今日の東京メインレースであるエプソムカップに出走したペルーサ。彼は実に不思議な魅力を持った馬です。
青葉賞を勝ち、天皇賞(秋)ではブエナビスタの2着に来るなど、実力があるのは間違いないのですが、出遅れ癖のせいか、なかなか勝ちきれません。近年では、走る気を無くしてしまったのかと思うくらい覇気が無く、2桁着順を取り続けていたのですが、それでも人気は落ちません。
今日のパドックでは、騎手や厩舎名の応援幕が多く、馬名の幕が少ない中、ペルーサの応援幕だけは5枚もありました。
ファンの方に聞くと、イケメンだから、どこか放っておけないから、見ていて飽きないから等、いろいろと理由があるようですが、1ファンである私ははっきり理由が分かりません。何故か追いかけたくなるのです。
そんなペルーサですが、今年の中山金杯辺りからは、わずかに走る気が戻って来ている感じがします。今日も、キリッとしてパドックをしっかり周回してました。馬体もハリが出てきた印象です。そしてレースでは、後方から勢いよく追い込んで6着。
6着という結果だけ見ると、大したことはないと思われがちかもしれませんが、低迷していた頃と比べると確実に上向いています。私自身、ペルーサに魅せられて贔屓目で見てしまっているのかもしれませんが、8歳でもこれから完全復活して、重賞の1つでも取ってくれるのではないかとさえ思えてしまいます。
そんな夢を見ながら、次回ペルーサが出走する際には、また応援します。