カテゴリー:予想・考察

マイルCS2017の予想分析…サトノアラジン春秋マイル王へ!2つの期待と不安

(C)Ko-Mei

2017年11月19日、京都競馬場において秋のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップ(GⅠ/芝1600m)が行われる。

2014年皐月賞馬イスラボニータ、前哨戦の富士ステークスを快勝し急遽武豊騎手からムーア騎手に乗り替わりが発表されたエアスピネル、スプリンターズステークス連覇のレッドファルクス、個性派逃げ馬マルターズアポジー。

これらの強豪達が多数出走し、大混戦が予想される今年のマイルチャンピオンシップ。

今回は春のマイル王安田記念馬であるサトノアラジンにフォーカス。好走への期待と不安を挙げていこう。


期待① 前走内容とローテーション

前走は10月29日に東京競馬場芝2000mで行われたGⅠ天皇賞(秋)だったが、史上最悪の馬場とも言われた状況でキタサンブラックと武豊騎手が神がかり的な騎乗で勝利する中、サトノアラジンはいいところなく8.6秒差の最下位18着に沈んだ。

ただし、雨を極端に嫌がるサトノアラジンはパドックの段階から走る気が失せていたという話もある。

鞍上の川田騎手もレース後に「少しでも雨が降ると良くない馬」とコメントしている。

とはいえ、これだけの着差や今回の追い切り後の川田騎手のコメント「全く走ることができなかったので馬券を買ってくれていたお客さんには申し訳ない」からも必ずしも本気で走っておらず余力を残してレースをこなしたと思われる。

実際、厩舎サイドによれば、天皇賞(秋)のレース後の疲れはないとのことで、当初、この秋は3戦の予定としていたところを急遽変更し、マイルチャンピオンシップの後は昨年と同様に12月10日の香港マイルに向かうことになった。


また、前走天皇賞(秋)組は過去10年間で18頭が出走し3勝3着1回と前走レース別では最多勝利となっていて、3着以内の4頭はすべて過去にGⅠ連対経験のある馬となっていてサトノアラジンは条件に該当することからも期待が持てる。

期待② 血統

サトノアラジンの血統は父ディープインパクト、母マジックストームである。

ディープインパクト産駒は過去10年で32頭出走し、3勝2着2回3着2回と好走し、ここ5年連続で3着以内に入っている。

種牡馬別成績の中でも出走頭数が断トツに多いことから(2位がダンスインザダークの11頭)も、ディープインパクト産駒の活躍が期待できるレースと言うことができる。

不安① 年齢

年齢別では、古馬の充実期を迎える4歳が過去10年で3勝、5歳が4勝している。

サトノアラジンは6歳だが、6歳馬は過去10年で35頭が出走し、2勝2着1回3着1回と4歳馬5歳馬にどうしても見劣りする結果となっている。

まだ1度も3着以内に入ったことのない3歳馬よりは期待できるものの、不安を拭い去るほどの成績を6歳馬は残していないのが現状と言える。

不安② 天候と馬場

もう一つの不安点はやはり天候と馬場である。

サトノアラジン陣営はパンパンの良馬場でのレース開催を希望しているが、土曜日に全国的に雨が予想されている今週末、どこまで馬場が回復するかは不透明でありつつも大きな鍵を握ってくる。

稍重までなら過去に勝利した経験もあるのでこなせる可能性があるが、道悪になればなるほどサトノアラジンにとって不利な条件になることは間違いなく、運を味方につけることができるかどうかが大きな要素となってしまっている。


まとめ

春のマイル王決定戦GⅠ安田記念を7番人気ながら見事勝利に導いた川田騎手とのコンビでのぞむ今回のマイルチャンピオンシップ。

次走で出走予定の香港マイルで昨年7着に敗れた雪辱を果たすため、一足先に昨年1番人気にもかかわらず5着に敗れたこのレースでの雪辱を果たし、香港マイル制覇へはずみをつけることができるだろうか。


東スポ杯2歳S2017の予想分析…ワグネリアン、制覇への3つの期待と2つの不安

(C)@Arappa

2017年11月18日、東京競馬場で東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。

今年で22回目を迎えるこのレースは、過去にも翌年の皐月賞や日本ダービーで上位入線する馬を多数輩出するなど2歳戦の中ではクラシック登竜門として非常に重要なステップレースである。

