勢力図を予想
ミッキークイーン
オークスでは“怪物”ルージュバックを撃破。キャリアすべてで上がり3位以内の末脚(うち4走で1位)を使っている閃光少女。阪神では3走して2勝、2着1回と実績があり、道悪の未勝利でも秀逸なパフォーマンスを見せた。弱点らしい弱点がないため、ここでも堅実か。
レッツゴードンキ
オークスは不安視された距離の壁にモロにぶち当たってしまった。しかし、今回は距離短縮。しかも桜花賞を勝ち、阪神ジュベナイルフィリーズで2着になった阪神コースに変わることで前進が望めるはずだ。桜花賞馬の底力を見せられるか?
アンドリエッテ
春のクラシックでは桜花賞6着、オークス5着とあと一歩のところで栄冠を逃した。こちらもミッキークイーンと同じでキャリア全てで上がり3位以内を記録している末脚自慢だ。もっとも、ミッキークイーンより脚質が極端で後ろからの競馬になることが確実なだけに、好走のためには展開の助けが必要になりそうだ。
トーセンビクトリー
夏の上がり馬の1番手。母はエリザベス女王杯の覇者トゥザヴィクトリー、兄弟にトゥザグローリーやトゥザワールドがいるという超良血馬だ。前走は古馬をもろともせず、1000万条件をクリア。クラシックホースたちを追撃する。ただし、母はローズSで1番人気に支持されながら4着に敗れた過去を持つのはネックか。
他には3戦3勝のディープジュエリー、桜花賞4着のクイーンズリングらが人気に支持される見込みとなっている。
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