カテゴリー:回顧

ビッグアーサーの血統やGI制覇の可能性は?オパールS1着馬を徹底分析

(C)T.T

10月10日に京都競馬場で開催されたオパールステークス(OP/芝内回り1200m)はサクラバクシンオー産駒のビッグアーサーが1番人気に応えて圧勝した。

道中、好位につけると、直線では鋭く伸びて後続を突き放し、3馬身差で快勝した。

ビッグアーサーの血統背景や将来性はどんなものなのだろうか? 徹底分析を行っていこう。

血統評価は?

血統評価は水無月ステークスを勝った際の記事から抜粋する。

ビッグアーサーは父サクラバクシンオー、母シヤボナ、その父キングマンボという血統。

サクラバクシンオーは2011年4月30日に心不全のためにこの世を去った。ビッグアーサーは残された数少ない産駒の1頭というわけだ。

母のシヤボナや母母のレリッシュは競走馬としての実績はないが、母母母のリーロイはアメリカとフランスで4勝を挙げている。この4勝の中にはGIサンタアナHなどが含まれている。

もっとも、近親に活躍馬はあまりいない。兄のブロードスターは芝の中距離で走っているが、準オープンで頭打ちといったところだ。母系のスケール感としてはやや物足りない。よって血統的には大成の可能性に言及しにくい。

もっとも、その戦績を見ると、サクラバクシンオーの後継者として期待をかけたくなってしまう。

【次のページヘ】ビッグアーサーの秀逸な戦績って?

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エイシンヒカリと武豊騎手が毎日王冠を制覇!ディープ産駒2頭目の快挙とは?

(C)minafl

10月11日に東京競馬場で行われた毎日王冠(芝1800m)でディープインパクト産駒のエイシンヒカリ(牡4)が重賞連勝を果たした。

武豊騎手を鞍上に好スタートを切ったエイシンヒカリは淡々とした逃げを打つ。直線では後続を寄せ付けず、伸びてきたディサイファらを退けて優勝。前走のエプソムカップに続き、東京芝1800mの重賞を制した。

エイシンヒカリの血統や将来性はどういったものなのだろうか?

血統評価は?

血統評価は2走前の都大路ステークスを勝った際の記事から抜粋する。

エイシンヒカリは父ディープインパクト、母キャタリナ、その父ストームキャットという血統。

ディープインパクト、母父ストームキャットといえば、13年の桜花賞馬アユサン、同年ダービー馬のキズナや、昨年のエリザベス女王杯を制したラキシスなど数々の活躍馬を送り出している配合だ。デビューが3歳の4月と遅れたこともあり、まだキャリアは7戦のみ(※エプソムカップで8戦目)。血統背景を考慮しても、まだまだ伸びしろを感じさせる。

距離適性はどうだろう。エイシンヒカリの母母父はカロで、13年の青葉賞を制したヒラボクディープと父、母父、母母父が同じ。つまり8分の7同血である。そのヒラボクディープは2400mのGIIを勝っていて、他のディープ×ストームキャットの出世馬も中距離重賞で活躍している。

ただし、この馬自身は気性面を考慮すると現状のベストはやはりマイルから2000mだと考えられる。ベスト条件は天皇賞秋か、あるいはマイルチャンピオンシップか。

【次のページヘ】ディープ産駒として2頭目となった珍しい事例って?

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イモータルはなぜサウジアラビアRCで負けたのか?敗因は血統にあり?

(C)Ko−Mei

10月10日に東京競馬場で行われたサウジアラビアロイヤルカップ(芝1600m)でマンハッタンカフェ産駒のイモータル(牡2)はブレイブスマッシュに敗れて重賞制覇を逃した。

なぜ単勝2倍という圧倒的な1番人気に応えられなかったのだろうか?

その背景には“血統的要因”があったと考えられる。

敗因は血統面か

はじめに断っておくと、イモータルは才能を秘めている。

イモータルの重賞制覇は時間の問題?血統と新馬戦で見せた大器の片鱗とは?

