アンタレスS2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年4月18日、阪神競馬場でアンタレスステークス(GⅢ/ダート1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるテーオーケインズ、レピアーウィット、ヒストリーメイカー、アナザートゥルース、グリムらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

阪神開催になった2012年から9年間のデータを参考にしていく。


アンタレスステークスの人気馬成績

過去9年のデータを見ると、1番人気は4勝、2着は1回、3着も1回。単勝1倍台の信頼度はまずまずで、他は平均的か。

伏兵馬もそれなりに来るし、単勝万馬券レベルの馬も来ている。ただ数が少ないので取捨選択が重要である。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走地方組の取捨選択

前走地方組(5- 5- 1-20)
勝率 16.1% │ 複勝率 35.5%

前走地方で走った馬たちの成績がいい。中距離のダート重賞はこの時期は意外と少なく、マイルでは少々短さを覚える馬にとってアンタレスステークスは重要なのだ。

前走3番人気まで、もしくは3着まで、このどちらか。前走負けてからの巻き返しでよくあるのは名古屋大賞典組で、それ以外は前走の着順の勢いでここもいけるか。

アナザートゥルースは最後力尽きた感じに。グリムは長期休養明けの割にアグレッシブすぎたか。面白いのはロードブレスだが、斤量58キロでどうか。

予想参考データ② マーチステークス組の取捨選択

ここ数年毎年1頭ほど絡んでいるのがマーチステークス組、中距離のダート重賞でローテを組むとなればマーチステークスからアンタレスステークスは当然の流れである。

傾向を見ると、ここ数年では2着以内に入った馬が多く、あとはコンマ3秒差まで。ハンデ戦ではあるが、メンツもさほど変わらないので普通に使えそうだ。

マーチステークス組でチャンスがありそうなのはレピアーウィットとヒストリーメイカーぐらい。ただレピアーウィットの方が1キロ重くなるので、ヒストリーメイカーにチャンスがありそう。

予想参考データ③ それぞれの馬の前走レベル

テーオーケインズの前走は名古屋城ステークスだったが、タイム的には同条件だった東海ステークスと比べてコンマ1秒遅いだけなので、それなりのタイムだったことが言える。松山弘平騎手が騎乗停止などもあってここで乗れない。松若風馬騎手への乗り替わりは不安を誘う。

レピアーウィットやヒストリーメイカーの前走はマーチステークスだったが、前がやや速く流れ、レピアーウィットは3番手のマイペース逃げ、ここで上がり3番目のタイムを出してしまえばなかなか後ろは厳しい。流れた分もあるが、タイムが優秀。枠番的にも再現はできそうだ。

アナザートゥルースの前走はダイオライト記念だったが、前年に同じ競馬で勝った時と比べると物足りなさがあった。それでも安定的な走りを見せており、ぶった切るには勇気がいるがどうか。

グリムの前走は黒船賞だったが、中距離で走ることが多い中で短距離で逃げを打てたのに驚きがあった。1年数か月の休養は少なくとも感じなかったが、さすがに後ろに突かれて大変だったか。休養前は一定の成績を残しており、浜中俊騎手との相性もいい。面白い存在になりそう。

2021年の危険な人気馬は?

アナザートゥルースは人気になる見込みだが、去年と比べるとやや落ちるかもしれない。そうなると負ける可能性がそだけありそう。アンタレスステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、テーオーケインズは3つ目の消しデータに合致している。前走の勝ち方で人気が集まっているのだろうが、鞍上が替わるのは結構大きい問題だ。

反対にヒストリーメイカーは危険なデータに一つも当てはまらない。マーチステークスは前目にいて2着。レピアーウィットとの差はコンマ1秒だが、斤量1キロ分有利になったので差は相殺できる。このコースでも結果を出しており、問題はなさそう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ヒストリーメイカーと言えそうだ。

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