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ホップ、ステップ、ジャンプで見事な重賞初制覇。

2月18日に小倉競馬場で行われた小倉大賞典(G3/芝1800)はトリオンフの優勝に終わった。レースを分析していきながらトリオンフがレースを制したポイントやダッシングブレイズ、スズカデヴィアスなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

2018年 2月18日(日) 1回小倉4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第52回小倉大賞典
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際) 芝 1800m 16頭立

馬名S性齢
トリオンフセ41
クインズミラーグロ牝615
スズカデヴィアス牡74
ダッシングブレイズ牡63
マサハヤドリーム牡67
サトノスティング牡713
ハッピーユニバンス牝612
サトノアリシア牝48
ケイティープライド牡816
10タイセイサミット牡510
11ストレンジクォーク牡65
12クラリティスカイ牡614
13ヒットザターゲット牡1011
14ウインガナドル牡46
15ヤマカツライデン牡69
ダノンメジャー牡62

LAP 12.3-11.1-11.8-11.9-12.4-12.1-11.6-11.1-11.8
通過 35.2-47.1-59.5-71.6  上り 70.9-59.0-46.6-34.5  平均 1F:11.79 / 3F:35.37

払い戻し

単勝  13 \230
複勝  13 \140 / 16 \1660 / 1 \250
枠連  7-8 \3370 (13)
馬連  13-16 \14620 (39)
ワイド 13-16 \4690 (48)/ 01-13 \560 (3)/ 01-16 \9620 (80)
馬単  13-16 \19180 (61)
3連複 01-13-16 \34380 (104/560)
3連単 13-16-01 \163430 (486/3360)

レース分析

レースのラップを三分割すると、35秒2、36秒4、34秒5となっており瞬発力が問われるレースだったことがわかる。しかし上がりが33秒台の馬は居らず決め手勝負の混戦だった。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 トリオンフ

三連勝で見事にタイトルを獲得。直線を向いたあたりではすでに先頭をうかがう位置で強気の運びだったが最後まで脚色衰えず突き抜けて見せた。

エアスピネルを続けて一蹴したようにここにきての能力アップが凄まじく、今回以上に強い相手に混ざっても勝ち負けできる可能性も十分だ。タートルボウル産駒も初の重賞勝ち。魅力的な個性派が誕生した。

2着 クインズミラーグロ

人気急落に反発するように地力を見せた。直線内目からの強襲には良いころのキレが戻っている。近走思い切って前に行ったのもよいカンフル剤になったか。実績馬が復活の兆しを見せている。

3着 スズカデヴィアス

故障したダノンメジャーのアオリを喰ってしまい勝負所でスムースさを欠いた。それを考えればよくここまで詰めていると言える。まともなら勝ち馬に迫っていた可能性も高い。

4着 ダッシングブレイズ

中団からまずますの脚を見せたが伸び負ける形でこの着順に。本来ほどの脚を使えなかったのは休み明けと+10キロの馬体の影響か。次走は叩かれての前進が見込めるだろう。

競走中止 ダノンメジャー

2番人気に推されていたが最終コーナー手前で故障発生。残念ながら予後不良となった。クラシック候補と騒がれながらも大成できず、しかしその後も長らく重賞戦を賑わせた彼の逞しい競走馬生活を忘れない。

まとめ

川田騎手を背にこの舞台を同じく力強く駆け抜けたラストインパクトは後にジャパンカップで連対、ドバイでも好走するまでに成長した。トリオンフも同じくさらに大きく羽ばたけるだろうか?

去勢後はまだ掲示板を外しておらず、減ったいた馬体重も去勢前の水準まで戻ってきており充実ぶりが伺える。フェイムゲーム、ノンコノユメ、トリオンフ。走ることが宿命で、勝つことが使命である馬たちの底力を見た週末だった。

文=櫻井秀幸

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