京王杯SC2018の競馬予想分析、結果発表!回収率240超のデータ該当馬は?

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2018年5月12日、東京競馬場で京王杯スプリングカップ(GⅡ/芝1400m)が行われる。サトノアレス、グレーターロンドン、ダンスディレクター、キャンベルジュニア、シュウジ、ウインガニオン、ダイメイフジらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

春のマイル王決定戦GⅠ・安田記念に向けて長きにわたって、この時期に行われている重要なステップレースとなっているのが京王杯SCだ。

ただし、京王杯SCの勝馬が安田記念で勝った例は過去10回では1回もなく2011年勝馬ストロングリターンが安田記念2着、昨年2017年勝馬レッドファルクスが安田記念3着に終わっている。逆に2012年はストロングリターンが京王杯SC4着から安田記念を制覇、昨年2017年は京王杯SCで単勝1番人気9着だったサトノアラジンが安田記念では単勝7番人気の低評価を覆して制覇という結果となった。

なお、京王杯SC出走馬で次走が安田記念だった馬は過去10年で延べ39頭いるが1着2回2着3回3着2回という結果となっている。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

7つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。(対象データ:2008年~2017年に行われた京王杯SC)

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目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 極端な人気薄は消し!
ポイント2 父・ロイヤルチャージャー系以外は消し!
ポイント3 母父・ニアークティック系・ロイヤルチャージャー系以外は消し!
ポイント4 社台ファーム生産馬は消し!
ポイント5 4歳馬は消し!
ポイント6 レース間隔4週以下は消し!
ポイント7 前走重賞以外は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 極端な人気薄は消し!

春のマイル王決定戦GⅠ・安田記念へ向けてのステップレースの一つである京王杯SCではあるが、単勝1番人気は過去10年で1勝のみ、三連単は毎年万馬券と高配当になる傾向にあるレースだ。それでも、人気別に集計した場合、単勝12番人気以下になるような極端な人気薄の馬の成績は奮わない。

馬名 人気 予想オッズ
アイライン 14 172.5
アドマイヤゴッド 15 215.2
ウインガニオン 5 11.0
キャンベルジュニア 6 12.1
グレーターロンドン 3 4.1
サトノアレス 1 3.1
シュウジ 7 17.5
セイウンコウセイ 4 10.7
ダイメイフジ 8 21.9
ダンスディレクター 2 3.8
テオドール 13 118.2
トウショウピスト 16 304.0
ノボバカラ 18 638.4
ビップライブリー 10 28.6
フィアーノロマーノ 11 42.9
ムーンクエイク 9 22.7
ラインスピリット 17 491.1
リライアブルエース 12 46.6

人気薄・単勝12番人気以下の出走馬は……

アイライン
アドマイヤゴッド
テオドール
トウショウピスト
ノボバカラ
ラインスピリット
リライアブルエース

まずはこの馬たちが消える。

ポイント2 父・ロイヤルチャージャー系以外は消し!

血統からポイントを探すと父・ロイヤルチャージャー系のみが活躍しているといっても過言ではない。ディープインパクトやダイワメジャー、フジキセキに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言えるロイヤルチャージャー系の成績は、クラシックで活躍するようなマイルから中距離で特に目立ち京王杯SCでも活躍できている。

馬名 父・血統分類
アイライン ニアークティック系
アドマイヤゴッド ロイヤルチャージャー系
ウインガニオン ロイヤルチャージャー系
キャンベルジュニア ニアークティック系
グレーターロンドン ロイヤルチャージャー系
サトノアレス ロイヤルチャージャー系
シュウジ ロイヤルチャージャー系
セイウンコウセイ ネイティヴダンサー系
ダイメイフジ ネイティヴダンサー系
ダンスディレクター ネイティヴダンサー系
テオドール ニアークティック系
トウショウピスト ニアークティック系
ノボバカラ ロイヤルチャージャー系
ビップライブリー ロイヤルチャージャー系
フィアーノロマーノ その他のエクリプス系
ムーンクエイク ネイティヴダンサー系
ラインスピリット ネイティヴダンサー系
リライアブルエース ロイヤルチャージャー系

父・ロイヤルチャージャー系以外の馬は……

アイライン
キャンベルジュニア
セイウンコウセイ
ダイメイフジ
ダンスディレクター
テオドール
トウショウピスト
フィアーノロマーノ
ムーンクエイク
ラインスピリット

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 母父・ニアークティック系・ロイヤルチャージャー系以外は消し

今回は血統からもう1つポイントを探すと母父・ニアークティック系・ロイヤルチャージャー系の出走馬が好成績を残していることがわかる。ロイヤルチャージャー系は既に触れたとおりだが、ニアークティック系といえば、どちらかと言うと「ダート」「中距離」が得意分野であるものの京王杯SCでは中距離適性が反映されて活躍できている。

馬名 母父・血統分類
アイライン ニアークティック系
アドマイヤゴッド ニアークティック系
ウインガニオン ニアークティック系
キャンベルジュニア ニアークティック系
グレーターロンドン トゥルビヨン系
サトノアレス ニアークティック系
シュウジ ネイティヴダンサー系
セイウンコウセイ ナスルーラ系
ダイメイフジ ロイヤルチャージャー系
ダンスディレクター ロイヤルチャージャー系
テオドール ニアークティック系
トウショウピスト ナスルーラ系
ノボバカラ ニアークティック系
ビップライブリー ネイティヴダンサー系
フィアーノロマーノ ニアークティック系
ムーンクエイク ネイティヴダンサー系
ラインスピリット ナスルーラ系
リライアブルエース ニアークティック系

母父・ニアークティック系・ロイヤルチャージャー系以外の馬は……

グレーターロンドン
シュウジ
セイウンコウセイ
トウショウピスト
ビップライブリー
ムーンクエイク
ラインスピリット

ここではこの馬たちが消える。

ポイント4 社台ファーム生産馬は消し!

