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2019年11月3日、京都競馬場でみやこステークス(GⅢ/ダート1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるアナザートゥルース、インティ、ウェスタールンド、スマハマ、ワイドファラオ、ヴェンジェンスらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

昨年JBC開催で開催がパスされ、2010年からの過去8年間のデータを参考にする。


みやこステークスの人気馬成績

過去8年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは2回で、2着は2回、3着は1回。それなりの信頼度だが、1倍台が2勝し、2倍台の複勝率が悪いのが気になる。

大穴を開ける馬が不在ではあるが、伏兵馬は結構連に絡む。2番人気は4勝しており、比較的チャンスになりそうな馬は多い。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 上がりの脚でなんとかなる

上がり3F 1位(2- 3- 4-1)
勝率 20.0% │ 複勝率 90.0%

ダートの中距離は前残りの傾向があり、ここも同じ。しかし、上がり3ハロンで1位だった馬、2位だった馬はかなりの確率で馬券に絡んでいる。

10番手ぐらいにいた馬が上がり1位の脚で飛んでくることはあるが、3着が精いっぱい。2年前のテイエムジンソクは4コーナー先頭にいて、上がり2位。こういうこともあるからだ。

過去に上がり最速の脚をどれだけ見せているか、ここが重要になりそう。意外と逃げは残りにくい。狙うなら5番手以内の先行馬か。

予想参考データ② 前走地方組の取捨選択

レース翌日にはJBC3競走があるが、今年は浦和開催で有力馬は結構パスをした。その中で前走地方出走馬の成績は、そこまで強調すべき数字ではない。

2年前久々にキングズガードが絡んだぐらいだが、南部杯で3着。傾向を見ると、前走地方G3なら勝利、G2以上なら2着以内か2番人気ぐらいを求めたい。

前走地方だったワイドファラオ、G3で浦和の馬、JBCスプリントでも期待されるノブワイルドに敗れた。ここではどうか。

予想参考データ③ 3歳馬の取捨選択

ダートの世界は世代交代がやや遅く、世代交代があるなら一気に訪れる、そんなイメージがあり、まさに今の4歳勢がその先頭を走る。

みやこステークスも4歳勢が6勝をしており、ここを無視することはできないだろう。他はあまりパッとせず、インティは5歳、果たしてどうか。

3歳馬は2着3回はあるが未勝利。傾向を見ると、レパードステークス1着の実績や古馬相手に人気を背負うといった形に。ワイドファラオはユニコーンステークスを勝っているが、どう扱うか。

2019年の危険な人気馬は?

インティは人気になる見込みだが、今回は59キロ、しかも武豊騎手はアメリカに向かって乗れない。川田将雅騎手に乗り替わるとはいえ、リズムが崩れ、明らかに中京のダートGⅠがメイン。無理はしないのではないか。みやこステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ワイドファラオは3つ目の消しデータに合致している。確かにユニコーンステークスは勝ったが、マイルでの勝利。レパードステークスは1800メートルで、この200メートルは大きい。しかも前走から400メートルの距離延長はどうか。

反対にスマハマは危険なデータに一つも当てはまらない。間違いなく実力はあるが、ここを勝たないとダートGⅠに安定的に出られない可能性があるので、勝負せざるを得ない。3歳馬で軽くなっているワイドファラオと同じ斤量、インティとは3キロ差、ここは勝たなくてはならないだろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、スマハマと言えそうだ。

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