今週は札幌で“真夏の祭典”札幌記念(GII/芝2000m)が開催される。
エリザベス女王杯を勝ったラキシスや菊花賞馬トーホウジャッカルといったGI馬が参戦する。他にもラストインパクト、ダービーフィズ、ヒットザターゲットといった重賞ウィナーが多数。今までの夏競馬とは一味違うレースになるはずだ。
では、どんな点がポイントとなるのだろうか? データを用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。(※同場開催のみが対象)
人気
1番人気(3- 4- 0- 1/ 8)
2番人気(1- 0- 3- 4/ 8)
3番人気(0- 0- 1- 7/ 8)
4番人気(1- 0- 1- 6/ 8)
5番人気(1- 2- 0- 5/ 8)
6番人気(0- 0- 0- 8/ 8)
7~9人気(2- 1- 2- 19/ 24)
10~人気(0- 1- 1- 39/ 41)
レベルの高いレースというだけあって1番人気の信頼性は高い。もっとも、2、3、4番人気馬が馬券圏外になることも多いように、波乱がないわけではない。ここに出走してくるGI級の馬はここが始動戦になる。言い換えると、札幌記念を目標に調整してくる馬はいない。
あくまでも本番は天皇賞秋などの秋GI、あるいは凱旋門賞になる。よって、状態が万全の馬が少なく、人気薄が食い込む余地があるわけだ。
年齢
2歳(0- 0- 0- 0/ 0)
3歳(2- 1- 0- 7/ 10)
4歳(2- 1- 1- 16/ 20)
5歳(3- 4- 3- 21/ 31)
6歳(1- 1- 1- 20/ 23)
7歳以上(0- 1- 3- 25/ 29)
4、5歳の古馬が中心のレース。高齢馬も走っている点は注意したいところ。
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