ミッキークイーン、オークスで桜花賞除外の無念を晴らせるか?


桜花賞馬を差し置いて多くのファンの指示を集めるかもしれない。

5月24日に行われる優駿牝馬オークス(GI/芝2400m)で1頭の競走馬が注目を集めている。桜花賞で無念の除外となり出走がかなわなかったミッキークイーンが今回の主役だ。

1冠目は出走すらかなわなかった。オークスは彼女にとって、除外の悔しさを晴らす最高の舞台となる。


注目のミッキークイーンが遂に大舞台へ

デビューは2014年12月7日の阪神6R。結果的には断トツの1人気、単勝1.4倍を背負いながら逃げを打ったジルダに半馬身の差をつけて敗れることとなった。

しかし、新馬戦では珍しい速い流れによって他馬が34秒台後半の末脚しか出せない中、ミッキークイーンはただ一頭が次元の違う末脚を披露する。33秒7を叩き出し、衝撃的なデビューを飾った。

その後、未勝利戦を2馬身差の圧勝劇で突破し、直ぐに重賞クイーンカップ(GIII/芝1600m)へ挑むこととなる。初めての輸送が思いのほか影響を及ぼし、マイナス20キロという状態の中、キャットコインとタイム差なしの2着と大健闘した。

桜花賞では3分の2の抽選に漏れて除外になる不運を味わったが、その鬱憤は忘れな草賞で晴らされた。阪神ジュベナイルフィリーズで1人気に支持されたロカを4分の3差突き放して1着。ここで賞金を積み上げたことで文句なくオークスへの出走権を手にした。

期待されるディープインパクト×ヌレイエフ×ミスプロ配合

ミッキークイーンの母ミュージカルウェイはフランス重賞で3勝を挙げ、主に2000m前後の距離で活躍した。

ミュージカルウェイはヌレイエフ、ブラッシンググルーム、ミスプロの血を持ち、この3つの血にディープインパクトを掛け合わせることにより、ヴィルシーナやアトムが出ている。


日本に輸入されて間もなく繁殖牝馬としての実績が目立つモノではないが、過去5回の種付けが全てディープインパクトであることやミッキークイーンがセレクトセールで1億5000万円という金額で落札されているところを見ると、期待の大きさがうかがえる。ちなみに翌年のミュージカルウェイの2013は1億8000万の高値を付けている。

残された課題とは?

そんなミッキークイーンの課題となるのが「輸送」だ。

キャリアで唯一、関西圏以外で出走したクイーンカップではマイナス20キロと大きく馬体を減らしてしまった。「輸送苦」が露呈した形だ。

言うまでもなく、オークスが開催されるのは東京競馬場。輸送の克服が、クラシック制覇の第一条件となる。

中央競馬のトップトレーナーである池江泰寿調教師は1週間前追いでしっかりと仕上げ、直前は輸送を考慮したソフトな稽古にするなど工夫をこらしているが、こればかりは当日になってみないとどういう状態になるかは分からない。

ただし、クイーンカップで輸送減りしながら2着となったように、ポテンシャルの高さは折り紙つきだ。

もしオークス当日、順調な姿を見せることができるようであれば、桜花賞組の撃破という“リベンジ”が果たせるかもしれない。

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