(C)Arappa

重賞連勝、完全なる本格化。

2月17日に京都競馬場で行われた京都牝馬ステークス(G3/芝1400外回り)はミスパンテールの優勝に終わった。レースを分析していきながらミスパンテ-ルがレースを制したポイントやソルヴェイグ、ワンスインナムーンなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

2018年 2月17日(土) 2回京都7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第53回京都牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)[指定] 芝・外 1400m 12頭立

馬名S性齢
ミスパンテール牝41
デアレガーロ牝44
エスティタート牝55
エンジェルフェイス牝59
ワンスインナムーン牝53
ヴゼットジョリー牝48
ミスエルテ牝46
オーヴィレール牝57
タマモブリリアン牝512
10サザナミ牝610
11ソルヴェイグ牝52
12アリンナ牝411

LAP 12.4-11.4-12.3-12.2-11.8-11.3-11.6
通過 36.1-48.3-60.1-71.4  上り 70.6-59.2-46.9-34.7  平均 1F:11.86 / 3F:35.57

払い戻し

単勝  8 \310
複勝  8 \140 / 10 \180 / 12 \250
枠連  6-7 \820 (1)
馬連  08-10 \860 (1)
ワイド 08-10 \370 (2)/ 08-12 \660 (7)/ 10-12 \970 (14)
馬単  08-10 \1580 (3)
3連複 08-10-12 \2930 (7/220)
3連単 08-10-12 \10260 (17/1320)

レース分析

レースのラップを見ると後半の3ハロンが前半に比べて1.4秒も速く完全な上がり勝負だったと言える。牝馬特有の切れ味が求められるレースだったと言えるだろう。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ミスパンテール

直線を向いたときはまだブービーあたりの位置にいたがそこから長く脚を使いしっかりと届いて見せた。前走ほどの瞬間的な決め手ではなかったがやはり確かな末脚は大きな武器だ。ヴィクトリアマイルの有力候補と見て間違いないだろう。

2着 デアレガーロ

勝ち馬の内から併せる形で並んで追い上げ連対を確保。4歳馬のワンツーとなった。ミスパンテールには力負けだったが牝馬重賞戦線ならこれからも十分通用する。それにしてもマンハッタンカフェ牝馬は良く走る。

3着 エスティタート

中団から進め外を早めに進出したが最後は2頭の決め手に屈した。もうひと溜めあればさらにきわどかっただろうが力は出し切っている。

5着 ワンスインナムーン

香港遠征から戻り馬体は戻っていた。スンナリ前に行けたが案外の粘りだった。瞬発力を問われるレース展開では良さが半減する。

11着 ソルヴェイグ

番手を進んだが直線はばったり。平坦京都の1400でここまで負けたとなると完全にスプリンターと化した可能性が高い。暖かい時期のスプリント戦で再考。

まとめ

ミスパンテールはそれからまだ1年も経っていない昨年のチューリップ賞での走りから注目を集めた。しかし一度はトップクラスの壁に完全にぶち当たり、このまま埋もれるかと思われたところからまた見事な活躍を見せている。充実の4歳春、自慢の決め手を武器に大きなタイトルに再度挑戦できそうだ。早ければ悲願はこの春にも成就するだろう。

文=櫻井秀幸

おすすめの記事