今週は札幌で“真夏の祭典”札幌記念(GII/芝2000m)が開催される。
エリザベス女王杯を勝ったラキシスや菊花賞馬トーホウジャッカルといったGI馬が参戦する。他にもラストインパクト、ダービーフィズ、ヒットザターゲットといった重賞ウィナーが多数。
ではどんな点がポイントになるのだろうか? 今回は“5つの消しデータ”を用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。(※別場所、別コース開催は除外)
消しファクター① 枠順
まず枠順が大きなファクターになる。札幌記念は外枠が極端に不利なレースだ。
7、8枠(1−0−0−35)
馬券になったのは1番人気のトーセンジョーダンのみ。同馬は次走、天皇賞秋で1着になったほとの馬だった。このレベルでないと、枠順の不利を克服するのは難しそうだ。
消しファクター② 前走函館記念組
同じ洋芝で行われる函館記念だが、札幌記念とは傾向が異なる。よって、直結しない傾向にある。
前走函館記念(1−1−3−39)
複勝率はわずか11%。馬券になったのはすべて5番人気以内の人気馬だった。
【次のページヘ】残り3つの消しファクターとは?