京成杯2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年1月17日、中山競馬場で京成杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるグラディアス、タイムトゥヘヴン、タイソウ、プラチナトレジャー、テンバガーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にする。


京成杯の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は3回、3着は1回。2倍台は未勝利とやや人気が割れた1番人気の方が結果が出やすい傾向にある。

過去10年で30倍以上の馬は56頭いるが、1頭も3着以内に絡んでおらず、あまり波乱は期待できないか。取捨選択をしながら模索していきたい。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 新馬組の取捨選択

前走新馬(2- 1- 3-11)
勝率 11.8% │ 複勝率 35.3%

京成杯が4戦目の馬が6勝を挙げ、一見するとそこが狙い目に思えるが、新馬組の成績はかなりよく、ここが一番の狙い目であり、取捨選択のし甲斐がある。ちなみに去年と一昨年で2連勝中だ。

ホープフルステークスがGⅠになってからの3年に絞ると、中山芝1800、もしくはそれ以外の2000メートルというのが1つのトレンドとなりそう。ちなみに同距離の葉牡丹賞は1番人気か1着か、このいずれかが来やすい。

いかにも怪しいのはプラチナトレジャー。東スポ杯4着で、勝ったダノンザキッドはホープフルステークスでも勝っているから、相乗効果で人気が上がる可能性があり、注意したい。

予想参考データ② 前目でジリ脚なら

逃げ馬は不振、上がり最速の馬が勝ち切れるわけではないのが京成杯。意外と4コーナーで10番手以下でも来る。

ただ、終始前目で競馬をする馬に、上がり3ハロンのタイムが全体の5番目までの速さで走られればどうしようもない。35秒台の脚で前目で走る、京成杯では一番強い。

タイソウは新馬戦で2番手で34秒8の上がりで快勝している。理想はそれくらいの走りだが、思惑通りに行くか。

予想参考データ③ 人気馬たちの前走レベル

グラディアスは1倍台で快勝したが、新馬戦のタイムは同条件の新馬戦を調べて比較しても、やや遅い。ちなみにダービー馬レイデオロは重馬場で2分4秒3。そこまで強調はできないか。

タイムトゥヘヴンが勝ち、8馬身差の圧勝だった中山の未勝利戦だが、勝ち方はド派手もタイムは普通。新馬戦のレベルもそこまで高いとはいえず、前走の走りに騙される可能性は十分にある。

タイソウのタイムははっきり言って遅い。ここ数年では相当遅く、これより遅いタイムであれば上がり3ハロンのタイムで良さを見せたいがそれもない。テンバガーは小倉の未勝利から4か月以上の休み明けだが、こちらは平均的。とはいえ、新馬戦の勝ち馬はダノンザキッドで、この時テンバガーが1人気だった。調教の動きも関係するが、動いているようなら面白い。

ヴァイスメテオールの新馬戦は同条件で比較するとこちらも平均的だが、やや下ぐらいか。勝ち上がりの馬がいないわけではないが、少し迫力不足の面がある。

2021年の危険な人気馬は?

グラディアスは人気になる見込みだが、新馬戦のタイムが良くない。姉にレシステンシアがおり、血統的に問題はないが、前走のレベルを考えると一本被りのような人気は怖い。京成杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、タイムトゥヘヴンは3つ目の消しデータに合致している。1秒4差をつけての勝利は期待を抱かせるには十分であり、母がキストゥヘヴンで余計に人気を生みやすいが、中身はさほどなのでここは様子見。

反対にテンバガーは危険なデータに一つも当てはまらない。4か月半の休み明けが怖いが、未勝利戦のタイムは上々で元々期待されていた馬。ダノンザキッドを上回る人気だった事を考えると、少し過小評価な感じも。それならばここが狙い目だろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、テンバガーと言えそうだ。

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