
サトノノブレスロイヤルチャージャー系
スワーヴリチャードロイヤルチャージャー系
ダッシングブレイズニアークティック系
デニムアンドルビーロイヤルチャージャー系
ブレスジャーニーネイティヴダンサー系
メートルダールロイヤルチャージャー系
ヤマカツエースネイティヴダンサー系

父・ロイヤルチャージャー系・ネイティブダンサー系以外は……

ダッシングブレイズ

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 ノーザンファーム生産馬は消し!

馬産地について注目をすると、本来は、クラシック戦線で中心となる距離になるとノーザンファームが現在の日本競馬界を席巻しているが、今回の集計対象となった6回ではまったくといっていいほど奮わない。

馬名生産牧場
アクションスター社台コーポレーション白老ファーム
サトノダイヤモンドノーザンファーム
サトノノブレスメジロ牧場
スワーヴリチャードノーザンファーム
ダッシングブレイズKenneth L. Ramsey & Sarah K. Ramsey
デニムアンドルビーノーザンファーム
ブレスジャーニー競優牧場
メートルダールノーザンファーム
ヤマカツエース岡田牧場

ノーザンファーム生産馬は……

サトノダイヤモンド
スワーヴリチャード
デニムアンドルビー
メートルダール

ここではこの馬たちが消える。

ポイント4 5~6歳馬以外は消し!

年齢別で集計すると古馬となったばかりの4歳馬や競走馬としてのピークが過ぎた7歳以上の高齢馬の不振が目立つ。

馬名馬齢
アクションスター8
サトノダイヤモンド5
サトノノブレス8
スワーヴリチャード4
ダッシングブレイズ6
デニムアンドルビー8
ブレスジャーニー4
メートルダール5
ヤマカツエース6

5~6歳馬以外は……

アクションスター
サトノノブレス
スワーヴリチャード
デニムアンドルビー
ブレスジャーニー

ここではこの馬たちが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

ヤマカツエース

今回の激走馬候補は1頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

おすすめの記事