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2018年9月2日、新潟競馬場で新潟記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。グリュイエール、セダブリランテス、メートルダール、スズカディープ、ブラストワンピースらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。


データ① 実績

勝ち馬10頭中7頭が芝の重賞勝ち馬で、うち6頭が芝2000mの重賞を勝っていた。重賞未勝利だった3頭には、芝2000mの重賞で3着以内の実績があった。

また、勝ち馬10頭中8頭が左回りの芝レースで勝っていた。残る2頭は新潟の芝レースで2着があった。

データ② 前走

勝ち馬10頭中9頭の前走が同年7月以降の芝重賞で、その内訳は小倉記念6頭、七夕賞・函館記念・クイーンSが各1頭。サマー2000シリーズのレースから参戦する馬が中心になる。

なお、前走からレース間隔が3か月以上空いた馬は【1・0・2・19】。

データ③ 年齢

3歳  【0・0・0・6】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)
4歳  【2・2・2・18】(勝率 8.3%、連対率16.7%)
5歳  【4・4・5・42】(勝率 7.3%、連対率14.5%)
6歳  【1・2・2・38】(勝率 2.3%、連対率 7.0%)
7歳  【3・2・1・21】(勝率11.1%、連対率18.5%)
8歳以上【0・0・0・12】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)

データ④ 性別

牡・騸馬【8・10・10・115】(勝率 5.7%、連対率12.8%)
牝馬  【2・0・0・ 24】(勝率 7.7%、連対率 7.7%)

牡馬が優勢だが、牝馬の優勝は16番人気と10番人気で、単勝回収率は驚異の440%。大穴を狙うなら牝馬がオススメ。

データ⑤ 所属

美浦【4・5・4・65】(勝率 5.1%、連対率11.5%)
栗東【6・5・6・72】(勝率 6.7%、連対率12.4%)

勝利数、勝率とも関西馬が優勢。

データ⑥ ハンデ

勝ち馬10頭中7頭がハンデ55~56.5kgで、この範囲はが理想。残る3頭のうち、2頭は牝馬(ともに52kg)で、もう1頭の2011年ナリタクリスタル(57.5kg)は前年の覇者だった。

トップハンデは【1・1・0・11】と劣勢。優勝したのは前述のナリタクリスタルで、同馬は2010、11年と連覇したが、58kgを背負った翌年は10着に敗れた。

データ⑦ 人気

1番人気【1・2・0・7】
2番人気【1・1・0・8】
3番人気【0・0・2・8】

勝ち馬10頭中8頭が5番人気以下で、2008年には16番人気が優勝するなど、波乱傾向。

結論

中心となるのは、2走前の七夕賞を勝ったメドウラーク。左回りでの勝利実績もあり、小倉記念からの参戦でハンデ56kgと、いずれも理想的だ。7歳と高齢だが、このレースでは好成績を残しており、全く問題ない。ここで5着以内に入ればサマー2000シリーズ優勝が確定するだけに、陣営も力が入るところだろう。

もう1頭の小倉記念組であるストーンウェアは、全5勝中4勝を左回りで挙げている。重賞で3着以内はないが、前走が5着で、オープン特別で2着が2回あり、まずまずと言える。

函館記念から参戦するマイネルハニーは、芝1800mで重賞を勝ち、左回りの芝2000mでオープン特別を勝っている。チャンスは十分だ。

メートルダールは左回りの芝2000mで中日新聞杯を勝っており、今回と同じ新潟芝2000mの新潟大賞典でも3着の実績がある。4月の大阪杯10着からレース間隔が空いた点と、ハンデ57kgがカギになりそうだ。

3歳のブラストワンピースは、重賞勝ちに加えて、左回りでも2勝と実績面はクリア。3歳は過去10年で6頭と出走自体が少ないものの、重賞勝ち馬3頭を擁しながら全て4着以内に敗れているだけに、これをどう見るか。

トップハンデは57.5kgのセダブリランテス。重賞を2勝し、新潟芝でも勝利実績があり、実績は申し分ない。夏競馬から参戦する馬が優勢の傾向で、中山金杯1着以来8か月ぶりになるだけに、割り引きは必要だろう。

牝馬もコパノマリーン、ベアインマインドと2頭が出走するが、ともに格上挑戦であり、さすがに厳しいか。

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