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無傷の3連勝、力を付けてクラシック線へ——。

1月14日、中山競馬場で京成杯(G3/芝 2000m)が行われ、ジェネラーレウーノが優勝した。2着は2番人気のコズミックフォース、3着には新馬勝ちから臨戦したイェッツトが入った。

3番人気に推されたデルタバローズは、まさかの13着に終わった。勝者、敗者をわけた“分岐点”はどこにあったのだろうか? 振り返っていくことにしよう。


結果・着順

2018年 1月14日(日) 1回中山5日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第58回京成杯
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 2000m 15頭立

馬名性齢
ジェネラーレウーノ牡31
コズミックフォース牡32
イェッツト牡36
ライトカラカゼ牡310
サクステッド牡37
ロジティナ牡39
ダブルシャープ牡34
スラッシュメタル牡311
タイキフェルヴール牡312
10エイムアンドエンド牡35
11コスモイグナーツ牡38
12ヤマノグラップル牡315
13デルタバローズ牡33
14ジョリルミエール牝314
15ギャンブラー牡313

LAP 12.5-10.7-12.2-11.8-12.5-12.4-12.1-12.5-12.3-12.2
通過 35.4-47.2-59.7-72.1  上り 74.0-61.5-49.1-37.0  平均 1F:12.12 / 3F:36.36

払い戻し

単勝  15 \350
複勝  15 \150 / 5 \150 / 1 \320
枠連  3-8 \640 (1)
馬連  05-15 \780 (1)
ワイド 05-15 \310 (1)/ 01-15 \1030 (11)/ 01-05 \830 (9)
馬単  15-05 \1510 (2)
3連複 01-05-15 \3130 (6/455)
3連単 15-05-01 \12290 (15/2730)

レース分析

レースラップは以下の通りである。

12.5-10.7-12.2-11.8-12.5-12.4-12.1-12.5-12.3-12.2(59.7-61.5)

前半1000mの通過がやや早く、2番手を大きく離して逃げたコスモイグナーツにとっては厳しい展開となった。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ジェネラーレウーノ

外枠からのスタートとなったが、絶好のタイミングで発馬して前に出して行った。ハナを切ったコスモイグナーツから3-4馬身差の2番手での競馬となった。

コスモイグナーツに行かせて少しペースを落とし、内でロスなく道中運んだイメージである。直線に入って追い出されるとしっかり反応し、残り200mで先頭を走るコスモイグナーツを捕らえた。

一時は完全に抜け出したが、ゴール板寸前でコズミックフォースに迫られた。最後は粘って1/2馬身差、クラシック戦への嬉しい勝利となった。

コスモイグナーツを行かせたにしても早いペースの中、直線で抜け出して後続の追随を許さず粘り込んだ。スタミナも要求される展開の中で強い競馬を見せることができた。気性に難が見られる事もあったがチークピーシーズで改善された。

クラシック路線でも非常に楽しみな一頭だ。

2着 コズミックフォース

まずまずのスタートだったが、外でスタートを決めた馬が前に行ったため、控えて中団後方に位置を取った。4角で追い出されると大外を回って直線に入った。

上がり最速で一気に抜けて行ったが、ジェネラーレウーノを捕らえることができず、1/2馬身差の2着に終わった。この早いペースを前で押し切られたのは、勝ち馬を評価するしかない。

前につけられない分ある程度展開に左右されることにはなるが、あの位置取りから1/2馬身差まで詰めることができたのは能力のある証拠だ。

3着 イェッツト

スタートでは前に行かず後ろからの競馬となった。内枠を活かして道中ロスなく進み脚を溜めた。残り800m付近ではすでに蛯名騎手の手が動いており、徐々に位置を上げて行った。

直線で追い出されると馬群を縫ってグングン進出した。先頭を捕らえるかのような勢いだった。新馬戦勝ちからの臨戦はこの馬だけだったが、きっちり結果を出した。

まだまだ馬体にも成長の余地が見られるイェッツト、今後の走りにも大いに期待が持てる。

4着 ライトカラカゼ

まずまずのスタートから中団外めに位置を取った。4角で大外を回り、直線で追い出されると良い脚で追い込んで来た。しかし、残り100m付近での脚はイェッツト、コズミックフォースに劣り、ゴール前で捕らえられた。

5着 サクステッド

スタートを決めて前に出して行った。1角では3番手でカーブを曲がって行った。直線で追い出されると勝ったジェネラーレウーノと同じく先頭をうかがうも、地力の違いか離されてしまった。

最後には後方から追い込んで来た馬にも次々と抜かれ、5着に終わった。

13着 デルタバローズ

レース以前にテンションの高さが目立つ日だった。返し馬でも終始頭が高く、集中して走れる状況にはなかっただろう。鞍上も我慢させて走らせることに徹したが、レース前やレース前半の力みがあってか後半に力はなかった。

これは馬の気性の問題で、今後まだまだ改善は可能だろう。素質はある。これからの巻き返しに期待できるのではないか。

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