今週は新潟の開幕週に名物重賞アイビスサマーダッシュが開催される。
芝の直線1000mで争われる電撃のスプリント戦は、この特殊な条件に適応できるかどうかが好走への大きなポイントとなる。言い方を変えると、適正が合わなければ上位に入着するのが難しくなる。
ではどんな点がポイントになるのだろうか? 今回は“5つの消しデータ”を用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。
消しファクター① 馬齢
真夏のスプリント戦というのは高齢馬にとって辛い条件だ。
7歳以上
(1−0−0−43)
好走したのは昨年のセイコーライコウのみ。そのセイコーライコウは1番人気に支持されていた。また、2走前に同条件のOP韋駄天ステークスを勝っていた。
適正と実力を兼ね揃えていない限り、好走は難しそうだ。
消しファクター② 馬体重
スプリント戦ということで前に進む馬力が重要なレースになる。
460キロ未満
(1−0−1−23)
昨年はアンバルブライベンが4番人気8着、13年はスギノエンデバーが4番人気7着になるなど、人気を裏切る馬が多い。
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