アラバスターとプロフィットは危険な人気馬?札幌2歳Sへの血統的不安要素

9月6日に札幌競馬場で行われる札幌2歳ステークス(GIII/芝1800m)にハービンジャー産駒のアラバスター(牡2)とプロフィット(牡2)が出走する。いずれも新馬戦を同じ札幌の芝1800mで快勝していることから、人気に支持される見込みだ。

ただし、この2頭に“ある不安要素”が浮上している。

札幌2歳Sへ挑む若駒を襲うファクターとは何なのだろうか?


アラバスターとプロフィットの評価は?

まずは2頭について振り返っていこう。

アラバスターは8月16日の新馬戦でデビュー。母に2歳女王レーヴディソールを持ち、近親にレーヴミストラルやアプレザンレーヴ(ともに青葉賞馬)らがいる良血馬だ。新馬戦では期待を寄せられ1番人気に支持された。

スタートから3番手でレースを進めると、直線で早めに抜け出して先頭に。そのまま押し切り、2着のメイショウアンカーに1馬身半差をつける快勝を収めた。

一方のプロフィットも負けず劣らずの良血馬だ。近親にはトゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、トゥザワールド、デニムアンドルビーといった重賞戦線で活躍する(した)馬たちがズラリ。

レースでは単勝1.5倍という圧倒的な1番人気に支持されると、2着に2馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。なお、2着のレインボーラインはすでに未勝利を脱出している。相手は決して弱くなかったということだ。

よって、2頭が人気に支持されることは自然な流れだといえるだろう。

ただし、この2頭には前述のとおり、“不安要素”がある。それは……

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