オールカマー2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年9月27日、中山競馬場でオールカマー(GⅡ/芝2200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるミッキースワロー、カレンブーケドール、ステイフーリッシュ、クレッシェンドラヴ、ジェネラーレウーノらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

新潟開催だった2014年を除いた過去10年のデータを参考にしていく。


オールカマーの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は3勝、2着は4回、3着は1回。1番人気の信頼度は高いが、2倍台ではそこまででもない結果に。人気は人気でも注意は必要だ。

過去10年で単勝50倍以上の馬は3着にも来ていない。伏兵馬が来ないわけではないが、無茶な馬は狙わないというのも大事になる。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走GⅠ組の取捨選択

前走GⅠ組(7- 6- 2-10)
勝率 28.0% │ 複勝率 60.0%

オールカマーは天皇賞秋もしくはジャパンカップのステップレースになるレースだが、やはり一線級の馬たちの叩き台になるケースがほとんどで、この成績は無視できない。

レース別で見ると圧倒的にいいのは宝塚記念組で全てにおいて圧倒している。以前は宝塚記念での好走がポイントになったが、ここ数年は出ているだけで十分という感じに。他のGⅠは前走5人気以内というのが目安になりそうだ。

実は人気馬で前走GⅠ、水準を満たしたのはミッキースワローのみ。こうなってくると軸は決まってきそうだがどうか。

予想参考データ② 問われやすい中山実績

中山の2200メートルは特殊であり、タフである、外回りに出るので、急坂を下ってスピードが出て、疲れたところに急坂を登る、これはしんどいし、中山の相性が問われる。

中山の2200で結果を残すのはクレッシェンドラヴやミッキースワローなど結構多く、中山巧者同士であっさり決まる可能性もあるだろう。

カレンブーケドールは2着が続いているが、本来であれば勝負になりそうだった紫苑ステークスで3着に。オークスや秋華賞、ジャパンカップでは2着と健闘した馬が中山では一枚落ちた結果が3着だったという見方もできるが。

予想参考データ③ 休み明けをどうするか

ジェネラーレウーノ、オウケンムーンは1年以上の休み明けとなっている。ここ10年でこうした馬が活躍するケースは乏しいが、2010年の覇者シンゲンは前年の天皇賞秋以来の参戦だった。

この時のシンゲンは天皇賞秋で2人気5着と期待を集めている馬。これをそれぞれに当てはめると、どうにもその水準には達していないことがわかる。ジェネラーレウーノの主戦だった田辺裕信騎手がステイフーリッシュに乗るのも、何らかの理由があるのであろう。

2020年の危険な人気馬は?

カレンブーケドールは人気になる見込みだが、中山ではどうかという懸念がある。紫苑ステークスがそこまで強いメンバーではなかった。それで負けている。休養明けだから走らなかったとしても、それはここにも当てはまる。ここは様子見か。オールカマーの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ジェネラーレウーノは3つ目の消しデータに合致している。中山ではそれなりにやれることは分かっているものの、いくら鉄砲がきくとはいえ1年8か月のブランクは大きすぎる。

反対にミッキースワローは危険なデータに一つも当てはまらない。このメンツの中では一番の中山巧者であり、安定感は抜群。ついにGⅠでも3着に入るなど着実に力はつけてきた。人気が一本被りになっても、軽視するのは無謀だろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、ミッキースワローと言えそうだ。

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