ここでは、今回の出走予定馬中、最も有力な一頭であるワグネリアンに期待してその根拠などを述べていきたい。


期待① 前走内容

前走、9月16日に阪神競馬場芝1600メートルで行われた、2歳限定オープン特別の野路菊ステークスでワグネリアンは2着のディロスに2馬身2分の1、0.4秒差の圧勝をした。

雨・重馬場の悪条件下ではあったものの中段やや後方から進んだワグネリアンは鞍上の福永騎手も自信の騎乗ぶりで、3コーナー過ぎから新馬戦同様にごちゃつくかもしれないインには入らず外を回って進出を開始する。

そして、直線に入って気合を入れてからのワグネリアンは瞬発力を発揮し、ゴール前は持ったままでゴールインするほど余裕を残した圧勝となり、新馬・オープン特別と2連勝を飾った。

今回の出走予定馬の中で2連勝で挑むのはワグネリアンだけである。

期待② 出走回数と前走勝利

過去10年の傾向を見ると出走回数が2回以下の馬が8勝している。

また、前走勝利した馬が過去10年の中で9勝しているというデータもある。


これは、新馬戦→東スポ杯、新馬戦→未勝利戦→東スポ杯、新馬戦→特別戦→東スポ杯のいずれかの臨戦過程から挑む馬が有力ということを示している。

ワグネリアンは上記の条件にはすべて該当している。

また、2歳の若駒のレースということもあり、使い減りは心配されるところだが、ワグネリアンは2ヶ月間隔での出走と無理使いをせず、むしろ予定通りの出走プランでここまで来ているのではないかと思われる所もあり問題はない。

期待③&不安① ディープインパクト産駒

前走の野路菊ステークス、走りを見てディープインパクト産駒らしさを感じた方は多いに違いない。

父ディープインパクトと同じ金子真人ホールディングスの持ち馬、勝負服ということもあり重ね合わせやすい印象もあるかもしれない。

ディープインパクトはどんな条件でも好走したが、東京競馬場の芝/1800mという条件では過去5年の種牡馬別成績でも最も好成績を残している。

——————————————–
着別度数 勝率 複勝率
——————————————–
53-41-46-240/380 13.8% 36.8%
——————————————–

ただし、東京スポーツ杯2歳ステークスで過去に1着となったことがあるのはなぜか2011年のディーププリランテのみ。

2013年に単勝1.8倍の断トツ1番人気だったサトノアラジンが5着に敗れたのを筆頭に勝利とは縁がない点は不安材料といえるかもしれない。

不安② 長距離輸送

どんな若駒にも常につきまとう不安点である初めての長距離輸送。


栗東・友道康夫厩舎所属で新馬戦は中京競馬場、野路菊ステークスは阪神競馬場と関西圏でのレースだったワグネリアンにとって、今回は初の関東圏でのレースとなる。

来年のクラシック戦線を見据えて満を持しての東上となるわけだが、馬体重が450キロと比較的小柄のワグネリアンにとって、輸送による想定外の体重減などの影響には特に注意したい所。

陣営としても、もちろん様々な想定をした上で輸送を行うはずだが、当日の馬体重発表には注視しておかなくてはならない。

まとめ

今回、レース出走中、唯一の連勝無敗馬であるワグネリアン。

クラシック街道の先頭を走っているとも言えるワグネリアンにとって今回は試金石となる一戦となるが自身の力でもって道を切り開き、さらに駆け抜けていくレースを期待される。


マイルチャンピオンシップ2017枠順発表!決定した出走予定馬と騎手、過去10年の傾向は?