この記事に書いてあるように、重賞で勝つのは時間の問題だろう。事実、サウジアラビアRCでも人気を裏切ったとはいえ、僅差の2着だったのだから。

では、そんな才能を秘めたイモータルはなぜ勝てなかったのか? その最大の要因は血統だと考えられる。

イモータルはマンハッタンカフェを父に持っている。このマンハッタンカフェこそ、ある種の“足枷”になっているのだ。

マンハッタンカフェは現役時代、菊花賞、有馬記念、そして天皇賞春を勝っている。ここから考えられる同馬の特徴は……

・晩成型
・中長距離が得意

というものだ。クラシックホースとはいえ、春の皐月賞、ダービーに間に合わないような血統だった。距離適性を見ても2000m以上を得意としている。よって、今回イモータルが挑んだ「2歳マイル重賞」というのは明らかに適正外だったわけだ。

事実、マンハッタンカフェ産駒の成績を振り返ると納得できるのではないだろうか?

【次のページヘ】マンハッタンカフェ産駒の“真実”とは?

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ブレイブスマッシュの血統や将来性は?サウジアラビアRC1着馬を徹底分析

(C) Yusuke Tsutaya

10月10日に東京競馬場で行われたサウジアラビアロイヤルカップ(芝1600m)でトーセンファントム産駒のブレイブスマッシュ(牡2)が重賞初制覇を飾った。

道中、5、6番手につけて直線で鋭く伸びて先行馬たちを捉えると、イモータルらを振り切って優勝した。

ブレイブスマッシュの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。

血統評価は?

ブレイブスマッシュは父トーセンファントム、母トーセンスマッシュ、その父トウカイテイオーという血統。

トーセンファントム産駒は重賞初制覇となった。トーセンファントムは現役時代にサウジアラビアRCの前身いちょうステークスを勝ち、次走の東スポ杯2歳ステークスでローズキングダムの2着になった実績を持っている。故障によって大成できなかったものの、ポテンシャルが高かったと考えられる。

母や母母のアナスミラビリンスは繁殖牝馬として目立った活躍馬を出していなかった。しかし、血統を遡るとかなりの良血馬であることが分かる。

母母母はスカーレットブルー、母母母母はスカーレットインクという“スカーレット一族”に属している。言うまでもなく、ダイワスカーレットやダイワメジャーを輩出した超名門一族だ。

近親という意味では目立った活躍馬はいないものの、母系に秘めていた才能がここに来て開花した。

父がこの条件(このレース)に適性があり、母系が良血という血統だったため、今回の激走も「納得」ということができるだろう。

【次のページヘ】将来性は?当面の目標、朝日杯FSで輝けるのか?

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リアファルの血統や菊花賞での可能性は?神戸新聞杯1着馬を徹底検証!

(C)masakin0712

9月27日に阪神競馬場で神戸新聞杯(GII/芝外回り2400m)が開催され、3番人気のリアファル(牡3)が逃げ切り勝ちを収めた。

スタートからハナを切ったリアファルはスローペースに展開を落ち着ける。直線でも脚色が衰えることなく、リアルスティールらをおさえて1着でゴール板を駆け抜けた。

リアファルの血統や今後はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。

血統評価は?

リアファルは父ゼンノロブロイ、母クリソプレーズ、母父エルコンドルパサーという血統。

ゼンノロブロイ産駒の3歳牡馬による重賞制覇は2010年の青葉賞におけるペルーサ以来となった。

母のクリソプレーズは繁殖牝馬として大成功を収めている。リアファルの他にダートGI馬のクリソライトを輩出。父ディープインパクトのマリアライトはマーメイドS2着、オールカマーで5着と、秋の牝馬重賞戦線をにぎわす存在になるはず。

近親にはジャパンカップダートの覇者アロンダイトらがいる良血馬だけに、今後が楽しみな存在になりそうだ。

【次のページヘ】菊花賞での期待と課題とは?

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