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2018年10月6日、東京競馬場でサウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ/芝1600m)が行われる。いちょうステークス時代を含めたサウジアラビアロイヤルカップ過去10回を見ていくと、三連単の高額配当は2018年の75,030円が最高であり、1万円以下で終わったケースは実に6回にも及ぶ。荒れにくいレースだ。

単勝オッズは2011年の160円が最低で、最高は2007年の1520円となっている。こちらもそこまで波乱要素がない。馬連も2830円が最高と穴党の出番は少なそうだ。しかし、馬連の最低配当は2017年の500円というのも気になる。ガチガチの本命で決まってトリガミというのはあまり考えなくていいかもしれない。

今年は抜きんでた馬がおり、早くも相手探しといったところか。それでも穴馬を見つけてなんとかしたい。登録が少ないので配当はそこまで大きくはならないかもしれないが、中穴でもいいから拾いたいところだ。


データ① 未勝利というだけで人気が低い

新馬戦と未勝利戦は1着賞金が200万円違う。それだけ新馬戦は特別で、未勝利戦は敗者復活戦的な印象を与えるのか分からないが、人気薄で飛び込んだ馬に共通するのは前走未勝利戦だったという事実だ。

例えば去年6番人気3着に入ったカーボナードは新潟の未勝利戦で1倍台に支持されて快勝している。2009年6番人気3着のセイウンジャガーズは単勝2倍台で札幌の未勝利戦を勝っている。新馬戦は2着になり、そこで人気を集めて快勝し重賞で3着に入った。カーボナードは新馬戦で32秒3という上がりをマークし、セイウンジャガーズは2戦とも上がり1位だった。未勝利戦というだけでこれだけ人気が落ちたが中身はあった。

合致するのはセグレドスペリオルだ。新馬戦は7番人気だったが上がり最速タイムで2着、9月阪神で行われた未勝利戦で中団待機から直線すんなりと交わしコンマ5秒差をつける圧勝、この時も上がり最速タイムをマークした。未勝利戦で2番人気だったのは違う点だが、それでも実績は示した。オッズが下がるようならここを狙いたい。

データ② 相性がいい横山典弘騎手

新設重賞となったいちょうステークス時代からこれまでに4回行われているが、最初の2回を制したのは横山典弘騎手だ。しかも1年を挟んで、2011年2012年と連覇している。2011年からカウントすれば5年で4回も制していることになる。横山典弘騎手は馬のリズムを大事にする。無理に競馬をしないのが特徴だ。なかなか御しにくい若駒を御す。その才能は現役の騎手の中でもトップレベルかもしれない。

今回騎乗するのはサムシングジャストだ。栃木県で生産された馬であり、血統的には少し地味だが、母ツルマルオトメは新馬戦での勝利があるなど仕上がりが速い。ネックは短距離馬という点だが、そこはヴィクトワールピサがカバーしてるといっていいだろう。肝心のレースは3番手からレースを進め、そこから33秒5の末脚で差し切ってみせた。タイムが平凡な分、評価は低いがまずまずのレースは出来ていた。それが横山典弘騎手の騎乗でどうなるか。

データ③ 芝マイル実績連対率100%

勝ち馬全部に共通するのは芝マイル実績が連対率100%だった馬である。連対率なので2着以内であればいいわけだが、すべての馬がこれをクリアしている。裏を返せばそれなりにそうした馬は多いのが、距離の短いところで勝っているイメージがあってそれで距離不安が問われて人気を落とすケースも多い。そこから探してみたい。

すると、ディープダイバーが浮上する。ディープダイバーは4戦目での勝ち上がりだが、マイル2戦はいずれも2着に終わった。タイムは平凡だが、確実に上がりの脚は使う。それが1400メートルで1着につながったと言える。確かに母シアージュは短い距離を使っており、距離不安はぬぐい切れない。しかし、芝マイルで全くダメだったわけではない。一発を狙ってみたい。

まとめ

セグレドスペリオル、サムシングジャスト、ディープダイバーの3頭が該当したが、この中ではセグレドスペリオルか。若手の川又賢治騎手が初重賞勝利のチャンスをつかもうとしている。ただ、相手が少し強敵だがうまく乗れば勝利がないわけではない。なにせ2歳戦であり、何があってもおかしくない。

翌日は毎日王冠に凱旋門賞、翌々日は京都大賞典に南部杯がある。中央地方海外で充実した競馬ライフが待っている。それをより充実させるためにはサウジアラビアロイヤルカップで資金を増やしておきたい。

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