(C)MAZIMICKEY

2017年11月19日、京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(マイルCS/GI/芝外回り1600m)が行われる。

エアスピネル、イスラボニータ、サトノアラジン、レッドファルクスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

17日には枠順が確定。イスラボニータは6枠12番、エアスピネルは6枠11番、サングレーザーは2枠4番、レッドファルクスは4枠7番に入った。

なお、全枠順と、過去10年のマイルCSにおける枠順傾向は以下のとおりだ。


マイルCS・概要

2017年11月19日(日) 5回京都6日目
【11R】  第34回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝1600m・外 (C)

マイルCS2017枠順

馬名性齢斤量
11ブラックムーン牡557
12アメリカズカップ牡356
23ヤングマンパワー牡557
24サングレーザー牡356
35サトノアラジン牡657
36ダノンメジャー牡557
47レッドファルクス牡657
48マルターズアポジー牡557
59レーヌミノル牝3 54
510クルーガー牡557
611エアスピネル牡457
612イスラボニータ牡657
713グランシルク牡557
714ガリバルディ牡657
715ムーンクレスト牡557
816ウインガニオン牡557
817ジョーストリクトリ牡356
818ペルシアンナイト牡356

枠番別集計

枠番着別度数
1枠1- 1- 1-17/20
2枠1- 1- 1-17/20
3枠2- 0- 1-17/20
4枠2- 5- 0-13/20
5枠0- 1- 0-19/20
6枠1- 0- 1-18/20
7枠1- 1- 5-22/29
8枠2- 1- 1-26/30
枠番勝率複勝率単回値複回値
1枠5.0%15.0%5292
2枠5.0%15.0%1146
3枠10.0%15.0%7231
4枠10.0%35.0%7270
5枠0.0%5.0%07
6枠5.0%10.0%9034
7枠3.4%24.1%180113
8枠6.7%13.3%3829

馬番別集計

馬番着別度数
1番1- 1- 0- 8/10
2番0- 0- 1- 9/10
3番0- 0- 1- 9/10
4番1- 1- 0- 8/10
5番2- 0- 1- 7/10
6番0- 0- 0-10/10
7番1- 2- 0- 7/10
8番1- 3- 0- 6/10
9番0- 0- 0-10/10
10番0- 1- 0- 9/10
11番0- 0- 1- 9/10
12番1- 0- 0- 9/10
13番1- 1- 2- 6/10
14番0- 0- 0-10/10
15番0- 0- 3- 7/10
16番2- 0- 0- 8/10
17番0- 1- 1- 8/10
18番0- 0- 0- 9/ 9
馬番勝率複勝率単回値複回値
1番10.0%20.0%105125
2番0.0%10.0%060
3番0.0%10.0%060
4番10.0%20.0%2333
5番20.0%30.0%14562
6番0.0%0.0%00
7番10.0%30.0%10669
8番10.0%40.0%3871
9番0.0%0.0%00
10番0.0%10.0%015
11番0.0%10.0%029
12番10.0%10.0%18139
13番10.0%40.0%524217
14番0.0%0.0%00
15番0.0%30.0%0111
16番20.0%20.0%11644
17番0.0%20.0%045
18番0.0%0.0%00

ジャパンカップ2017の予想オッズ・人気と日程、出走予定馬と過去の傾向は?

(C)Yushi Machida‏

2017年11月26日、東京競馬場でジャパンカップ(GI/芝2400m)が行われる。

キタサンブラック、レイデオロ、サトノクラウン、シュヴァルグランらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

出走馬のおさらい、予想オッズの展望、過去の傾向(上位馬)を振り返っていこう。


日程・概要

2017年11月26日(日) 5回東京8日目 19頭 [仮想出馬表]
【11R】  第37回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝2400m (C)

出走予定馬・登録馬

馬名性齢斤量
アイダホ牡457
イキートス牡557
キタサンブラック牡557
ギニョール牡557
サウンズオブアース牡657
サトノクラウン牡557
シャケトラ牡457
シュヴァルグラン牡557
ソウルスターリング牝3 53
タンタアレグリア牡557
ディサイファ牡857
トーセンバジル牡557
ブームタイム牡657
マカヒキ牡457
ヤマカツエース牡557
ラストインパクト牡757
レイデオロ牡355
レインボーライン牡457
ワンアンドオンリー牡657

想定・予想オッズ

人気馬名予想オッズ
1キタサンブラック1.9
2レイデオロ3.8
3サトノクラウン5.6
4ソウルスターリング15.3
5マカヒキ16
6アイダホ16.3
7シュヴァルグラン22.9
8レインボーライン29.6
9トーセンバジル42
10イキートス42.2
11ギニョール42.5
12シャケトラ59.7
13ヤマカツエース61.8
14ブームタイム62.2
15タンタアレグリア76.7
16サウンズオブアース79.5
17ディサイファ168.5
18ラストインパクト170.5
19ワンアンドオンリー233.4

