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2020年2月9日、京都競馬場できさらぎ賞(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるアルジャンナ、ギベルティ、グランレイ、サトノゴールド、ストーンリッジらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考に予想を進めていく。


きさらぎ賞の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が3勝、2着が3回、3着はなし。一本被りはしやすいが、1倍台は連対率100%、しかし勝ち切れない、2倍台と3倍台は大して差はない。

少頭数で行われやすいものの、伏兵馬が結構飛び込んでくるのがきさらぎ賞。1倍台の馬が勝ち切れないとなれば、馬単や3連単が狙い目か。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 上がりの脚は絶対だが…

上がり3F 1位(4- 3- 3-0)
勝率 40.0% │ 複勝率 100.0%

逃げが残りやすく、先行馬の成績が優秀、後方からは未勝利という状況でありながら、上がり最速の末脚を披露すれば、少なくとも3着には入るというきさらぎ賞。

2018年1着のサトノフェイバーは逃げを打ちながら3位の脚、2014年2着のバンドワゴンは4位の脚と逃げ馬にそこまでやられると、後方の馬はやりようがない。

過去10年で上がり33秒台と32秒台を叩き出したのは4頭いる。2011年1着のトーセンラー、3着のオルフェーヴル、2012年1着のワールドエースと2着のヒストリカル、この4頭。後にクラシックを制するオルフェーヴルでも後ろからでは3着が精一杯だ。

予想参考データ② 新馬未勝利組の取捨選択

2歳戦で活躍した馬がその勢いで活躍するケースがある一方、新馬や未勝利組はどうか。強調できるのは未勝利組、勝ち切れないが複勝率は50%ある。新馬組は過去11頭のうち1頭だけ勝利、あとは着外だ。

未勝利組だが、京都もしくは阪神の1800メートルで勝ち、できればちょっと差をつけた勝ちがいい。そして1番人気での勝利の方が気持ち的に余裕が持てる。

新馬組での唯一の勝利がサトノフェイバーだが、この時は京都2000メートルで2番人気1着、2着にコンマ5秒差の圧勝。今回のメンバー、微妙にこの水準に足りないがどうか。

予想参考データ③ 関東馬の取捨選択

1800メートルならば共同通信杯があり、わざわざ遠征をする理由に乏しい関東馬。過去10年で6頭しか来ていないが、1着1回2着1回と微妙に結果は出している。

この2頭がグローリーヴェイズとルージュバック。中京で輸送を経験していたグローリーヴェイズ、新潟の新馬戦を走ったルージュバック、立派な共通点があった。

今年ギベルティが関東馬として出走する。ちなみにこの馬は栗東滞在をしており、輸送はおそらく関係ない。ただ、微妙な変化で走らない、そんなこともありそうだが。

2020年の危険な人気馬は?

ギベルティは人気になる見込みだが、新馬戦のメンバーがあまりにも頼りなく、コンマ3秒差の勝利でも物足りない。武豊騎手が進言したようだが、思惑通りに行くとは少し思えないが、果たして。きさらぎ賞の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、サトノゴールドは2つ目の消しデータに合致している。上がり最速の脚を見せたとして、夏の北海道とはいえ35秒1では、最速の脚にはならないだろう。また、5か月半の休み明けで来るようなレースではなく、いきなり走ったらむしろすごい。

反対にストーンリッジは危険なデータに一つも当てはまらない。上位人気馬が全体的に微妙の中、血統的にこの時期は走り、クラシックの前哨戦までは有力候補になる兄弟が多いことを考えると、いきなり走っても不思議ではない。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ストーンリッジと言えそうだ。

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