クイーンカップ2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

2019年2月9日、東京競馬場でクイーンカップ(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはクロノジェネシス、ビーチサンバ、ミリオンドリームズ、レッドベルディエスらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象として、今年は登録馬が少な炒め穴馬の選定は2頭とした。


目次

クイーンCの配当傾向

過去10年を見ると、三連単の高額配当は2009年の103,280円で、その他に万馬券が7回出ている。最低配当も2014年の4,270円であり、穴馬の出番は十分にある。

単勝オッズは2009年(1,340円)を除くと全て3桁配当であり、軸馬は人気どころから選定するのが無難と言える。

馬連は万馬券こそないが2010年(6,240円)や2018年(4,010円)などの配当も出ており、相手には穴馬の選定が必要と言える。もちろん2014年(480円)や2012年(810円)のような固い配当も出ており、人気どころも無視できない。
ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 好走血統に注目

メイショウサムソン やクロフネなどのノーザンダンサー系の活躍も目立つがフジキセキ(2009年)、ダイワメジャー(2012年)、ディープインパクト(2018年)などのサンデーサイレンス系種牡馬が人気薄でも優勢と言える。

ディープインパクト ( 81- 68- 52-357)
勝率 14.5% │ 複勝率 36.0%

ダイワメジャー ( 35- 24- 29-229)
勝率 11.0% │ 複勝率 27.8%

クロフネ   ( 18- 16- 10-128)
勝率 10.5% │ 複勝率 25.6%

今年は特に出走頭数の多くなりそうなディープインパクト産駒に注目だ。

予想参考データ② 関東所属騎手が外国人騎手に注目

人気薄で激走した馬に関しては関東騎手騎乗馬が多い、外国人騎手騎乗馬も挙げられるが関西騎手騎乗馬は人気馬でこそ狙うのが良いと言える。

関東所属騎手
2016年 フロンテアクイーン(7人気/蛯名 正義騎手)
2012年 エクセラントカーヴ(6人気/石橋 修騎手)
2010年 プリンセスメモリー(10人気/勝浦 正樹騎手)
2009年 エイブルインレース(8人気/戸崎 圭太騎手)

外国人騎手
2018年 アルーシャ(7人気/ルメール騎手)
2016年 ロッテンマイヤー(6人気/フォーリー騎手)

予想参考データ③ 母系のナスルーラの血に注目

穴馬の母系に注目するとナスルーラ系の血を持つ馬が多くみられる。

2018年 アルーシャ(母父Tapit)
2016年 フロンテアクイーン(母母父プレイヴェストローマン)
2012年 エクセラントカーヴ(母父A.P.Indy)

該当馬は少ないが、今年も是非狙いたい。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはカレンブーケドール、マドラスチェック、ロカマドールだ。

カレンブーケドールは関東所属の戸崎圭太騎手が騎乗、相性の良いディープインパクト産駒であり是非期待したいところだ。

マドラスチェックは関東所属の大野拓弥騎手が騎乗、非サンデー系であるが母系での相性が良いナスルーラ系種牡馬でもある。

ロカマドールは関東所属の三浦皇成騎手が騎乗、今回出走予定馬の中で唯一母系ナスルーラの血を持つ。人気薄を覆す激走なるか期待したい。

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