馬産地について注目をすると、本来クラシック戦線で中心となる中距離では社台グループが現在の日本競馬界を席巻しているもののマイル路線ではその傾向は薄れ、京王杯SCでは社台ファーム生産馬の成績がいまひとつだ。

馬名 生産牧場
アイライン アラキフアーム
アドマイヤゴッド ノーザンファーム
ウインガニオン コスモヴューファーム
キャンベルジュニア 海外
グレーターロンドン 下河辺牧場
サトノアレス 社台ファーム
シュウジ 浜本牧場
セイウンコウセイ 桜井牧場
ダイメイフジ 横井哲
ダンスディレクター 藤原牧場
テオドール ノーザンファーム
トウショウピスト トウショウ牧場
ノボバカラ 萩澤泰博
ビップライブリー ノーザンファーム
フィアーノロマーノ Kia Ora Stud
ムーンクエイク ノーザンファーム
ラインスピリット 藤原牧場
リライアブルエース 社台コーポレーション白老ファーム

社台ファーム生産馬は……

サトノアレス

ここではこの馬が消える。

ポイント5 4歳馬は消し!

年齢別で集計すると古馬となったばかりの4歳馬の成績が奮わない一方で競走馬としてのピークが過ぎた7歳以上の高齢馬は一般的なイメージよりは活躍できていることがわかる。

馬名 馬齢
アイライン 6
アドマイヤゴッド 6
ウインガニオン 6
キャンベルジュニア 6
グレーターロンドン 6
サトノアレス 4
シュウジ 5
セイウンコウセイ 5
ダイメイフジ 4
ダンスディレクター 8
テオドール 5
トウショウピスト 6
ノボバカラ 6
ビップライブリー 5
フィアーノロマーノ 4
ムーンクエイク 5
ラインスピリット 7
リライアブルエース 5

4歳馬は……

サトノアレス
ダイメイフジ
フィアーノロマーノ

ポイント6 レース間隔4週以下は消し!

レース間隔からポイントを探すと京王杯SCの前、4週以下の間隔で出走し、レース間隔を詰めて出走した馬の成績が芳しくない。はじめから安田記念を春の大目標にして陣営がスケジュールを立てじっくりと調整を進めてきた実力馬が結果を出せていることがわかる。

馬名 レース間隔
アイライン 2
アドマイヤゴッド 5
ウインガニオン 18
キャンベルジュニア 6
グレーターロンドン 6
サトノアレス 14
シュウジ 9
セイウンコウセイ 7
ダイメイフジ 10
ダンスディレクター 7
テオドール 6
トウショウピスト 2
ノボバカラ 7
ビップライブリー 5
フィアーノロマーノ 4
ムーンクエイク 13
ラインスピリット 7
リライアブルエース 2

レース間隔4週以下の馬は……

アイライン
トウショウピスト
フィアーノロマーノ
リライアブルエース

ここではこの馬たちが消える。

ポイント7 前走重賞以外は消し!

最後に、前走の出走レースの視点から見た場合、馬自体の実力がないと活躍することは難しく、前走重賞でなくOPEN特別や1600万下のレースを使っていたような実力が足りない馬には厳しい結果となっている。

馬名 前走クラス レース名
アイライン OPEN特別 谷川岳S
アドマイヤゴッド OPEN特別 春雷S
ウインガニオン GⅢ 京都金杯
キャンベルジュニア GⅢ ダービー卿CT
グレーターロンドン GⅢ ダービー卿CT
サトノアレス GⅢ 東京新聞杯
シュウジ OPEN特別 東風S
セイウンコウセイ GⅠ 高松宮記念
ダイメイフジ GⅢ オーシャンS
ダンスディレクター GⅠ 高松宮記念
テオドール GⅢ ダービー卿CT
トウショウピスト OPEN特別 谷川岳S
ノボバカラ GⅠ 高松宮記念
ビップライブリー OPEN特別 春雷S
フィアーノロマーノ 1600万 春興S
ムーンクエイク OPEN特別 洛陽S
ラインスピリット GⅠ 高松宮記念
リライアブルエース 1600万 晩春S

前走重賞以外に出走した馬は……

アイライン
アドマイヤゴッド
シュウジ
トウショウピスト
ビップライブリー
フィアーノロマーノ
ムーンクエイク
リライアブルエース

ここではこの馬たちが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

ウインガニオン

今回の激走馬候補は1頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

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