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レアリスタ/3歳上500万下1着(1番人気)
デビュー戦、2戦目共に33秒台の末脚を繰り出して連勝。一気に重賞の舞台まで駆け上がってきました。
戦績は先のキャンベルジュニアと似ていますが、こちらは「古馬を含んだ500万下での勝利」。このケースは12年で1着馬を、13年で3着馬を出していますから、3歳の時点で経験豊富な年上の馬に勝てるということは、やはり非常に価値が高いですね。
また父ステイゴールドは、13年の同レース勝ち馬・ケイアイチョウサンの父でもあります。
こう見るとレアリスタは、13年の1着馬と3着馬が好走した要因を持ち合わせているということになりますね。3連勝なるか、期待したいです。
ロジチャリス/3歳上500万下1着(2番人気)
昨年秋の芙蓉ステークスとアイビーステークスで、共に惜敗だったものの1番人気に支持されていた期待馬が、約8ヶ月ぶりにターフに戻ってきました。
復帰戦はレアリスタと同様に古馬を含んだ500万下。道中は2番手追走から、上がり3位の34秒7で後続を突き放し、2着に3馬身差を付けての完勝でした。改めて期待に違わぬ能力があることを示した形です。
この復帰戦こそマイルでしたが、休養前までは1800mオンリーで3着を外していないという戦歴の持ち主。さらに初勝利も福島で挙げていますから、コース経験では先に挙げた有力馬にないアドバンテージを持っています。
またこれまでの5戦で、常に4コーナー3番手以内につけている先行力もポイント。このレースでは過去9年のうち7年で、4コーナー3番手以内につけていた馬が馬券になっていることから、大きな武器になります。上がりタイムも5戦すべてで3位以内をキープしていますから、しっかりと地力を発揮できれば初重賞に手が届くでしょう。
まとめ
過去のラジオNIKKEI賞を振り返ると、条件戦1番人気1着馬が上位人気になることも珍しくありません。
しかし今年の登録馬には、オープンや重賞での好走馬も見受けられますから、ここまでに紹介した馬でもあまり人気にならない可能性があります。そうなったら妙味ありです。
「格より勢い」
買う馬に迷ったら、ぜひこの言葉と上記の4頭を思い出して下さい。
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