今週は新潟で新潟2歳ステークス(GIII/芝外回り1600m)が開催される。
今年の新潟2歳Sはロードクエスト、ペルソナリテ、ウインミレーユといった素質馬たちが出走予定だ。
ではどんな点がポイントになるのだろうか? 今回は“5つの消しデータ”を用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。(※別場所、別コース開催は除外)
消しファクター① 馬体重
新潟2歳Sでは馬格のない馬が圧倒的に不利な傾向が出ている。
440キロ未満(0−1−1−28)
この時期の新馬戦は少頭数で行われることも多く、多頭数の競馬に慣れていない馬もいる。そういう馬はもまれ弱い。特に馬体重が小さい馬にとって、他馬との接触は苦痛になる。よって、基本的に馬体重が重たい馬を重視したほうがよさそうだ。
消しファクター② 前走上がり4位以下
新潟は直線が長く、末脚勝負になりやすい特性を持っている。だから、前走で速い上がりを使えなかった馬はほとんど来ていない。
前走上がり3位以下(1−2−0−53)
複勝率はわずか7%。少なくとも軸馬は前走上がり2位以内から選んだほうがよさそうだ。
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