【キーンランドC2015年】ティーハーフに関する不吉なデータとは?

8月最終週の日曜日、札幌競馬場でキーンランドカップ(GII/芝1200m)が開催される。

前走、函館スプリントステークスで1着となったティーハーフ(牡5)が1番人気に支持されることが濃厚だ。

しかし、人気ほどの信頼性があるのかどうか、疑問が生まれてくる。今回は予想する上でも欠かせないデータを紹介しよう。


先行有利なキーンランドC

まずキーンランドCは先行馬が有利なレースである。過去8回の脚質別の成績を見てみると……

平地・逃げ(1- 1- 0- 6/ 8)
平地・先行(5- 4- 4-24/37)
平地・中団(2- 3- 3-36/44)
平地・後方(0- 0- 1-35/36)

先行馬が最もいい成績を残していることが分かる。

札幌は前週からコース替わりで内がいい状態のため、先行馬が残る傾向にある。先週も芝1200mは3レース行われ、うち2レースで逃げ馬が馬券に絡んだ。ほとんどが4角一桁順位で回ってきていて、4角10番手以下ながら馬券に絡んだのはコスモマイルールだけだった。

ティーハーフは典型的な差し馬だ。ほとんどのレースで中団以下に位置取って競馬を進めている。となると、信頼性の高い1番人気といえるかどうか、疑問が生まれてくる。

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