宝塚記念は阪神内回り2200mで行われる。古馬の中長距離戦線の5つのビッグレース(天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念)の中で内回りで行われるのは宝塚記念と有馬記念だけだ。そのため、東京競馬場で行われる天皇賞(秋)やジャパンカップとは求められる適性が異なる。逆に有馬記念とは適性が近い。

よって、今回狙うべき馬は、「内回りでパフォーマンスを上げる馬」だ。


歴代好走馬の血統構成

過去5年、内回りでパフォーマンスを上げ好走した人気薄の馬は以下の通り。

2010年1着 ナカヤマフェスタ(8番人気)
2011年1着 アーネストリー(6番人気)
2013年2着 ダノンバラード(5番人気)
2014年3着 ヴィルシーナ(8番人気)

内回りは外回りと比べて、パワーや器用さや粘り強さが求められる。この4頭は血統的にその要素を持っていた。

ナカヤマフェスタは父が内回りを得意とするステイゴールドで、母父タイトスポットはヒズマジェスティ×リファールというスタミナと粘りの塊のような馬で、母母父のデインヒル(父ダンチヒ)はわかりやすく言うと、「芝を掴んで走る」ようなコーナリングが抜群に上手い馬だった。

アーネストリーは父がロベルト系のシルヴァーホーク×ダンチヒのグラスワンダーで、ロベルトもダンチヒと同様に「馬場を掴んで走る」ような馬で実際にグラスワンダー自身も宝塚記念と有馬記念を制している。また母父トニービンの母は粘り強さのあるハイペリオン2×5のクロスを持ち、母母父ノーザンテーストも同じくハイペリオン4×3のクロスを持っているのでアーネストリーの母レットルダムールは実に粘り強さのある馬だった。それは自身の3勝が全て小回りコースだったことが証明している。アーネストリーの宝塚記念制覇は血統通りだった。

ダノンバラードとヴィルシーナはともにヘイローのクロスを持つ(ダノンは3×3、ヴィルシーナは3×4)。ヘイローは器用なスピードが武器なので内回りで器用に立ち回れる馬に出ることが多い。内回り2000mで行われていた「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」を制したロジユニヴァースやダノンバラードやアダムスピークやワンアンドオンリーは全てヘイローのクロスを持っている。

この点を踏まえて、内回りでパフォーマンスを上げそうで、かつ人気薄が予想される馬を挙げてみたい。

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