福島牝馬S2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年4月24日、新潟競馬場で福島牝馬ステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるドナアトラエンテ、パラスアテナ、ミスニューヨーク、シゲルピンクダイヤ、ロザムールらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

今年は福島の地震の影響で新潟開催となったが、同様に新潟開催にスライドした2011年の結果を参考にしていく。


福島牝馬ステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は3回、3着は1回。人気が割れやすい一方で、その中で人気に押し上げられた馬はあまり期待通りに走れていない。

伏兵馬もそれなりに絡んでいるだけでなく、今年は新潟開催なので、よりカオスな結果を生み出すかもしれない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 2011年の結果からわかること

2011年の福島牝馬ステークスは、ペースが平均ペースだったものの、前がほぼ総崩れ状態で、後方にいた馬たちが突っ込んでくる展開となった。その中で33秒3の末脚を炸裂させたフミノイマージンが制している。

フミノイマージンは、前走の中山牝馬ステークスで激走したが、東日本大震災の影響で阪神開催になっていた。実はこの中山牝馬ステークスから最後方からの競馬をするようになって才能を開花させている。末脚に賭けるのが良さそうだ。

人気馬は前目に行きたい馬が多いが、その中で後ろから勝負できそうなのがパラスアテナ。秋華賞では4着に入ったが、その時に騎乗した坂井瑠星騎手に手が戻るので注目だ。

予想参考データ② 惨敗した馬からわかること

2011年の福島牝馬ステークスでは、1番人気スマートシルエットが4.7倍で相当割れていたことがわかる。スマートシルエットが7着、2番人気ディアアレトゥーサが8着だった。

スマートシルエットの場合、新潟で結果を出していたので人気になるのは仕方なかったが、重賞での経験が乏しかったことが大きかった可能性がある。ディアアレトゥーサに関しては前目の競馬で残せなかったのが大きかったか。これはスマートシルエットにも当てはまる。

ドナアトラエンテは前目での競馬をする馬で、外目の枠になった。家賃の高さという点で前走はまさにスマートシルエット状態。良馬場で見直したいところではあるが。

予想参考データ③ それぞれの馬の前走レベル

ドナアトラエンテ、ロザムールなどの前走は中山牝馬ステークスだったが、あの不良馬場ではマジメな寸評をするのもどうかと思うレベル。ただロザムールは54キロと2キロ増なので、前回の再現は難しそうだが。

パラスアテナの前走はアメジストステークスだったが、前半はやや速めに流れたからか、前目にいた馬たちはうまく対応できたとは言い難かった。その中で末脚を炸裂させたスパイラルダイブやパラスアテナが上位に来たが、ハンデ戦を考慮すれば、パラスアテナは大健闘の部類。事実上のトップハンデであり、3着でも十分。

ミスニューヨークの前走はスピカステークスだったが、平均ペースで流れ、前目にいた馬が残りそうな展開ながら、きっちりと差し切ったのがミスニューヨークだった。同日開催のスプリングステークスより勝ちタイムが速く、ペースが違ったとはいえ、素直に評価していい部類か。

シゲルピンクダイヤの前走は愛知杯だったが、逃げ馬がかなりのハイペースで流れ、シゲルピンクダイヤの位置でもマイペース逃げとはいかなかった。最後方にいた馬たちで決まるのは無理もない。実は前々走2着だった中日新聞杯よりタイムは良かったが、ペースに泣かされた形だ。

2021年の危険な人気馬は?

ロザムールは人気になる見込みだが、前走は不良馬場でうまくハマった感がある。54キロと斤量増になり、同じことができるかは疑問だ。福島牝馬ステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、シゲルピンクダイヤは3つ目の消しデータに合致している。休み明けの成績が微妙で、叩いてナンボなところがある。

反対にパラスアテナは危険なデータに一つも当てはまらない。前走はハンデを考えれば十分やれていた。はっきり言えばメンバーが手薄、久しぶりの54キロなら面白味はある。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、パラスアテナと言えそうだ。

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