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2019年7月21日、中京競馬場で中京記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるプリモシーン、カテドラル、ロードクエスト、グルーヴィット、ミエノサクシードらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

馬場改修後の2012年以降7年間のデータを参考に予想を進めていく。


中京記念の人気馬成績

過去7年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは1回、2着はなし、3着1回と信頼度ははっきり言って低い。

上位人気も同じようにアベレージが低いが、5番人気が3勝、7番人気が2勝と中穴に位置する人気の馬が走る傾向にある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 最後の末脚だけで問題なし

上がり3F 1位(5- 0- 2-2)
勝率 55.6% │ 複勝率 77.8%

中京の直線は長く坂があるが、それもあり、末脚だけでどうにかなるのが中京記念の傾向。逃げは壊滅的、前よりも後方待機、非常に極端だ。

この7年、必ず1頭は4コーナーで10番手以下の馬が絡んでおり、差し届かないのではないかと不安がることはない。

末脚といっても33秒台などの鬼脚である必要はない。34秒台で問題ないが、馬場状態やコースなどを加味してそのあたりは吟味した方がいいだろう。

予想参考データ② 狙うなら5歳か6歳

3歳馬も走れる中京記念だが、3歳馬は1頭も馬券圏内に絡んでおらず、4歳馬も来ているとは言い難いし、7歳以上の馬もパッとしない。

狙いは5歳か6歳だが、勝ち星では5歳、勝率では6歳となっており、このどちらかで7年間は決まっている。

ちなみに牝馬は16頭参戦して2着2回のみ。その2着馬はいずれも前走オープン特別で大敗している。

予想参考データ③ 1キロ台の斤量増の馬が熱い

ハンデ戦の中京記念だが、実は斤量が前走よりも増えた馬が結果を残す。特に1キロ台の斤量増はアベレージ的に狙いだ。

具体的な斤量では57キロが4勝を挙げるなど成績を残す。前走56キロから57キロなんて激アツと言っていいだろう。

斤量減馬は頭数の割に3着以内に入る馬の数が少なく、面白いのは2キロ台の斤量減馬。ちなみに53キロは1頭も馬券圏内に入っていない。

2019年の危険な人気馬は?

カテドラルは人気になる見込みだが、3歳馬でいきなりの参戦、53キロの斤量、前走GⅠの成績がパッとしないことを踏まえ、積極的には推せない。中京記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、グルーヴィットは2つ目の消しデータに合致している。理由はカテドラルと同じだが、元々距離が長く、あのレーン騎手が乗ったNHKマイルカップでも結果を残せず。52キロの斤量が魅力的に見える分、人気が過剰しそうだ。

反対にミエノサクシードは危険なデータに一つも当てはまらない。6歳馬であり、ヴィクトリアマイルでは上がり3ハロン2位で、末脚勝負にも強く、馬場は不問。不安は阪神でよく結果を残すところだが、オープン特別勝ちもあり、54キロなら十分勝負になる。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ミエノサクシードと言えそうだ。

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