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2018年10月14日、京都競馬場で秋華賞(GⅠ/芝1800m)が行われる。アーモンドアイ、カンタービレ、サラキア、ラッキーライラック、プリモシーンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。


データ① 実績

勝ち馬10頭中7頭が芝1800m以上で重賞を勝っていた。残る3頭には、芝2000m以上で重賞2着かオープン特別勝ちの実績があった。

また、勝ち馬10頭中6頭が桜花賞とオークスの両方に出走し、もう1頭はオークスを勝っていた。春に一線級と戦っていた方がいい。

データ② 前走

勝ち馬10頭の前走の内訳は、ローズS6頭、紫苑S3頭、クイーンS1頭。以前はローズS組が圧倒的に強かったが、紫苑Sが重賞に格上げされた2016年から同組が連勝中。

また、勝ち馬10頭中7頭が前走で連対。残る3頭中2頭はともにオークス馬で、ローズSで4着だった。さらに、勝ち馬全10頭が前走で4番人気以内に推され、うち7頭が1番人気だった。

なお、前走から間隔が3か月以上空いた馬は、オークスから直行した10頭を含めて16頭が出走し、掲示板に載ってすらいない。

データ③ 所属

美浦【2・2・3・67】(勝率 2.7%、連対率 5.4%)
栗東【8・8・7・82】(勝率 7.6%、連対率15.2%)

データ④ 人気

1番人気【3・1・2・4】
2番人気【2・2・1・5】
3番人気【4・1・0・5】

勝ち馬10頭中9頭が3番人気以内。

結論

紫苑S組が一昨年、昨年と連勝中だが、今年は1、2着馬が回避。ローズS組が優勢になりそうだ。

中心となるのは、ローズSを制したカンタービレ。春にはフラワーCを勝ってオークスに出走(13着)しており、ラスト1冠奪取へ視界は良好と言える。

ローズSで2番人気2着のサラキアは実績面でこそやや劣る欠けるものの、重賞で4着が2回あり、悪くない。

ローズS3着のラテュロスは、アルテミスSで3着と重賞実績もまずまず。同4着のゴージャスランチも、春にオープン特別で3着が2回あり、有力の1頭になる。

メンバー中、紫苑Sで再先着の3着だったランドネは、春にスイートピーSを勝ってオークス(11着)に出走している。順調さではローズS上位組とほぼ変わらず、チャンスはある。

トライアル組以外では、関屋記念を制したプリモシーンに大きな魅力がある。夏に古馬相手の重賞を勝って参戦するのは、2011年1着アヴェンチュラと同じ。

2冠牝馬アーモンドアイと2歳女王ラッキーライラックは、ともにオークスからぶっつけ。過去10年では好走例がなく、2010年にオークス1着から臨んだサンテミリオンは3番人気に支持されながら18着と大敗した。2006年にカワカミプリンセスが無敗でオークス、秋華賞の牝馬2冠を制したように、能力が高ければ克服は可能となるが、前哨戦を使われてきた馬と比べれば割り引きは必要だろう。

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