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2019年5月18日、京都競馬場で平安ステークス(GⅢ/ダート1900m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるオメガパフューム、チュウワウィザード、サンライズソア、アナザートゥルース、サトノティターンらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

平安ステークスは5月開催になったのが、2013年からなので、過去6年間のデータを参考にする。


平安ステークスの人気馬成績

過去6年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは3回、2着3着ともになしとなっており、1番人気の信頼度的になんとも言い難い。

2番人気が全く来ていないが、3番人気から5番人気まで横一線。人気サイドではまず決まらないと思った方がいいかもしれない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 基本的には前残り!

脚質・逃げ(3- 0- 0-4)
勝率 42.9% │ 複勝率 42.9%

脚質・先行(3- 2- 4-10)
勝率 15.8% │ 複勝率 47.4%

過去6年の勝ち馬は逃げ馬か、先行馬か。非常に分かりやすいデータとなっている。逃げ馬が16着に惨敗した年は前半の5ハロンで60秒を切った。スローで運べれば激アツだ。

上がり3ハロン1位の馬は過去6年で1度も勝てていないのも象徴的なデータだが、3~5位までの脚は必要という絶妙な塩梅が求められる。

2017年2着のクリソライトのように最後方から来るケースもあるが、これが例の逃げ馬が惨敗した年。展開の助けがない限り、後ろからでは非常に厳しい。

予想参考データ② 斤量が重いのは強豪の証!

別定戦ということで、56キロがベースとなり、そこから1キロから3キロ重くなる馬が出てくる。オメガパフュームが59キロを背負い、なかなか厳しい状況を思わせる。

しかし、59キロでも2013年にニホンピロアワーズが勝つなど、そこまで気にしなくていい。58キロでも頻繁に来るため、このレースに関しては斤量は関係ない。

斤量を背負う馬は強豪で、GⅠなどを制した馬だからで、GⅢでは本来、格が違う。それより大事なのは勢いであり、前走せめて掲示板には入っていたい。

オメガパフュームはフェブラリーステークスで惨敗したが、本来ここはチャンス。勢い的に巻き返せるかどうか。

予想参考データ③ 関東馬大苦戦

ここ数年、平場の関西のレースでも積極的に関東馬が遠征し、勝利を収めている。輸送より適鞍で走れることがとても大事なのだろう。

ただ、平安ステークスに限っては大苦戦を強いられ、過去6年で19頭参戦し、すべて着外に沈んでおり、非常に厳しい。

前走東京や中山、地方競馬の船橋など関東でのレースが目立つが、それでも関東馬は3着以内にすら来ない。1800と1900、1900と2000ではたった100メートルで全く違うと言われ、要は適鞍じゃないところに参戦した関東馬が多いということに。

ダート1900メートル適性があるかどうか、関東馬から買うのであればそこをチェックしておきたい。

2019年の危険な人気馬は?

サトノティターンは人気になる見込みだが、マーチステークスが後方からの競馬で差し切り勝ち。その時点で厳しいが、準オープン時代の京都1900で惨敗を喫しているのも嫌う要素か。平安ステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、オメガパフュームは2つ目の消しデータに合致している。強いのは間違いないが、59キロを背負う以上勢いが欲しいが、前走の惨敗がどうか。JBCクラシック2着はあるが、55キロでの競馬と59キロの競馬では参考になるとは思えない。割引で十分か。

反対にチュウワウィザードは危険なデータに一つも当てはまらない。ダイオライト記念はコンマ8秒差をつける圧勝、東海ステークスはインティの2着。斤量3キロ増は嫌だが、強豪の証、4歳世代の新たな実力馬として、せめてオメガパフュームには勝っておきたい。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、チュウワウィザードと言えそうだ。

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