勢力図を予想
レッツゴードンキ
適正:★★★☆☆
能力:★★★★☆
安定感:★★★★★
桜花賞で逃げ切り勝ちを収めた。超スローペースの展開が有利に働いたとはいえ、2着に4馬身をつける圧巻のパフォーマンス。本当に実力がなければできない芸当だ。桜花賞のように楽には逃げられないだろうが、今回も先行力が生かせそうなメンバー構成で、2冠にむけて視界は良好だ。
ルージュバック
適正:★★★☆☆
能力:★★★★★
安定感:★★★☆☆
きさらぎ賞を51年ぶりに牝馬として勝利した。桜花賞こそ展開が向かなかったこともあって敗れたが、世代屈指の末脚を持っている。今回は直線が長くて広い東京競馬場が舞台とあって、自慢の末脚を遺憾なく発揮できそう。今度こそ勝利の美酒に酔いしれることができるか。
クルミナル
適正:★★★★★
能力:★★★★★
安定感:★★★☆☆
桜花賞で2着と健闘。後ろから競馬を進めた中で上位に食い込んだところを見ると実力は侮れない。良い末脚を持っている馬のため、ルージュバック同様、東京競馬場に変わるのは好材料だ。距離延長にも対応はできそうで、巻き返しも十分期待できる。
ミッキークイーン
適正:★★★★★
能力:★★★★★
安定感:★★★☆☆
忘れな草賞を完勝してここに臨む。桜花賞に出ていれば有力馬の1頭と考えられていた実力の持ち主。出走メンバーの中で距離延長が最もプラスとなりそうで、実力も桜花賞組に劣っていない。桜花賞除外の悔しさをここで一気に晴らせるか。
その他、瞬発力勝負となった桜花賞で最速の上がりをマークしたアンドリエッテ、桜花賞3着のコンテッサトゥーレ辺りも圏内だ。フローラステークスの勝ち馬シングウィズジョイにも注意が必要。スイートピーステークスを無敗で制したディープジュエリーは残念ながら回避となっている。
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