(C)はねひろ

2017年12月17日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークス(GI/芝1600m)が行われ、レベルの違いを見せつけたダノンプレミアム(牡2/ディープインパクト産駒)が見事勝利した。2着は中団後方から追い込んできたステルヴィオ、3着はタワーオブロンドンとなった。

ダノンプレミアムは無傷の3連勝でGIを勝利したが、この勝利は中内田厩舎にとっても初GIタイトルであった。

勝者、敗者をわけた“分岐点”はどこにあったのだろうか? 振り返っていくことにしよう。


結果・着順

2017年12月17日(日) 5回阪神6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第69回朝日杯フューチュリティS
2歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 16頭立

馬名性齢
ダノンプレミアム牡21
ステルヴィオ牡23
タワーオブロンドン牡22
ケイアイノーテック牡25
ダノンスマッシュ牡24
ファストアプローチ牡29
カシアス牡210
フロンティア牡26
ダブルシャープ牡27
10アサクサゲンキ牡28
11ケイティクレバー牡213
12ライトオンキュー牡214
13ムスコローソ牡212
14アイアンクロー牡216
15ヒシコスマー牡211
16イシマツ牡215

LAP 12.6-10.8-11.8-12.0-12.1-11.3-11.0-11.7
通過 35.2-47.2-59.3-70.6  上り 69.9-58.1-46.1-34.0  平均 1F:11.66 / 3F:34.99

払い戻し

単勝  1 \230
複勝  1 \110 / 10 \140 / 3 \130
枠連  1-5 \530 (2)
馬連  01-10 \550 (2)
ワイド 01-10 \230 (2)/ 01-03 \210 (1)/ 03-10 \330 (3)
馬単  01-10 \840 (2)
3連複 01-03-10 \700 (1/560)
3連単 01-10-03 \2630 (2/3360)

レース分析

レースラップは以下の通りである。

12.6-10.8-11.8-12.0-12.1-11.3-11.0-11.7(35.2-34.0)

1枠ダノンプレミアムの好スタートで2歳マイル王を決める一戦の幕が開いた。ケイティクレバーがハナを切り、2番手にファストアプローチ、好位の内目にダノンプレミアムが位置を取った。中団の真ん中にタワーオブロンドン、そして中団後方にステルヴィオが続いた。

2F目はやや出負けしたケイティクレバーが押してハナを取りに行ったためペースが上がったが、3角に入って11.8-12.0とペースが緩んだ。4角でも12.1と緩んだままレースが進んだが、4角後半から出口にかけての下り坂で11.3、ラスト2F目は11.0と一気にペースが上がった。

4角で先頭のケイティクレバーの鞍上小林徹弥の手が動き、逃げ残りを図ったが、好位から楽な手応えで先頭を捕らえたダノンプレミアムが1着入線した。

ダノンプレミアムの後ろから進出したタワーオブロンドンだったが、後方から追い込んで来たステルヴィオにゴール前で交わされて3着となった。4着にはステルヴィオと追い込んで来たケイアイノーテック、5着は内から馬群を縫って差してきたダノンスマッシュが入線した。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ダノンプレミアム

抜群のスタートを決めたが、前にケイティクレバー、ファストアプローチが行ったことで少し掛かったように見えた。3番手内にポジションを取って道中ロスなく進んだ。

4角後半の下り坂でもスムースに加速して先頭に離されなかった。直線でファストアプローチが外に進路を取ったことで前が開き、楽な手応えで早々とケイティクレバーを抜き去った。

その後後続に並ばせることなく、あの位置から上がり最速の脚でゴール板を通過した。川田騎手にはゴール前で馬を讃える仕草が見られ、余裕の完勝だったと言える。来春が非常に楽しみである。

2着 ステルヴィオ

まずまずのスタートから控える形で中団後方にポジションを取った。直線入り口でケイアイノーテック、ムスコローソに挟まれて厳しい展開になったが、狭いところをこじ開けて伸びて来た。

挟まれることなくスムースに直線運べれば…とも思うが、今回ばかりはダノンプレミアムの完勝で、こちらに勝ち目はなかったかと思われる。阪神JFのオルフェーブル産駒に続く、新種牡馬(ロードカナロア)のGI勝利とはならなかったが、十分力を示すことはできた。

3着 タワーオブロンドン

悪くないスタートでゲートを出て、ダノンプレミアムの後ろにつくように中団からの競馬をとった。道中もダノンプレミアムをマークするようにレースを運んだ。

直線を向いて勝ち馬の通った進路を追って進出するも、スピードについていけず離されていった。その後しぶとく脚を使って2番手に躍り出るが、外から伸びて来たステルヴィオにゴール前で交わされて3着での入線となった。


4着 ケイアイノーテック

道中タワーオブロンドンの後ろ、中団内でレースを進めた。直線を向いたところで外に出そうとするも、ステルヴィオと進路を争う形になった。先に抜け出して外から前を懸命に追ったが、後ろから追い込んだステルヴィオに交わされて4着となった。

5着 ダノンスマッシュ

スタートで躓き、13番のアイアンクローに当たったことで出遅れるような形となった。ステルヴィオの内、中団後方にポジションを取ってロスなく道中運んだ。ケイアイノーテック、ステルヴィオが外を選択する中、ダノンスマッシュは直線で内を選んだ。内から馬群を縫って脚を伸ばし、5着での入線となった。


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