日本ダービー・皐月賞・菊花賞(2016年)JRAクラシック番付牡馬編/7月第3週

皐月賞編

皐月賞は中山芝2000mで行われる。クラシック第1戦は小回りの中山で行われるため、瞬発力より器用さや立ち回りのうまさが求められる。ダービーよりややマイナー血統が台頭するレースのため、コテコテのクラシック血統はややマイナスになる。

横綱 タニセンビクトリー ←NEW!!
大関 プロディガルサン
関脇 アストラエンブレム
大関 レッドヴェルサス
関脇 ヒプノティスト
小結 ポルトフォイユ
前頭筆 ―

ここではタニセンビクトリーを筆頭とした。

福島競馬場は「タフな芝」、「小回り」、「右回り」という点で中山競馬場と共通している点が多い。そこを高いパフォーマンスで勝ち抜いたのだから、一定の評価は与えて良さそう。福島の新馬戦上がりというとレベル的に疑問符がつくが、歴代最高級の走りだったのだから、期待は持てるはずだ。

ダービーでは厳しそうなアストラエンブレムも皐月賞なら面白そう。父ダイワメジャー、母ブラックエンブレムという良血馬。半兄は弥生賞2着、皐月賞4着のブライトエンブレムだ。ダイワメジャー産駒のため、立ち回りはうまいはず。ダービーは距離の壁に直面しそうで、皐月賞やNHKマイルカップのほうが向きそうだ。

ヒプノティストもクロフネ産駒ということでダービーは厳しそう。今年の皐月賞で同じクロフネ産駒のクラリティスカイが5着に粘り込んだように、中山なら可能性はありそうだ。

●詳細→ヒプノティストの血統や将来性は?新馬戦勝ちのクロフネ産駒を徹底分析

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