イモータルの重賞制覇は時間の問題?血統と新馬戦で見せた大器の片鱗とは?

8月9日に新潟競馬場で行われた2歳の新馬戦(芝外回り1800m)でマンハッタンカフェ産駒のイモータル(牡2)が快勝した。

1番人気に支持されると、スタートから先行して絶好位を確保。直線では後続を突き放す一方で、2着のドゥスールに5馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。

イモータルの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。


血統評価は?

イモータルは父マンハッタンカフェ、母ショアー、その父アカテナンゴという血統。

ショアーは繁殖牝馬としてエックスマーク(父ディープインパクト)を出している。また、ショウナンバーズ(父Tiger Hill)とアドマイヤシーマ(父ディープインパクト)も勝ち上がって複数勝利を挙げている。繁殖牝馬としてとても優秀であることが分かる。

アカテナンゴは3年連続でドイツ年度代表馬に輝いた実績を持つ。今やドイツ血統は世界中から注目される系統だ。日本ではダービー馬エイシンフラッシュの母父Platiniが有名だろうか。

Platiniはドイツの種牡馬リーディングに6度も輝いた名サイアー。その父Surumuはアカテナンゴの父でもある。可能性を秘めた血統と言えそうだ。

エックスマークは父ディープインパクトながらあまり瞬発力のない馬となっている。イモータルは父がマンハッタンカフェに変わっているため、どのような変化があるか注目される。

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