アストラエンブレムの血統や将来性は?素質馬のパフォーマンスは重賞級か

パフォーマンスの評価

アストラエンブレムは新馬戦で負けている。ただし、この新馬戦の内容が秀逸だった。

ロスカボスが勝った新馬戦は前半から13秒台のラップを連覇する超スローペースだった。

13.2-12.4-13.2-13.6-13.4-12.5-11.2-11.5

そんな中、アストラエンブレムは後方から競馬を進めた。直線では差しきれなかったものの、34.5秒の末脚を使って前を行ったロスカボスを追い詰めている。

これだけスローペースになると、並の馬なら前に詰め寄れずに後方で入着する。にもかかわらず、アストラエンブレムは9頭立ての8番手から2着まで上がってきた。秀逸なエンジンを搭載していないとできない芸当だったと考えられる。

2戦目となった未勝利でも後方から前の馬たちをごぼう抜きしている。しかも記録した上がりタイムは2位に0.7秒差をつける32.6秒という圧倒的な数字だった。

新馬戦の内容も合わせて重賞級の力を持っていると判断していいだろう。

今後、2歳重賞や朝日杯フューチュリティステークスが目標になっていくはず。その将来が期待されるところだ。

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