京王杯スプリングカップ2017の予想データ分析…5つの消しで回収率300超も

今週は東京競馬場で京王杯スプリングカップ(GII/芝1400m)が行われる。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


目次

ポイント1 極端な人気薄は消し

1400mの重賞は荒れがちだが、本格派の東京コースで行われるためか、超穴馬が激走するようなケースは少ない。

人気勝率複勝率単回値複回値
1番人気10.0%20.0%4729
2番人気10.0%60.0%59110
3番人気10.0%50.0%45118
4番人気20.0%20.0%15754
5番人気20.0%40.0%165132
6番人気0.0%20.0%072
7番人気0.0%30.0%0133
8番人気10.0%10.0%14340
9番人気0.0%10.0%056
10番人気20.0%20.0%782157
11番人気0.0%10.0%0121
12番人気0.0%0.0%00
13番人気0.0%10.0%0186
14番人気0.0%0.0%00
15番人気0.0%0.0%00
16番人気0.0%0.0%00
17番人気0.0%0.0%00
18番人気0.0%0.0%00

集計期間:2007. 5.12 ~ 2016. 5.14

ほとんどが一桁人気の馬でしめられている。ある程度実力が問われるため、無謀な穴狙いはしないほうがよさそうだ。

※以下、10番人気以内を対象に集計

ポイント2 4歳馬の不振

年齢別の成績を見てみると、4歳馬の成績が極端に低いことが分かる。

年齢勝率複勝率単回値複回値
4歳5.7%14.3%3445
5歳18.8%31.3%25292
6歳0.0%35.0%0108
7歳11.1%55.6%96174
8歳25.0%25.0%960180

集計期間:2007. 5.12 ~ 2016. 5.14

毎年、上がり馬が人気になりがちだが、期待に応えられていないのだ。

5歳以上の馬を狙ったほうが懸命だろう。

ポイント3 差し馬はいらない

1400mでは持続力が問われる。いくら直線の長い東京といえど、後方一気タイプの馬はつらい。

前走脚質勝率複勝率単回値複回値
平地・逃げ0.0%50.0%0167
平地・先行0.0%23.1%062
平地・中団20.5%34.1%307124
平地・後方4.2%20.8%1951

集計期間:2007. 5.12 ~ 2016. 5.14

最低でも中団以上につけないと、勝ち負けをするのは難しいわけだ。

ポイント4 関西ジョッキーは割引

もし穴馬を狙いたいのなら、関東所属のジョッキーを狙うべきかもしれない。

騎手分類勝率複勝率単回値複回値
美浦10.7%26.8%204108
栗東7.5%30.0%4565

集計期間:2007. 5.12 ~ 2016. 5.14

関西のジョッキーに比べ、穴を開ける率が高い。関西ジョッキーは人気馬に騎乗するケースが多いため好走率は高いものの、ほとんど穴を開けられていないという状況にある。関東のジョッキーに注目してみても面白そうだ。

ポイント5 父ロベルト系は消し!?

血統に目を向けてみると、ロベルト系が不振であることが分かる。

種牡馬着別度数
ロベルト系1- 0- 0-13/14

集計期間:2007. 5.12 ~ 2016. 5.14

1番人気5頭を含むほとんどが人気馬だったが、馬券圏内に好走したのは1頭のみ。基本的に割り引いて良さそうだ。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
4- 3- 3-11/21
勝率複勝率単回値複回値
19.0%47.6%481210

集計期間:2007. 5.12 ~ 2016. 5.14

なんと、好走率は48%超、回収率も300%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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