過去5年好走馬

日付馬名着順人気
2016.11.27キタサンブラック1
2016.11.27サウンズオブアース5
2016.11.27シュヴァルグラン6
2015.11.29ショウナンパンドラ4
2015.11.29ラストインパクト7
2015.11.29ラブリーデイ1
2014.11.30エピファネイア4
2014.11.30ジャスタウェイ3
2014.11.30スピルバーグ6
2013.11.24ジェンティルドンナ1
2013.11.24デニムアンドルビー7
2013.11.24トーセンジョーダン11
2012.11.25ジェンティルドンナ3
2012.11.25オルフェーヴル1
2012.11.25ルーラーシップ2

集計期間:2012.11.25 ~ 2016.11.27


マイルチャンピオンシップ2017の最新人気・予想オッズ、出走予定馬は?過去のマイルCS馬一覧

(C)Ko-Mei

2017年11月19日、京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(マイルCS/GI/芝外回り1600m)が行われる。

エアスピネル、イスラボニータ、サトノアラジン、レッドファルクスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

以下が出走予定馬と、週中時点での予想オッズの傾向、そして過去のマイルCS馬の一覧だ。


マイルCS・概要

2017年11月19日(日) 5回京都6日目 22頭 [仮想出馬表]
【11R】  第34回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝1600m・外 (C)

出走予定馬・登録馬

アメリカズカップ 牡 3 (栗) 音無秀孝
イスラボニータ 牡 6 (美) 栗田博憲
ウインガニオン 牡 5 (栗) 西園正都
エアスピネル 牡 4 (栗) 笹田和秀
ガリバルディ 牡 6 (栗) 藤原英昭
クルーガー 牡 5 (栗) 高野友和
グァンチャーレ 牡 5 (栗) 北出成人
グランシルク 牡 5 (美) 戸田博文
サトノアラジン 牡 6 (栗) 池江泰寿
サングレーザー 牡 3 (栗) 浅見秀一
ジョーストリクトリ 牡 3 (栗) 清水久詞
ダノンメジャー 牡 5 (栗) 橋口慎介
ディサイファ 牡 8 (美) 小島太
ネオリアリズム 牡 6 (美) 堀宣行
ブラックムーン 牡 5 (栗) 西浦勝一
ペルシアンナイト 牡 3 (栗) 池江泰寿
マルターズアポジー 牡 5 (美) 堀井雅広
ムーンクレスト 牡 5 (栗) 本田優
メラグラーナ 牝 5 (栗) 池添学
ヤングマンパワー 牡 5 (美) 手塚貴久
レーヌミノル 牝 3 (栗) 本田優
レッドファルクス 牡 6 (美) 尾関知人

想定人気・予想オッズ

1 イスラボニータ 3.1
2 エアスピネル 3.6
3 レッドファルクス 4.8
4 サトノアラジン 5.2
5 ペルシアンナイト 6.3
6 マルターズアポジー 13.7
7 サングレーザー 16.2
8 グランシルク 32.6
9 ウインガニオン 35.8
10 クルーガー 48.2
11 レーヌミノル 48.4
12 ヤングマンパワー 72.9
13 ガリバルディ 96.8
14 アメリカズカップ 120.4
15 ネオリアリズム 145.6
16 ブラックムーン 300.5
17 ジョーストリクトリ 339.8
18 ダノンメジャー 358.4
19 グァンチャーレ 443.8
20 ムーンクレスト 633.6
21 ディサイファ 847.7
22 メラグラーナ 906.6

過去のマイルCS馬たち

2016.11.20 ミッキーアイル
2015.11.22 モーリス
2014.11.23 ダノンシャーク
2013.11.17 トーセンラー
2012.11.18 サダムパテック
2011.11.20 エイシンアポロン
2010.11.21 エーシンフォワード
2009.11.22 カンパニー
2008.11.23 ブルーメンブラット
2007.11.18 ダイワメジャー


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