勢力図を予想
ベストウォーリア(牡5)
昨年のこのレースの覇者。前走のかしわ記念ではワンダーアキュートに敗れたものの2着。前々走のフェブラリーステークスでも3着とGI戦線でしっかりと結果を残している。昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯の覇者でもあり、実績、実力ともに頭一つ抜けている。左回りダート1400mも適性条件で連覇の可能性はかなり高い。
コーリンベリー(牝4)
前々走のコーラルステークス、前走のかきつばた記念を圧勝して初重賞制覇を飾った。早くからダート路線でその素質の高さを見せていたものの、一線級が相手となると力負けしていたが、ここにきて本格化という感じ。有力馬に差し馬が多く、持ち味の先行力をいかしやすいのも良い材料で、重賞連勝目指す。
ワイドバッハ(牡6)
昨年の武蔵野ステークスを制し、ここで通用するだけの力は十分だ。ここ3走は凡走が続いているが、終いは良い脚を使っている。展開がはまれば逆転は可能だ。使いづめできていたので、少し間隔が空いたのもこの馬にとっては好材料だ。中京コースにしっかりと対応できるなら重賞2勝目も見えてくる。
アドマイヤロイヤル(牡8)
フェブラリーステークスでは12着と惨敗に終わったが、前走のアハルテケステークスでは3着に好走し、まだまだ力のあるところを見せた。一昨年のこのレースの覇者であり、この条件が合うことは間違いない。連覇を狙った前年のこのレースで大敗した悔しさをここで一気にはらし、古豪が返り咲きを狙う。
他には、かきつばた記念で2着のレーザーバレット、昨年のユニコーンステークスの勝ち馬レッドアルヴィス辺りも圏内か。ダート1400mは最適条件ではないものの、JBCスプリントを制したドリームバレンチノも無視はできない存在だ。
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