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2019年1月13日、京都競馬場で日経新春杯(GⅡ/芝2400m)が行われる。今回のJRA重賞予想考察では“消しデータ”にフォーカス。過去10年の当該レースを振り返り、好走馬が全く出ていない条件を導き出していく。

予想をしていくとどの馬も魅力的に見えてなかなか切ることができないというのが馬券ファンの悩みのタネだ。しかし、今回の消しデータと自分の予想を照らし合わせていけば、買う馬を絞ることもできるはずだ。

今年はグローリーヴェイズ、ムイトオブリガード、アフリカンゴールド、ルックトゥワイス、メイショウテッコンらが出走する。果たして、この中で消しデータに該当している馬とは? 過去を振り返ることで2019年の好走馬が見えてくる。


2019年JRA重賞考察:日経新春杯の予想分析

データの対象年数:過去10年

※大幅にレースの施行条件が変わった場合は対象外とする場合あり

予想消しデータ 極端な人気薄は消し

まずは人気から。日経新春杯はハンデ戦ながら極端な人気薄が走らない傾向にある。

11番人気 ( 1- 0- 1- 39/ 41 )
勝率 2.40% │ 単勝回収値 83
複勝率 4.90% │ 複勝回収値 54

41頭走って馬券に絡んだのは2頭のみ。極端な人気薄は狙いすぎないほうがいいだろう。

※以下、10番人気以内を対象に集計

予想消しデータ 高齢馬は消し

日経新春杯は高齢馬が全く走らないレースとして知られている。

7歳以上 ( 0- 0- 0- 20/ 20 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 0.00% │ 複勝回収値 0

20頭走って好走馬はゼロ。ちなみに11番人気以下の高齢馬を含めると40頭以上になるが、同様に好走馬はゼロだ。強調できない条件として判断するには十分すぎる材料といえるだろう。

予想消しデータ ベテランは消し

年齢と同じように気にしたいのがキャリアの数だ。あまりにキャリアを重ねすぎている馬は走らない傾向にある。

26戦~ ( 0- 1- 1- 28/ 30 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 6.70% │ 複勝回収値 22

日経新春杯はハンデ戦といってもGIIだ。特に春までに賞金を積み上げて天皇賞春や宝塚記念に出走したい有力馬が出走してくるケースも多い。例年、決してレベルは低くない。

キャリアを重ねすぎているということは、

・消耗している
・単純に弱い

どちらかに該当している可能性が高い。レベルの高いGIIとなると、この条件に合致してしまっている馬が好走するのは困難なのだ。

予想消しデータ 外枠は消し

この時期の京都はなんといっても内枠が有利。反対に外枠勢は苦しい。

13番より外 ( 0- 0- 0- 12/ 12 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 0.00% │ 複勝回収値 0

極端な外枠に入ってしまった場合、思い切って切るという選択肢もありだろう。

予想消しデータ 不調の馬は消し

日経新春杯はレベルの高いGII戦だ。だから調子を落としている馬が巻き返すことはあまりない。前走の順位別の成績を見てみると、それも明らかだ。

前走10着~ ( 0- 0- 1-23/24 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 4.20% │ 複勝回収値 20

前走二桁着順から巻き返した馬は1頭のみ。ここは変にひねらず、前走しっかり走っている馬を狙うべきなのだ。

予想消しデータ 上がりをまとめられない馬は消し

日経新春杯のポイントは「好位を取ること」かつ「上がりの脚をまとめられること」にある。

この時期の京都は馬場がいいため、ポジション取りがカギになってくる。ただし、ポジションを取れただけでは足りない。

なぜなら京都芝外回りは直線が長いため、末脚をまとめられない馬は差し切られてしまう可能性が高いからだ。

実際、前走速い上がりを使えなかった馬は勝利に届かないケースが多い。

3F 6位~ ( 0- 2- 3-38/43 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 11.60% │ 複勝回収値 36

勝率はゼロ。複勝率、複勝回収値ともに低調な数字だ。好位を取って4コーナーまででリードを取って惰性で乗り切ろうとするタイプの馬は、少なくとも2着以下の馬券にしか組み込むべきではないのだ。

消しデータまとめ

消しデータをまとめていくと……

・極端な人気薄は消し
・高齢馬は消し
・ベテランは消し
・外枠は消し
・不調の馬は消し
・上がりをまとめられない馬は消し

となる。今年もこの条件に合致してしまっている馬は注意が必要だ。

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