アルビアーノの血統や将来性は?スワンS1着馬を徹底分析

10月31日に京都競馬場で行われたスワンステークス(GII/芝外回り1400m)でハーランズホリデイ産駒のアルビアーノ(牝3)が古馬を一蹴した。

2番人気に指示されると、スタートから中団で競馬を進める。直線では先行馬たちが潰れる中で末脚を伸ばし、追いすがるフィエロやオメガヴェンデッタを退けて1着入線。フラワーカップに続き、重賞2勝目を挙げた。

アルビアーノの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。


血統評価は?

アルビアーノは父ハーランズホリデイ、母アンティクス、その父アンブライドルドという血統。

ハーランズホリデーは日本でもすっかり馴染み深いストームキャット系。母方は北米三冠馬アファームドが配されている。2002年のフロリダダービーなどGI2勝を挙げ、ドバイワールドカップで2着になった実績を持っている。

母のアンティクスは未出走ながら兄弟にArch、Acoma、Festival of LightといったGI、重賞ウィナーがいる良血馬。近親に阪神3歳牝馬ステークスの勝ち馬ヤマニンパラダイスやダートのオープン馬キズマらがいて、血統レベルは高いレベルにある。

ハーランズホリデイは主に中距離のダートで活躍した。ストームキャットの系統は日本だとダートや短距離で力を発揮する傾向にあるため、前走のマイル戦からの距離短縮がハマったと考えられる。

今後もこの路線で力を発揮していくことだろう。

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