(C)MAZIMICKEY

2019年5月19日、東京競馬場でオークス(GⅠ/芝2400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのは、コントラチェック、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、ダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とした。


オークスの配当傾向

過去10年を見ると、三連単の最高額配当は2011年の548,190円で、その他に2013年にも150,480円と10万超えの配当が出ている。これらを含めて万馬券は10年で5回出ている。昨年(3,360円)や2009年(2,430円)のように人気サイドで決着することも多いが、波乱の決着に期待して積極的に穴馬を狙いたい。

単勝オッズは概ね人気馬が優勝するケースが多いものの2011年(3,720円)や2013年(2,850円)のように人気薄が優勝するケースもあり、注意が必要だろう。

馬連は最高配当が2011年(42,750円)で、それ以外に2013年(13,880円)で万馬券が出ている。いずれの年も人気薄の馬が優勝している影響もあり、その他の年は比較的堅い決着となっている。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 好走血統に注目

父系はディープインパクト・ハーツクライのいずれかが絡むことが多いレースであったが、昨年は新種牡馬のロードカナロア産駒とオルフェーヴル産駒が1,3着に入り、2着もルーラーシップ産駒であった。サンデーサイレンス系だけでなく非サンデー系特にキングカメハメハ系統を中心に注目したい。これ以外では一昨年の1・2着が非サンデーのノーザンダンサー系で決着しており、サンデー系産駒の母系もノーダンサンサー系の血を持つ馬が相性が良いレースであり注目だ。
2018年 リリーノーブル(4人気/母父クロフネ)
2017年 ソウルスターリング(1人気/父Frankel)/モズカッチャン(6人気/父ハービンジャー)/アドマイヤミヤビ(2人気/母父クロフネ)
2016年 シンハライト(1人気/母父シングスピール
2015年 ミッキークイーン(3人気/母父Gold Away)/ルージュバック(1人気/母父Awesome Again)
2014年 ヌーヴォレコルト(2人気/母父スピニングワールド)/ハープスター(1人気/母父ファルブラヴ)
2013年 エバーブロッサム(5人気/母父デインヒル)
2012年 ジェンティルドンナ(3人気/母父Bertolini)/アイスフォーリス(9人気/母父クロフネ)
2011年 エリンコート(7人気/母父Bluebird)/ピュアブリーゼ(8人気/母父パントレセレブル)/ホエールキャプチャ(2人気/父クロフネ)
2010年 アパパネ(1人気/母父Salt Lake)/サンテミリオン(5人気/母父ラストタイクーン)、
2009年 ブエナビスタ(1人気/母父Caerleon)/レッドディザイア(2人気/母父Caerleon)

父系キングカメハメハ系とノーザンダンサー系の組み合わせも相性がよく、またノーザンダンサー系ではクロフネに代表されるvice regent系の活躍が目立つ。こちらも注目だ。

予想参考データ② 前哨戦に注目

全体的には桜花賞組が優勢であるが、今年は桜花賞馬が不在である。このような年こそ別路線組からの穴馬を選定したい。実際に前哨戦で好走するも本番も人気を集めず、激走するケースが度々ある。以下に激走馬の本番での人気と前走成績を記載した。

2017年 モズカッチャン(6人気/フローラS1着)
2012年 アイスフォーリス(9人気/フローラS2着)
2011年 エリンコート(7人気/忘れな草賞1着)/ピュアブリーゼ(8人気/フローラS3着)
2010年 サンテミリオン(5人気/フローラS1着)/アグネスワルツ(8人気/フローラS2着)

激走と凡走の波はあるもののフローラS1-3着馬には是非注目したい。

予想参考データ③ 脚質に注目

激走馬の脚質に注目すると逃げ・先行から中団待機の差しが多い。極端な追い込みは不発に終わることが多く、追い込み馬は軽視するのが良い。以下に激走馬の本番の人気と道中の位置取りを記載した。

2017年 モズカッチャン(6人気/6-6-6-5)
2015年 クルミナル(6人気/9-8-6-6)
2013年 メイショウマンボ(9人気/9-9-7-7)
2012年 アイスフォーリス(9人気/8-6-6-7)
2011年 エリンコート(7人気/9-9-7-6)/ピュアブリーゼ(8人気/1-1-1-1)
2010年 アグネスワルツ(8人気/2-2-2-2)

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはシャドウディーヴァ、ビーチサンバ、メイショウショウブだ。

シャドウディーヴァは相性の良い父ハーツクライに母父ノーザンダンサー系である。前走はフローラSで僅差の2着に敗れているが、脚質も含めて激走の条件が全て合致するのがこの馬だ。是非激走に期待したい。

ビーチサンバは桜花賞組の1頭である。父クロフネは相性の良いvice regent系種牡馬、脚質からもここで再度見直したい。

メイショウショウブはローテーションとしては異例である。ただ、これまでの戦績からは距離次第では激走も期待でき、相性の良いキングカメハメハ系の血も持つ1頭である。先行策からどれだけ粘れるか注目だ。

おすすめの記事