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2018年10月27日、京都競馬場でスワンステークス(GⅡ/芝1400m)が行われる。出走予定馬には、安田記念を制したモズアスコット、復調気配を見せるロードクエスト、桜花賞馬レーヌミノルなどがいる。有力馬がこれらの馬に限られ、モズアスコットが抜けた人気になる可能性が高いが果たしてどうなるか。

過去10年のスワンステークスのデータを見ると、1番人気が勝ったのは10年で2回しかなく、2着3着ともに1回、着外は6頭だ。ただ、2番人気から4番人気まで同じような成績になっており、上位人気は平均的に信用しにくい。配当を見ても馬連の最低配当が2015年の910円ということを考えても、人気サイドというのは考えにくい。

今年は少しメンバーが手薄でさすがにモズアスコットで決まりと思いたくなるところだが、そこは色々と考えてみたい。危険な人気馬はどの馬か、そのあたりを探って馬券をゲットしたい。


データ① 延長より短縮!

1400メートルはスプリンターもマイラーも挑戦しやすい距離と言えるが、スワンステークスの成績を見ると前走1600メートルだった馬は6勝を挙げている。一方で1200メートルだった馬は2勝2着6回だが、頭数的に距離延長組が多く、それで勝ち切れない。距離延長の馬よりも短縮、もっといえば前走も1400メートルだった馬の成績が、過去10年で28頭出走した中で1勝3着2回のみというのも気になるところだ。

前走1200の馬は重賞で人気だった馬、オープン特別で好走した馬、GⅠだった馬が好走した。キングハートやデアレガーロ、ブラヴィッシモはどれにも当てはまらず消し。また前走1400メートルだったタガノブルグとドルチェーリオもこれらに当てはまらないので合わせて消しておきたい。

データ② 主要4場から狙ってみよう!

過去10年の結果を見ると、東京中山、京都阪神の主要4場ですべての勝ち星が量産されている。2着は8頭、3着は9頭いる。その一方、前走新潟だった馬は過去18頭すべて着外などローカル組はキーンランドカップ組の好走がある程度で、基本的にはしんどい状況となっており、主要4場以外で走っていた馬は思い切って全消しでもいいかもしれない。

タガノブルグは前走新潟で消し、デアレガーロは前走は人気を落として負け過ぎなので消しとなる。今年はこの程度で済んだが、新潟や小倉開催から間隔を開けてしまうというのは夏に活躍した馬には厳しいのかもしれない。ここはマイルチャンピオンシップのステップレースであり、ステップレースとしての使い方をしている馬が強いレースと言える。

データ③ その他データあれこれ

今回は該当馬がいなかったが、3歳の馬が過去10年で4勝し最多勝となっている。去年のサングレーザーがまさにそうだった。これは来年に覚えておきたい。一方で7歳以上の馬は過去19頭出て3着が1回だけであとは着外だ。コウエイタケル、タガノブルグ、ヒルノデイバローが該当した。ヒルノデイバローは前走スプリンターズステークスが健闘した部類だが、年齢的にはちょっと苦戦が強いられるか。まして休みなくここまで来ている。

過去10年58キロで勝った馬はいない。2着3着はチラホラといるので58キロでも全く来ないわけではないが、勝ち切れるとはいいがたい。確かにモズアスコットは安田記念を制したが、オープン特別で取りこぼすなど安田記念が単にハマっただけという可能性もある。絶好調ルメール騎手が勝たせることはあるにしても、これが初めての休み明け。嫌うだけの価値はある。

まとめ

イマイチ信用できない馬が多い印象だが、ベステンダンクは狙い目か。鞍上が定まらなかったが、ここに来て川田将雅騎手が騎乗する。2年前にも何回か騎乗し好成績を残している。障害入りして結果は出せなかったが、再び平地に戻った米子ステークスを快勝した。良績が阪神と京都に集中する内弁慶タイプだが、ここなら一発があってもいい。

逃げ馬が残りやすいのがスワンステークスだが、レーヌミノルが先行できれば面白い。安田記念では大敗したが、元々は短距離方面の馬だ。京都の1400メートル、先行できればこの馬ならなんとかするはずだ。和田竜二騎手がうまくエスコートできるか。出遅れたらすべてが終わりだが、それも競馬である。うまくスタートを決めたい。

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